ケーブルガイ。

うちの夫はベン・スティラーファンです。
ベン・スティラーというと、メリーに首ったけのお間抜けな主人公を思い出しますが、
実は製作側も担当するヒトだったりします。
初監督作品は、自身も出演しているリアリティ・バイツですが、
肩の力が抜けたイマドキの若者達の、挫折と成長を青春映画風に仕上げていて、なかなか面白かったです。
サントラの「マイシャローナ」は、頭に焼きついて離れない１曲になりました。
で、夫のために彼の監督作品ケーブルガイを、レンタルしてきたのですが、
コレ、かなりサイコなストーリーで、ブラックなジョーク（いや、下ネタか？）が満載。
映画の本筋とは別のところで、チョロチョロとスティラーが出て来るんだけど、
これは、ラスト直前で大きなカギとなるファクターで、なかなかお洒落な演出かも？
とにかく、現代のテレビ社会に警鐘を鳴らす問題作！！（大げさ？）
ただ、この映画を見るヒトは、テレビっ子で且つ、映画ファンであることが好ましいですね。
多くのシーンで、テレビ番組や映画の引用が使われていて、
それがわかるか、わからないかで、面白さが違ってくるハズ！？
いくつわかるか、チャレンジしてみよう！！
ちなみに、以前の日記にも登場したクライム&ダイヤモンド、コレも映画マニア度が試される逸品です。
私の場合、「コレ、聞いたことある！！何の映画だっけ？」ってのが、多かったのですが・・・。

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