無題 A man to whom cattleya is possessed

カトレア原種の魅力に取り憑かれて 

C.labiata fma. concolor `Walter Dreher'

2008-09-22 22:33:34 | C.labiata
秋を告げるラビアタ2株目

今期は蕾の腐れも無く無事に開花
コンカラーって面白みに欠ける花かなって、ずっと思っていたけれど
実物を見て非常に綺麗な色をしています
目の疲れが無い色
優しい表情をしています

リップに僅かに入る筋がいい具合

NS13cm

近頃、カメラを購入するか検討中
やはり憧れの一眼レフ
価格も調べたけど、なかなかしますね
蘭のような繊細な色彩を撮るのって非常に難しいです
赤が飛んでしまって質感が伝わらなかったり、ベタッと立体感の無い写真だったり
難しいけど、面白い

さて~湿気もなくなってきて秋本番

もう少ししたら今期こそ、温室?
考えなくてはならないです

Phal.violacea

2008-09-18 22:45:12 | Phalaenopsis
9月も半ばになりました
朝になると空気はヒンヤリト澄んでいます

皆様、風邪などひいていないでしょうか
季節の変わり目は気を引き締めていかなくてはいけない気もします
厳しい残暑も峠が越した気がします
今年はさほど、、、きつくなかったような?
そんな気もします

音楽活動に備えた機材も買い揃えて、スロウに開始します
でも、一つ気がついた
人の目を気にしたり、人の感情を追ったり、人の評価を気にすれば気にするほど
音楽って本当につまらなくなるもの
自分だけの小さな箱庭だとなんでこうも楽しいのだろうと思うこともあります
その隙間から何か公表できればいいでしょうね


さて、4個体ヴィオラセアを紹介です

この花に対してはなぜか思い入れがあるんです

それは昔々、小学生の時、この花は高嶺の花でそうそう買えるものではありませんでした
一鉢3000~5000円くらいかなぁ?
高い個体は1万円位していたような記憶もあります

当時は車で蘭園など回れるはずも無く入手経路は通販でした
通販で購入しては小さな株をよく手に取っていたものです
温度の保てない部屋でいつもいつも腐らせては諦めていた花でした

小さな株では冬を乗り越えれるはずも無くいつも枯らしていました
その花は本の中でしか見たことの無いものでした

個体差も激しく、なかなか良い花は見かけることも少ない気がします
今となってはこの花に価値を見出す人は少なくなってきているのかもしれません
あの時見た有名個体はまだ生存しているのかな?
そうやって流行り廃りが、蘭の世界にもあるなぁ・・・
ぼんやり思いながらも一鉢、また一鉢、隣の鉢と鉢
見比べて見比べて選別してきました
別の場所に行くともう一鉢並んでいて・・・
なんということか3鉢も手にしてレジへ向かいました

あれから10数年後、今回手に取ったこの花3鉢でたった1470円です
買うつもりも無かったのになんと言うことでしょう・・・

どれも捨れがたい魅力を備えていて甲乙つけられないものです
一番最初に最初の花が一番優秀
でもこの花の色彩はドキッと心奪われます