三田市議会議員 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

暑ーい夏は川ガキが最高!

2010年08月22日 | 生活・教育
 昨日「三田の教育フォーラム」が開催されました。
 講演では、ノーベル化学賞を受賞された白川秀樹先生から幼少時代、中学生時代、高校生時代はどのような子どもだったのかについて語ってくださいました。
 また、時間、地球のこと、宇宙など、未だに解明されていないことばかりであり、何でもわかったつもりでいては、何も発見することはできない。また、生物にしても発見されて名前がついている以上に名前がついていないものが圧倒的に多く、あくなき探究心が大切であると会場の子どもたちに語りかけます。
 
 さて、午前中には「武庫川の治水を考える連絡協議会」が主催したカヌー教室や川の生き物調査を見学に行きました。
 この行事は、兵庫県が多自然型工法等を用いて造成した三田市藍本駅近くの「日出坂洗いぜき」で毎年開催されているもので、今年は、児童とその家族の約30人とスタッフを入れて50人でやってきました。
 カヌー教室は、洗いぜき上流部で行われており、川の流れも緩やかで腕力の弱い子どもたちでも十分カヌーが楽しめます。
 また、洗いぜき下流(写真)では、カヌー教室を待っている間に親子で川の中に棲む生き物を網で捕獲し、生き物の名前をスタッフに教えてもらう生き物教室が開催されていました。
 川遊びは最近「危険」だということで子どもたちが川に近づかなくなり、川での生き物を捕る方法など、一昔前は、子どもグループの先輩から教えてもらっていたことが、最近は、大人が教えないとだめな時代に入ったとも言えます。
 
 白川先生は、小学生の頃、昆虫に夢中になっていた時期があると話されていました。昆虫を知ることでいろいろな関連する書物を読むようになったようです。
 私の幼少の頃も海や川、山が遊び相手でした。特に海での生き物との遭遇には、生き物の形や色に至るまで「不思議」を常に感じていました。
 白川先生のあくなき探究心もおそらく昆虫との出合いから始まったのでしょう。
 
 自然の中での体験から得られる学びは、机上で学ぶ以上のものがあると思います。
 川や危険なところに近寄るな!は、我が子を危険から回避させる親心ですが、自然から学ぶ機会を奪っていることにもなります。
 こうしてみると、午前中の川で遊ぶ子どもたちの姿と午後の白川秀樹先生の講演会での話は、まったく別の話しではないことに気づきます。
 少子化の時代で、子どもが大切にされる時代であり、喜ばしいことではありますが、自然から学ぶことを忘れないようにして行きたいものです。

 PS・・昨日の午後は教育フォーラムに出席していて、興南高校の優勝シーンを見逃してしまいました。悲願の夏の優勝!本当におめでとうございます。
 仕事の都合で今年は興南高校を一度も甲子園での応援に駆けつけることができませんでしたが、さぞや妻の実家である久米島のご親戚のみなさんは、大喜びしていることでしょう!
 私は、TV番組を見ながら少し多めのビール(焼酎がなかったのが残念!)でお祝いしました。
  
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