我家のワン達~サクムク日記

さくらとムックンの日記です

雨宿り

2007-10-04 06:39:04 | 預かりワンコ
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雨宿り

ムク父が帰宅すると、昴くんはおやつをもらいたくてひっつき虫となり、気が付くと足許の近くで寝ていたものです。

昴くんだけでなく、幸多くんやカイくんを預かりとして我が家に迎えていた時も同じように感じていました。
我が家は、ワンコさん達の雨宿りを手伝っているんだな、と。

わが家で7ヶ月が過ぎた頃の幸多くんです


ムク父の生家のある新潟県の田舎には昔、「雁木(がんぎ)」と呼ばれる、大雪の場合に通路となるような、軒先の空間を提供する家造りが存在して、旧高田市の雁木は有名でした。
ムク父の生家の旧直江津市にも高田ほどではありませんが雁木があって、雪の時だけでなく、雨の時にも通行人に利用されていて時折、見知らぬ方と話すこともありました。
生家は、雁木とまでは言えませんが近い造りを持っていて、急な雨の時には学生や通行人の方が雨宿りをしていました。
でも、旧直江津市の今は、駅前に面影を残す程度で殆ど残っていません。
生家も、立て直す時にはこのような構造は省きました。
ただ、少しだけ考えて、雁木に近い造りには復活できるように道路側に空間は確保し、簡単に造ることが出来るようにはしました。
思い出してみると、雁木にはたくさんの思い出があります。
実は、初めてロシア人を身近に感じたのは、雁木に雨宿りしていたロシア人の船員とジェスチャーで話した時なのです。
見知らぬ近隣の方や旅の方とも話しましたし、他の雁木で雨宿りをしていて、初めてお会いしたお婆ちゃんからお茶をごちそうになったこともありました。

わが家で5ヶ月が過ぎた頃のカイくんです


ワンコやニャンコの預かりって、彼らの雨宿りの手伝いをしているのかなぁ、と感じるこの頃。
「急に、どうしたの?」と言われそうですが、半村良氏の「雨宿り」と云う短編を読み返していたらイメージがふくらんで、こんなことを書き連ねました。

彼らは人間を信じて、人間と共に生きるのが自然な動物達ですね。
少しだけ彼らのお手伝いを、辛い過去を持った彼らの幸せ作りにちょっとだけ雨宿りのお手伝いが出来たなら嬉しいのですが。

我が家に来て2日目の昴くんです


足許でくつろぎ、静かに眠る預かりワンコ達を見ているとこちらまで和みます。
幸せなことに、わが家の預かりワンコ達は皆が幸せなご家族との出会いがありました。
うれしい。


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