サンズ・トーク

人口減少時代がやってくる

日本は少子高齢化の社会といわれて久しい。
その先にくる変化とは?

出生率が減りつづけていることは、現実の問題であり、これをにわかに回復させること考えにくいようだ。
するとどうなる。人口が減ってくるのだ。そうならざるを得ない。
20年先の日本の社会 を考えると、

① 人口が減ってくる。

② その中でも、生産年齢人口の減少が著しく、高齢者の割合が今よりも多くなる。

③ 上記の二つが作用して、大量生産による薄利多売の産業モデルは、東南アジアや開発途上国に主導権を奪われて成り立たなくなってくる。

という3つの予測は、間違いのないことのようである。
これらは、もう目前に見えている現実なのだ。

戦後65年、工業製品の大量生産、大量販売は、日本のお家芸としてわが国の経済発展を押し上げてきた。
これからは、それが通用しなくなるのだ。
現に、日本の工場では生産が難かしくなって、海外に工場を移しているではないか。
(既に、年金や保険、医療など、社会インフラは、相当やばくなっているではないか)

しからば日本はどうする?

付加価値の高いインテリジェント産業を開発する。
情報分野、生活を快適化する優れたシステムやアイテムの開発。
学術、芸術、表現にすぐれた作品の創造。
他に真似られないほどの高い環境技術。

こうした、特色ある産業技術を開発してゆくことによって、わが国の発展を支えてゆくことが求められるのだろう。

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