さらだ的雑記帳

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魔法科高校の劣等生 5話感想

2014-05-06 00:15:22 | アニメ関連
魔法科高校の劣等生も5話ということで
長かった?入学編も締めに入り、ついに本格的な事件が発生します。

とりあえず重点を置くポイントはともかくとして全体的にはいい出来だったんじゃないでしょうか?

しかし6話で本当に終わっちゃうんでしょうか?
区切り的にはあれですが次回あるはずのせっかくの戦闘シーンに
もう少し尺を取るという選択肢はなかったものかこのあたりは
制作サイドの話を聞いてみたいものです

特に前半駆け足だった割にどうでもいいシーンに尺を割いてる感がして仕方ないですね

ということで今回もいつも通り原作内容と絡めて説明&感想を入れていきます。

■達也の秘密
実技演習のシーン
これが初見の人にどのように映っているか少し不安はありますが
この描きこみや時間配分は個人的にはいいと思ってます
というかほかのシーンもこれくらい時間を取って2クールで
九校戦まで終わらせるのがどう考えてもベストだったでしょうね

この実技演習で美月によって一部秘密を看破されてしまう事になります
それはCADを使わないで魔法を実行できるということです
このあたりは初見の人にはわかりにくいところですよね

基本的にはCADにより起動式が展開されて
展開された起動式は脳にある
魔法演算領域に送られ処理されることで魔法が実行されるという
プロセスを取るということ
つまり起動と実行の場所が異なっていて
起動式の展開はCADの性能によって転送~処理特に処理の部分は
魔法師の能力によってその速度が変わるのかなと考えています

達也の場合は今後見てると類推できるのですが恐らく転送から処理という部分に大きなネックを抱えているので
CADの性能や起動式をコンパクトにすることでその不足分を補っているのだと
思われます

そのため、実技演習のような練習用の古い機材やメンテナンスのされていない
大きな起動式では十分に力を発揮することができない訳です

ですが機材を使わずに自分自身が記憶している起動式をそのまま実行できたらどうでしょう?
CADを使わない・起動式を転送しない
という部分で速度的なメリットが出てくるというのは
容易に理解できるのではないでしょうか?

直接魔法を起動できるというのはこのことを示していると
考えていただければよい訳です

つまり達也の感覚からすると冗長な起動式なので意識的か無意識的か最適な起動式を自らの脳内にあるライブラリーから
引き出してしまったところを美月に感づかれてしまったようです

この辺りのやり取りは
明らかに達也の実は自己顕示欲があるぞ的な部分が見え隠れしています

なぜかというと
今後見ていくとわかりますが達也が気にしている美月の目ですが
実は眼鏡をかけている状態では一般魔法師と殆ど変わらない程度の能力しか
発揮することがないからです
つまり今回の状態で美月が達也の能力を看破したのは目の力というよりは
魔法師としての感覚みたいなもののほうが強いからだとしか思えないのです

逆に言えばこれは特別な目があるとかそういうことがなくても感受性の強いタイプの魔法師ならこの特技について見抜かれる可能性があることを暗に示しているわけです

要は普段からその辺に気をつけておくべきで油断した達也が悪いのですが
ばれちゃったのは仕方ないなと
限定的にですがネタばらしをしているわけです

何かこれってむしろわざとじゃないの?って感じすらありますよね
まぁ原作からは見抜かれてあせったように記述されていますが妹にしてもそうですが
達也もガードが甘すぎるんですよねw

またこの辺りで今作のネックである脚本の拙さが出ていますので
もう少し厳密にフォローしておきましょう

達也の説明の中で卵を運ぶ工程についての説明がありましたが
通常の部分についてはアニメの説明のとおり
加速→移動(等速移動)→減速(負の加速)→停止(移動の終了)というのが正解です
つまり卵を徐々に加速せず移動させてしまうと慣性の力との関係で卵の強度が足りず

割れてしまう可能性があるので加速と減速をはさんでいるというのが
この話の肝でありこの簡単な作業でも確実性を求めるなら4工程も作業が必要になる
ため5工程くらいまでしかCADなしで実行できない達也の能力が汎用的ではなく
どちらかというと戦闘向きの能力であることを示しているわけでなんですが
そこについては説明できているようですが
工程を省略したときの説明がおかしいです

