四季に暮らす

季節の着物、食卓、ベランダの植物たち
和と洋が仲良く並んでいるような衣食住の風景

四国土産と坂の上の雲

2023-06-06 | 料理

先日の四国旅行の夫へのお土産はお饅頭の「母恵夢(ポエム)」と、マルキン醤油記念館でタダで貰った醤油のミニボトルだけ。^^;

ちょっと足りなかったかなあ〜と思い、刺身用の鯛の柵を買ってきて、道後温泉で食べた「鯛めし」を作って夫にも食べてもらうことにしました。← お土産代わり^^

道後温泉で食べた鯛めしは、私が想像していた鯛めしとは違っていました。
私が家で作る鯛めしは、炊き込みご飯タイプ。
尾頭付きでも切身でも表面を焼いた後、昆布を敷いた土鍋や炊飯器で生姜と一緒に炊いて作っています。

どうやら愛媛には2種類の鯛めし様式があり、道後温泉で食べた鯛めしは宇和島式でした。
私には初めての食べ方。
どちらかというと 家で作る、刺身の残りや切り落としで作る「漬け丼」に近いです。

 

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道後温泉で食べた鯛めしは家で作る漬け丼よりやや甘味が強かったので、漬けだれの味を少し自分好みに変えました。
家で漬け丼にワカメや玉ねぎのスライスを入れることはありませんが、お店を倣って使ってみることに。
家の漬け丼では卵黄も使いませんが、ねっとり感は味醂の甘味に合うようでした。
こんな感じに出来上がり♪

(かつおだし汁・醤油・味醂少々・ワサビ多め・すり胡麻たっぷり・卵黄)を溶いたたれ。
家で作る漬け丼では、すり鉢で胡麻をたっぷり擦って入れるのが風味濃く好きなので、今回もそうしてみました。
卵が小さかったので、タレにも卵黄を溶き、トッピングにももう一個。



道後温泉のお店で勧められたように  くちゃくちゃに混ぜて食べました♪♪



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旅行から帰ると(普段もそうですが)「何が食べたいか?体が何を欲しているか?」
体の中からの声に従います。
野菜が食べたくて、スペアリブと一緒にたくさんの野菜を入れたポトフを作ったり、
ことさら、何故かセロリが食べたくてたまらず
八百屋さんで大きい2本が入った束が90円だったので、×2買ってきてこの一週間、煮たり炒めたり刻んでサラダに入れたり・・色々な料理に使いました。

その中で、最高に美味しかったのがこれ
NIKKEIプラス1に連載されている「かんたん美味」のレシピで見つけた
「牛肉とセロリのエスニック炒め」

いつも「作ってみたいな!」と思ったレシピだけ切り抜いて保管しています。
その一つ。
牛肉とセロリの組み合わせの炒め物は(ニンニク・塩・胡椒・軽く醤油)とか、オイスターソースとかで作ることが多いのですが、このレシピで使う調味料が新鮮で目に留まったのです。

軽く塩胡椒した牛肉に片栗粉を揉み込み、みじん切りにしたニンニクと一緒に胡麻油で牛肉を炒めます。セロリの茎を炒め→(牛乳・ナンプラー・粒マスタード・蜂蜜)を加え、汁気がなくなるまで炒める→最後にセロリの葉も加えてひと混ぜ →出来上がり☆

簡単で、体力がむくむくと回復する美味しさでした!(^。^)/

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さて「坂の上の雲」
夫と息子たちが読んだ文庫本全8巻が家にありながら、そっちの方の読書に挫折した私。

旅行から帰ってからの一週間余り。
NHKオンデマンド(今月だけ契約)で、2009年〜放送されたNHKスペシャルドラマを視聴中。
思えば当時は家族や実家のことで忙殺される毎日で、これと決めたドラマを毎週視聴するなんて私には無理でした。そもそもTVドラマに執着しないようにしていた頃です。

全13回(各回:90分)の中、今日までに既に第9回までを試聴し終えたところ。
子規が逝き・・日露戦争が開戦、広瀬が戦死し・・ちょっと、ぼぉ〜っとしてしまいます。。
戦争はこんなふうに始まるのですね ...

■NHKドラマスペシャル『坂の上の雲』

【秋山家】
・秋山好古(阿部寛)
・秋山真之(本木雅弘)
・秋山兄弟の父:久敬(伊東四朗)
・秋山兄弟の母:貞(竹下景子)
・好古の妻:多美(松たか子)
・真之の妻:季子・すえこ(石原さとみ)

【正岡家】
・正岡子規(香川照之)
・子規の妹:律(菅野美穂)
・子規の母:八重(原田美枝子)

・真之の親友:広瀬武夫(藤本隆宏)

その他、登場する軍人・官僚たちも味のある錚々たる顔ぶれ。
薩摩出身者の薩摩言葉も自然で、懐かしい響きでした。

着物に関しては、伊予絣かと思う貞や八重の着姿や立ち居振る舞いに見入ってしまいます。
律は木綿格子の着物がよく似合い、半巾帯を貝の口や矢の字に結んで襷掛け。いつも懸命に生きる姿が胸を打ちます。
どの俳優・女優さん方も皆さん今より14年若いお姿。
この間、素敵に年齢を重ねていることに改めて尊敬します!
見習わなくてはいけませんね。^^

それにしても、明治という時代は
文明開花の明るさだけではない、果てしない世界に前だけを見て向かっていく気概で辛酸をくぐり抜けた時代でした。
現代を生きる私たちは先人たちが築いてきた平和に慣れて、そんな気概をどこかに置き忘れて平和ボケをしているのかもしれないですね。

明日は第11回の「二〇三高地」まで視聴予定。

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村上水軍にも興味が出てきたので、そのうち、以前から読んでみたいと思っていた『村上海賊の娘』を読んでみようかなと思っています。

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