大手町の永代通りに面して建つパソナという会社。
ビルの1階と2階が植物工場の生産ショールームになっている。
光線、水、肥料養分など最適に管理されたなかで、いろんな植物がすくすくと育っている。
培養床は管理されていて、害虫やばい菌から遮断されているから、病気も出ないだろうし、生育の障害になるものを断っている。
だから、レタスなど、人工光線を浴びて美しく育っている。
カボチャやきんかんも実を付けていたから、花粉を媒介する昆虫はいないので、開花した花を受粉させるのは人力なのだろう。
米は作っていない。米というのは、さすが真夏の強力な直射日光がなくては育てることができないのだそうだ。
地球上の人口が激増するなかで、食料需給の逼迫が懸念されており、この社の植物工場は次の時代へのヒントになる研究、そして実践なのでした。
このパソナという会社。本業は人材派遣の大手なのだが、多種のグループ会社がそれぞれ次世代型の分野の事業化を進めている異色の企業。
もとは大阪の化学品製造の会社だったが、社長の子息が関大の学生時代、テンポラリーセンターという人材派遣の会社を立ち上げ、時流にも乗って瞬く間に成長したベンチャーである。
この日は、私の関西でのビジネス人生時代の友人、A氏が関大卒(私も同じ)で、彼の当時かかわりのあったこの会社をみにゆこうという趣向だったのでした。
私も、家庭菜園をやっているが、ビルの中で、人工光線を浴びてレタスが色よく生育しているところを興味深くみることができたのだった。
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