アニメでは移動と停止を省略すると割れると言っていますが
加速と減速を精度よく行使できればむしろ卵は割れないです
というより4工程使っても精度が悪ければ卵は割れるのでこの
移動と停止を省略した場合の説明というのはまったく無意味なのです

加速をせずに移動したり減速をせずに停止した場合は
どんなに精度よく魔法を行使したとしてもある一定以上の速度で
移動をすることで卵が割れることが明らかなので
もっと具体的に言えば物には慣性力が働くので例えば停止したものを徐々に加速せずいきなりある速度で移動させることができたとしたら
停止しようとする慣性の力と移動の力が物体に強く作用して卵の耐性を超える可能性があるということであり
そういった運搬物への負荷を下げるために加速工程・減速工程を入れているというのが正しい考え方で

本質的にはこちらの方をキチンと説明すべきなんですけどね

まぁこんな基本的な内容を魔法師の卵である美月に説明しているのも
実はおかしいんですけどね

ホントなら5工程程度しかできないので日常用や学校の実技用としてももう少しレベルが上がれば対応できない位のものだという説明くらいにしておいて
卵の移動の話は確認という意味で美月からしてもらう位のほうが嫌味もなくて説明も入れられてよかったんじゃないかと思います・・・。

もちろん原作では
達也の話は5工程が限界だという話までで
卵の説明部分は地の文で達也が頭の中で考えている内容になっていて

美月の返答は「5工程あれば戦闘用には十分・・・」と続くことになっています
よく考えなくてもこれが当たり前の流れですよね?
まぁアニメ化したときには達也の思考を見せるよりは
実際に会話で説明させたほうがアニメらしくていいのはよくわかりますが
地の文における思考というのは魔法のことを知らない
読者に対する説明であることを理解して作るべきなんですよね

また卵と戦闘の説明のあと
「5工程が限界の俺にできるとしたらこのくらいだよ」
と言わせていますがここは違和感を感じた人も多かったんじゃないでしょうか?
結局これだとそもそも5工程が限界の達也にできることについて
何なのか説明できてないんですよね
卵の話なのか戦闘用魔法の話なのか・・・
このくらいってどのくらいやねんですよねw

まぁ文脈からすると戦闘用魔法の話みたいですが
達也の説明でわざわざ卵の移動程度でも4工程はかかるが
戦闘用魔法なら工程の省略ができるので使えるって
既に言っちゃってるわけだから
(そもそも卵の移動だって4工程だから5工程の範囲内で使えるわけですから
有効性もないのに戦闘魔法の例を挙げる必要がないのです)
この時点で戦闘用魔法として5工程が十分かどうかという議論は終わってるわけです

したがって
「5工程あれば戦闘用の魔法としては十分だと思いますが」
という美月の応答がそもそも蛇足なんであって

本来この流れならば美月の返答は
「それだけできれば戦闘用としては十分じゃないんですか?」
と例示された戦闘魔法自体の有効性を確認すべきでしょう

そもそも説明を会話に組み込むのならば
なぜ素直に先に5工程が限度だという話をしておいて

卵の移動の説明から大したことはできないことをあらわし

戦闘用としては十分だという疑問の投げかけ

確かに戦闘用魔法としてはつかえるかもしれないが
戦闘用に魔法を学んでいるわけではない

という自然な流れにしなかったのか?
この流れで文句言う人がいたのでしょうか?
原作文からも順番入れ替えと接続詞を工夫するくらいで
大した変更もなく組み込めたでしょうに・・・。

細かい話かもしれませんが
一応美月自体は入学間もない状態とはいえ
今後のテストで魔法実技ができなければ点数が伸びないはずの
魔法理論で上位一割に入ってくる
(もちろん達也が一位なのでその理論に信憑性があるかどうかはわかりませんがw)
いわば二科のイレギュラー組みの一人なので
原作でも5工程が限界という達也の話からすぐに
5工程あれば戦闘用としては十分という回答ができているわけで
この辺りは美月の中では一般常識に近いレベルの内容であると
認識すべき部分なんですよね
やはり全体的に読み込みが足りてない印象ですよね・・・。

