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三田市議会議員 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

沖縄で・・・

2025年05月02日 | 生活・教育
 4月26日に姪の挙式と披露宴があった。
 場所は、沖縄県首里にあるダブルツリーbyヒルトン那覇首里ホテルで・・・。チャペルには、ご両家の親族や友人で満席、満席のチャペルは近年見たことがない。
 神父さんや友人らの前で愛を誓った二人。姪の両親は、3人の子どもがいるが、今回の結婚式は初めてである。胸によぎる思いはいかばかりか。父が、そっと涙をぬぐう。
 もう10年ほど前になるのだろうか、バージンロードを娘と腕を組み歩いた時の記憶がよみがえる。
 姪のオバー(私の妻の母)は、久米島の老人介護施設に数年前から入居している。最近、認知症が進み、昨日の出来事が思い出せない様子である。
 私の顔も「あんた誰ね?」と尋ねられ、「H子の夫だよ!」と答えると「そうだったね」と答えが返ってくる。妻とは、自分の娘との認識もあり、会話が続いているが、私との接触時間は余りにも短いのか、会話が弾まない。
 挙式、披露宴も無事終え、4月27日は、首里の義妹宅に宿泊することになった。義母も同じところに泊まった。
 28日の朝、義母から「あんた誰ね?」の質問。妻や義妹らのたわいもない会話が続いているが、突然義母が涙を流し始めた。
 会話の中で、知人の他界のことが告げられたものの、どれもこれも今初めて聞く内容(と母は思っている)何故、もっと早く知らせてくれないのか?
 娘二人から「以前にも話したよ」と告げられることで、どうやら頭が混乱したようである。わけのわからなくなった自分に涙が自然に流れてきたようだ。
 
 神戸新聞の5月1日朝刊に認知症になられた家族との向き合い方の特集記事があった。「大切なことは、現実を受け入れて楽しい時間をつくり出すこと」
 認知症の方は、「周囲の情報を上手く受け取れず、分析ができなくなっている。そのため不安を感じている」と・・。この不安が暴言などに繋がっていると・・。
 まさに義母の「涙」もその不安から来るものだったに違いない。本人を否定せず、寄り添う会話が必要になると思う。

 さて、28日は、あいにくの雨模様であったが、お昼ご飯は、義妹宅近くにある「首里そば」を妻と食べに行った。首里そばは。優しいカツオ出汁、蕎麦は手打ちの固麺。そして、煮つけを頼んだ。(写真)

 煮つけも出汁が染みて美味しかった。中国や韓国、ヨーロッパ系のお客さんも入店していた。

 食事後に大火災で本殿が消失した首里城へ妻と向かう。
 本殿は、現在建て替えがかなり進んでいる。来年には、完成見込とか。
 建屋で覆われた本殿建築現場に入場した。写真でご覧のとおり、首里城本殿の大屋根はかなり出来上がっている感じである。日本の技術が結集しているに違いない。

首里城の完成が待ち遠しい。完成したら妻とまた訪れたいと思う。
岐路に着く前の首里城から見た市内は、こんな感じである(雨模様で分かり難いですが・・・)

 新しい門出のお祝い、義母と過ごした時間。今回の数日間も思い出に残る旅となった。

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