Sam'sダイアリー

日々の出来事、これまでの出来事を思いつくまま書き込んでいきます。

29年ぶりの再会

2011-03-10 19:44:44 | 日記
       1982年最終戦ドイツGP・・・カワサキがWGPを撤退する最後のレースである
       同時にケンさんがカワサキを去った年でもある

       ~ケンさん(レース業界ではケン・鈴木で有名)こと鈴木健夫氏はカワサキが本格的に
       KR250・350でWGPに参戦するため当時イタリアのピアジェに席を置いていた氏を
       チーム監督として迎え入れた

       ケンさん率いるカワサキレーシングチームはUKをベースに1978・79年と2年連続
       ライダーコーク・バリントンでKR250・350のダブルチャンピオンを獲得し目覚ましい
       快進撃を展開した







       カワサキはその勢いで1980年から最高蜂クラスのGP500にKR500を投入した
       しかし今から思えばこのGP500参戦がWGP撤退の要因の一つになっていたように思う
       各メーカーがしのぎを削り開発を行っていたクラスに綿密な開発計画が乏しく勢いだけで
       参戦していった・・・結局KR500は結果を残せないままたった3年の短命に終わった






       その後ケンさんは軽井沢で奥さんとともにペンション「シルバーストーン」のオーナーとなり
       レースの世界から去って行った



       先週の3月4日金曜日午後そのケンさんと実に29年ぶりに再会した
       カワサキの大先輩が立ち上げたNPO法人「The Good Times」のイベントの一環として
       「カワサキの思い出、そして未来」と題しカワサキの歴史に名を刻んだ先輩方・ライダー
       関係者と多彩なメンバーがカワサキを訪れた
       その一人として参加していたケンさんと再会した・・・本当に久しぶりである




                 私とケンさんそして当時の開発メンバー





                 懐かしいKR250を前に・・・







           下の写真は1979年ヨーロッパ出張時にUKのケンさんのお宅で
           撮影したケンさんと奥さん・・・




           同じく私とケンさんの息子さんと・・・
           たしか小学校に入学したころだったと思ったが・・・お互い若いなあ~










          今回はケンさん以外にも久々に再会した方々・・・
          「日本一速い男」と言われたレーサー星野一義さん右側にはカワサキを代表する
          元ライダー清原明彦さん~と言うよりキヨさん





          そして同じくカワサキを代表する元ライダー和田将宏さんも一緒に・・・
                   





          まだほかにもお会いした方々がいましたが時間の都合で
          挨拶だけになってしまった。