またこの場面で最後に達也が重要なセリフを吐いていますね
達也にかけられた呪いそれが何なのかはこれから徐々にわかってきますので
いろんな場面から類推しながら観ていただくといいかなと思います

ちなみに原作ではこの後エリカやレオも同じように実技で苦戦しているところ
また美雪たち1科生もまったく同じ実技演習をやっていること
そして深雪の実力がいかに群を抜いているかを数値的に示してくれています

本当ならこの辺りは深雪の能力はともかくも後半の討論会での
1科生と2科生の学校内での平等性という意味で
七草会長の演説の信憑性を増すために
取り入れたほうがよいエピソードだったのかなという気がしますね
まぁ重要性として一段落ちるところなのは仕方ないと思いますが
そもそも6回で終わらすのが無理があるんですよね

■壬生先輩との対談その2

ここは割りとまんまですね
壬生先輩の不満に対して達也がばっさりと切り捨てていきます
結局は調べればわかるようなことを確認もせずに
ただ不満を述べている壬生先輩の様子から
とても真っ当な状態で行われている活動ではないことは
簡単に推測できるところですよね

しかしこの直前に本当なら描いておかないといけないシーンがあるのですが
なぜかカットされてますね
壬生先輩が闇落ちしてしまった原因を垣間見れるシーンなのですが
ここを書かないとただの唐突なエピソードになっちゃうんですけど
どういう風にまとめるつもりなのでしょうか?

また最後に次のシリーズ以降の伏線になっているコメントもあるのですが
これも端折られてますね
実はこの伏線コメントは達也が一番こだわり求めているものを示していて
ここも原作読んでいただくとまたまた正直すぎるだろうって感じなんですが
全体的には達也自体はあまり意識しないままに
口調や対応の割りに壬生先輩をはじめとする二科生に
同情があったのではないかなとも思える箇所があり
その辺りが言わせたセリフだったのかなと思うことにしてます

実はもう少し丸めた表現で今回の別の箇所では説明されてたりするんですけどね
ちなみにそちらの方は元々そこまでの説明がない箇所になっています

この辺は私の感覚だと魔法科高校という魔法のための高校に好んで入って
魔法技術が劣っているがためにクラス分け等で不便を受けるというのは仕方がない
ことなのかなと思うんですけどね
まぁ差別用語はどうかと思いますが差別をする人間は何かの劣等感を抱えている人間だと思っているので
実は一番差別を助長しているのが差別を受けている人間だったりするというのは結構あたってるんじゃないかなと思ってます

■放送室立てこもり事件

壬生先輩とその仲間たちが放送室ジャックをして
二科生の差別をなくそうという放送をしようとしますが
主電源を断たれて鍵をかけて立てこもることになります
びっくりするほど浅はかなんですよね

まぁこれがきっかけで討論会が行われることになるわけで
そういう意味では意味のある行為になったわけですが
こんなんつかまって終わるだろうって感じですよね
その後の七草会長の対応を見るにつけ
基本的にはただのお馬鹿さんの集まりとしか思えない
ある意味差別されても仕方ないんじゃないの?
って思える行動が多いです
まぁこういった平等がどうこう言ってる人たちの中には
どう考えてもおかしな言動のものもよく見かけるので
この辺りは意図的に描かれてるのではないかなと思いますね

後は割りとどうでもいいですが
約束が破られたと感じて
達也に詰め寄って掴みかからんとしている
壬生先輩を達也が押さえているはずなんですが
何か手をつないでいるようにしか見えませんね

又カット割ごとに掴んでる部分も変わるので
ちなみに以下は殆ど連続のカットです



前回の箸の件にしてもそうですがカットごとの整合性を確認している人が
いないんじゃないかなって感じがしますね

それと細かいところになりますが
生徒会長の意向を確認する際に
達也自ら鈴音先輩のほうを見ることによって
鈴音先輩の許可をとっていますが
これは順番が逆じゃないとやはりおかしいですよね


クールな鈴音先輩ならメモでも取りながら聞いていて
ペンを持った手で達也を指し示すことで意思表示して
その状態でうなずくみたいなカットがよかったかなと思うんですけどね

