24日、三田市12月議会の最終日に草莽(そうもう)の会4名から「三田市地酒で乾杯を推進する条例」の提案がありました。
前々回の議会運営委員会で提案され、議論されてきましたが、前回の議会運営委員会では、新政みらい、公明党、日本共産党議員団から代替案となる条例が提出されていました。
ただ、草莽の会は、本条例案の提出の意思を固め、本日追加議案として提出してきました。
条例案の内容は、地酒で乾杯の習慣を広めることにより、農業、酒造業や関連産業の振興、郷土愛の醸成を図り、地酒の普及を通して地域と日本の文化への理解促進に寄与するとしたものです。
定義としての地酒は、三田にゆかりのある酒であるとし、三田産の原材料(山田錦)を用いていること、商品名が三田に由来すること。となっています。
また、この条例は、市民や事業者、行政の普及、促進の取り組みに関して協力する努力義務がつけられていました。
さらに公布の日から施行される内容となっていて、正月からの乾杯には、地酒で!と言うことになります。
ただ、本日、この条例案は、まちづくり常任委員会へ付託されましたが、反対4、賛成2で委員会で採決されることがなく、本会議でも賛成少数で廃案となりました。
常任委員会での委員からの意見では、三田で生産された酒米の山田錦で地酒を造っている量が少なく、酒米は、市外に流れていること。さらに前回の議会運営委員会で出されていた代替案にも書いたように、地酒を含めて三田の農作物や三田牛、幸民ビール、ウド、お茶など良質のものを広く市民が消費するような条例を議員で議論し条例提案にこぎつければどうか。今回の条例は、市民への周知期間がなさすぎて拙速気味。などの反論が出ていました。
私は、議会基本条例で市民との情報共有や意見交換も条項として掲げられていることもあり、今回の条例案に対して市民からのパブコメ等意見を聴取していないことや市民への周知が全くなされていないことを懸念していました。
今回は、反対者が多く議会(議員)提案の条例が成案とはなりませんでしたが、これをきっかけにして議会の政策研究会などの設立やこれらの場での本格的な議論が深まれば良いと思っています。
前々回の議会運営委員会で提案され、議論されてきましたが、前回の議会運営委員会では、新政みらい、公明党、日本共産党議員団から代替案となる条例が提出されていました。
ただ、草莽の会は、本条例案の提出の意思を固め、本日追加議案として提出してきました。
条例案の内容は、地酒で乾杯の習慣を広めることにより、農業、酒造業や関連産業の振興、郷土愛の醸成を図り、地酒の普及を通して地域と日本の文化への理解促進に寄与するとしたものです。
定義としての地酒は、三田にゆかりのある酒であるとし、三田産の原材料(山田錦)を用いていること、商品名が三田に由来すること。となっています。
また、この条例は、市民や事業者、行政の普及、促進の取り組みに関して協力する努力義務がつけられていました。
さらに公布の日から施行される内容となっていて、正月からの乾杯には、地酒で!と言うことになります。
ただ、本日、この条例案は、まちづくり常任委員会へ付託されましたが、反対4、賛成2で委員会で採決されることがなく、本会議でも賛成少数で廃案となりました。
常任委員会での委員からの意見では、三田で生産された酒米の山田錦で地酒を造っている量が少なく、酒米は、市外に流れていること。さらに前回の議会運営委員会で出されていた代替案にも書いたように、地酒を含めて三田の農作物や三田牛、幸民ビール、ウド、お茶など良質のものを広く市民が消費するような条例を議員で議論し条例提案にこぎつければどうか。今回の条例は、市民への周知期間がなさすぎて拙速気味。などの反論が出ていました。
私は、議会基本条例で市民との情報共有や意見交換も条項として掲げられていることもあり、今回の条例案に対して市民からのパブコメ等意見を聴取していないことや市民への周知が全くなされていないことを懸念していました。
今回は、反対者が多く議会(議員)提案の条例が成案とはなりませんでしたが、これをきっかけにして議会の政策研究会などの設立やこれらの場での本格的な議論が深まれば良いと思っています。