セラピーの効果。

今日は、今通っているアロマセラピー資格コースの修了式でした。

って言っても、私は在校生で、修了生の方々との交流を目的とした、
「茶話会」ってヤツです。

何となく軽い気持ちで、パーティの準備をしつつ、
同級生とおしゃべりしたりしてたのですが、
中盤に、みんな何かひとこと話しましょうと言うことで、
修了生、在校生入り混じって、
15名が輪になって自己紹介をしたときのこと…

自分では、「クールにソツなくこなそう」と思っていたのに、
好きなこととか、思い入れがあることについて話そうとすると、
知らず知らずのうちに、感情が込み上げてきて、
声が震えるのを感じたんです。
一人ひとり、アロマについてのいろんな思いを語るうち、
ほぼ全ての人が、声を震わせたり、ときには涙をこぼし、
声が詰って話せなくなったり、という時間になりました。
洋画でよく見る「グループセラピー」を思い出しました。
何か、心に傷を抱える人達が、共感したり、励ましたり…
みたいなシーン。
「外国の人って、こんなに簡単に自分の気持ちをリリースできるんやー」
なんて思ってたけど、
今日、自分自身でこの状況を目の当たりにして、
何か共有するものがある人達が、
「自分の心を開こう」とか、「人に伝えたい」と言う気持ちを持って、
話をすると、自然とその場の「気」が変わるんだなー、と、
実感しました。

アロマもセラピー（療法）の一環だけど、
あくまでツール。
ツールを使って、気持ちをリリースするお手伝いをするのが、
本来のセラピーなんだな、と感じたひとときでした。