この辺の動作順を示すのは
カット割の仕方でもう少し工夫ができたはずなのですが
何かこの辺の場面は先程の握り位置といいさ全体的に手抜きが多い感じがしますね

さらにこの場面でのセリフ回りの省略の仕方は悪くなかったのですが
七草会長が「学校が今回の事件を生徒会に一任する」といった発言に対し
渡辺委員長の「なに!?」っていう返しはいらなかったですね
この二人は表面上は皮肉なセリフの応酬がよく見られるのですが
お互いがお互いを完全に信頼している関係なので
生徒会に一任された時点で本来拒否する理由がないはずなんですよね

そもそも風紀委員には最終決定権はなく
実際的に拘束することによる表彰や評価点などもないので
原作でも七草会長の謝罪に対して
気持ち的には複雑な部分はあるが実質的には手柄にメリットがないので気にするなと
男前に答えています

あと見返してて気がつきましたが
達也が渡辺委員長との会話の中で
「外からは開けられないんだな」
って言ってますね
どう考えても語尾は「ですね」
が正解ですね
多分元々は頭の中の思考を独り言っぽく説明する部分だったものを会話にしたのが残ってしまったのでしょう
もう一方の原作では独り言だった方は丁寧語に直してるのに…。
これくらいなら声優さんが気がついても良さそうですけど
そう言うわけにはいかないんでしょうね

■司甲(つかさ きのえ)剣道部主将
九重八雲師匠に司主将についての情報を聞いているシーン
師匠は忍びだけあってこういった情報提供の場面で
ちょこちょこ顔を出してきていただけます

含みを持たせるのはかまわないのですが
特に師匠が司波兄妹の事を探って調べられなかったこととか
後でもいろんな場面で出てくるエピソードなので
実際には割とどうでもいいコメントなんですよね
原作ではされている美月の目の話についてカットしたことを考えるなら
こちらもカットしてしまって司主将の情報だけでもよかったのではないかなと
思ったりしてます

また来週になればわかるのでしょうが
せっかくビジュアルを出してるのに
司一(つかさ はじめ)と思しき人物が
どっちなのか皆目見当がつかないですね
原作の司一の描写から考えると正面向いている方は
ちょっと違和感があるのですがその辺りは改変入ってるのかもしれませんね


■討論会~混乱へ
討論会前の宣伝や勧誘の場面でもそうでしたが
このあたりから活動している人たちは
原作では「同盟」と呼ばれていたようですが

最早エガリテのリストバンドを隠すことなく堂々と付けています
討論会会場でも参加者の中で怪しげな挙動をしている人の腕を見ると
まるで某歯磨き粉みたいなリストバンドを見つけることができるわけです
討論会ではコテンパンにされた「同盟」ですが
当然ながらこちらはメインではないので暴動のような感じになり
次回へ続くということになります

しかし「同盟」のメンバーは何でこんなに分散していたのかは意味不明ですね
原作では討論会の参加者は300人程度「同盟」メンバーが
10名程度となっていました
そもそもが少ないような気がしますが
野次を飛ばすにしても爆発と同時に行動するにしてもですが
300人中の10箇所でも5箇所でもさほど効果は変わらないと思うので
せめて2人組くらいで行動しておけと思うんですけど

この辺もノープランだったのかもしれませんね・・・。

ちなみに風紀委員に関しては
主要メンバーをマークしていたことになっています

七草会長の演説については割とよく考えられていたと思いますが
いくつかの点で中身が軽くなっちゃっていますね

まずは渡辺委員長の「最早討論会ではなく真由美の演説会になりつつあるな」
というコメントですが確かにこの辺りで原作でも
「討論会は、やがて真由美の演説会の趣を呈し始めた。」
という一文が含まれています
しかしよく考えてみてください
この原作の一文はこの後の七草会長のコメントが演説っぽくなるってことですよね
確かにこの後の七草会長のコメントは一科生二科生の差別意識やそれをなくすために取り組むことなどを語っていてどこか演説っぽいですよね
ちなみに原作は3~4ページを七草先輩の演説に割いており、まさに演説のようになっています

