PRESSな時間

８／２４「もう逃げられない」
今日も又、東電では別館で東電の臨時会見があった。
汚染水の漏洩問題で原因の一つとして
貯蔵タンク内の地盤沈下があり、
そこからのタンクの移送に伴った漏洩であるのではないかと言うのが
立地本部長の答えだった。
元々福島原発の敷地内は
山を４０メートルもけずって作ったので
地下水が豊富だと言う事が推察される。
しかも、４号機の直下はかつて川が存在し、
その川は埋め立てられたと言う事が
相沢副社長のテレビ発言であった。
つまり，
原発などの頑丈に作らなければならない建物に対して、
地盤が余りにも弱いと言う側面を持っている。
今回
地盤が沈下したと言う事は
建設当初から地盤の調査を余りしていなかったのではないかと言う疑いすら感じる。
今回の汚染水の問題は
このことがなくても
いずれこの問題はやって来たに違いないと言うのが
私の感触である。
さて今回の汚染水漏洩問題だが、
いよいよ東電も福島県民も
「もう逃げられない」
事態にまで追い込まれている。
私は実態を見学していないのでよく解らないが、
タンクの一つが崩壊したら
それこそ現場は高濃度に汚染され、近寄る事が出来なくなるだろう。
そうしたらフクイチは全ての設備に近づく事が出来なくなり、
全員撤退を余儀なくされるだろう。
そうしたら、
すべてが「ジ，エンド」になる。
これは単なる予測ではない。
日本人全体が「もう，逃げられない」のだ。