サンズ・トーク

二人の孫がやってきた

ベッドやソファでトランポリン、1階2階でかくれんぼ。おもちゃのピアノや滑り台の争奪戦。
この年代の頃の活力、知識の吸収力は驚くべきものがある。学ぶという態度でなく、身につけたいというのが無意識の意識、本能みたいなのだ。

上の娘(A)は幼稚園の年少組、お絵かきや工作をするので、画用紙、折り紙、はさみ、のりを用意してあって、それをやる。
皆帰ったあと、私のベッドの脇の本棚のガラスに顔の絵が挟んであった。一筆描きの顔の輪郭線がちゃんと交わるよう、注意して書いている。



おむつ付きのKちゃんは、まだ言葉がたどたどしいのに、リンゴをあげたらアポーという。
ママに聞くと、Aちゃんが幼稚園でネイティブによる英会話の時間があるらしく、一緒に行って、姉ちゃんが教えてもらっているアップルの英語がなんとなく身についているらしいのだ。

2階の私の部屋にゆくと、下の子はピアノみたいにやたらにパソコンのキーボードをたたきまくる。
上の子は小さな声で、カタカナ、ひらがなと言っている。キーボードの沢山あるキーのうち、中ほどにただひとつ「かな」で書いてあるキーを読んでいるのだった。かなは小学校へ行かなくてもみんな判るらしい。

たとえば私などであれば、ブログの知識を学ぶという感覚だが、ここらの年代は本能的に身につき、あたかもそれが生存競争の一部なのかなとさえ思える。

ダーウインの進化論というのがある。環境に、より適応できる個体が淘汰されて生き残ってゆくというのだ。この子らは、本能で淘汰競争に立ち向かっているとさえ思える。

とすると、マゴマゴしている私らよりも、少し進化しているかも。
と爺々バカを自覚しながらも思うのである。

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コメント一覧

T.F(同期生)
息子の子、小6、小4.神戸
娘の子、1歳6月、横浜
めったに会わぬ
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