では渡辺委員長がコメントした段階ではどうだったでしょうか?
「同盟」の代表者の魔法系クラブへの予算の差が二科差別の証拠じゃないかという意見に対して七草会長が回答しているだけでどこにも演説会の要素がありません

しかも原作どおりならここの説明については事前に用意した資料をもとに
もっと具体的に説明をしているのですがアニメではこの辺りがなぜか曖昧にされています
本来なら
感情的・感覚的に批判をしているだけに過ぎない「同盟」側と
具体的な事例を持って可能な限り公平を目指している「生徒会」側
という明確な差別化をすることで
空虚な議題に対して七草会長が具体的なメッセージを伝える場
つまりは七草会長の演説会のようになっているとすればよかったんですが

これを聞いている限りだと
どちらも何の資料もなく平等だ不平等だって言ってて
どちらも説得力を持ち合わせておらず
これをもって真由美の演説会だといっている渡辺委員長の頭がおかしいのかな?
っていう風にしか取れないんですよね

もちろん討論会全体の流れを
このコメントから逆に類推し七草会長が圧倒的だったと
見ることはできるというかここではそう読み取るしかないわけですが
この原作にはない「演説会になっているな」というコメントをわざわざ
渡辺委員長に言わせることにしたのに
その発言のきっかけとなったはずの七草会長の回答内容には
なぜもう少し気を使わないのかちょっと理解できないですね

実際の演説部分については元が長文なので
当然情報として不足している部分はたくさんあるのですが
限定された時間の中ということを考えたら
それなりにうまくまとめられていると思えるのですが
結局その前段で手を抜いたためになんだか軽い感じの演説になってしまった感じすらあります

また「同盟」側の反応ですが
原作でも「同盟」側の討論会参加者は悔しそうな目を向けたとなっていますが
こいつら正直いって悔しがるほどがんばってないよね?って思いますよね
そういう意味だとアニメの何なら泣いてるんじゃない?

って感じの表現はやはり違和感はありますよね

ここは思い切って前段の討論はもう省いて七草会長の独壇場になったことの説明だけ入れて演説部分に殆どの時間を割いても面白かったかもしれませんね

その後のガス弾の対処や防毒マスクの集団の排除など
使われた魔法表現と達也のコメントは
わかりやすくてよかったんじゃないでしょうか

ただ最後の渡辺委員長の
「達也くん」には若干違和感が有るんですよね
確かに達也を名前で深雪を苗字で読んでいると言う記述はあるんですが殆どの場合
達也くんと呼んでるのは
例えば壬生先輩との会合を冷やかした時のように多少のイタズラ心が働いている時くらいしか見たことがなくて

その他は
殆どの場面で面と向かった時はキミ
第三者に向かった時はアイツ、コイツ
なんですよね

ここは作者がどう言う感覚で呼び分けてるのか確認したいくらいなのですが

どう考えても達也にとっても摩利にとっても風紀委員会の延長程度の状況な
この場面でなぜ「達也くん」と呼ばせたのか?

もしかしたらその後の「気を付けろよ」を心配の表現ととったのかもしれませんが渡辺摩利と言う人は心配する位なら自分で現場に行ってしまう人ですから

ここは信頼込みの忠告の「気を付けろよ」だと取る方が自然で何かしおらしい感じの「達也くん」なんて表現が出てくるってちょっと考えにくいなって思って確認したら

やはり原作には無い表現でしたね
なんか違和感があるなと思うところはやはりかなりの確率で改変されてますね

ほんとに文脈や人物の性格から違和感がでない文章になってれば改変が入ってもそう気にしないんですけどね
だいたい違和感を感じて確認すると改変ってパターンが多いという事実について制作側はもっと真剣に考えた方がいいと思いますけどね

さてさて
本当ならもう少し内容についてもコメントしたいんですが普通に考えておかしいところが毎回結構あるので
まずそこを潰さないと正当な作品評価にならないと思うとおちおち感想も書けないんですよねwww
次回は入学編も最後だとおもうので納得できる出来の物が出来上がってくれることを期待しておきたいと思います
( ̄▽ ̄)

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