サンズ・トーク

笠間稲荷へ参拝

笠間市あたりの道沿いの眺めは、日本の懐かしい村の雰囲気で、本瓦のずっしりした旧家がそこここに見られた。
なぜ懐かしさを感じるのかと思ったら、多分、けばい色の看板が少なかったからだ。
我々は、いたるところで、ファミレス、コンビニ、車ディーラー、サラ金、ケータイ等の看板がのさばっていることに慣らされている。
それらが少ないというだけで、気持ちがやすらぐのである。

笠間稲荷には、3時すぎ、日が西に傾いた頃到着した。創建が奈良時代とされる風格のあるおやしろであった。
茨城では、初詣客が最も多いとされる、商売の神さま。



門前町も古格ただよう商店が軒を連ねている。

地酒 松録醸造

家内が、和菓子を買った。帰ってから食べたら、胡桃が入っていて、意外においしかった。
(松島製菓というお店、おかみさんが気さく)
そのあと、陶器の窯元共販所で笠間焼を物色した。(私じゃなく、同行の淑女たちが買っていた)
私は、陶器には疎いので、笠間焼、益子焼どう違うか判りもせず、作により民芸、洋風、古色、オブジェ風、さまざまなものを見てただけ。

あとで、資料を見ると、笠間は、陶芸や美術だけじゃない。
親鸞上人が、浄土真宗の祖として布教の本拠を置いたそうだ。社寺がいっぱいある。
忠臣蔵の赤穂藩の浅野の殿は、赤穂の前は、親が笠間藩の藩主で、大石内蔵介の祖父の旧宅跡が史跡として残されている。笠間城址もある。
合気道の発祥の地で、合気神社がある。
坂東、常陸の昔からの文化風土が、控えめながらしっかり、どっしりと残っている。
坂本九が少年時代を過ごした。歌碑もあるようだ。

こんなところだったら、ついでに寄るなどというのは失礼だ。
いずれ、ここ専門に再来したい気分になった。

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