PRESSな時間

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2012-11-15 22:44:45 | 社会

11/15「科学的根拠」
今日自由報道協会主催「がれき処理に反対す市民の記者会見」があった。
(IWJ,ニコ動)
解散総選挙で原発問題が一気に希薄になりつつある今日この頃だが、
大阪では13日のガレキ焼却問題に端を発した(不当)逮捕劇などもあって
、本来なら社会が注目すべき問題だと思うのだが、
配信視聴者はかなり少なかった。
(IWJ250人位)
会見者はこの市民団体(と言うよりネットワーク)を最近立ち上げたらしく,
質問者の質問に対して不明瞭な部分が多かった様な気がする
。確かにガレキ問題は被災県と焼却県の両方にまたがるため、
問題がより複雑だと思う。
更には焼却物の中に含まれている物質が放射性物質だけではなく,
様々な有害物質だと言う事で放射能の問題だけではない所に更なる問題がある。
このような事から市民団体の問題提起も単なる感情論に留まっているようで
私が「科学的根拠は?」
と問うと
答えに詰まってしまった場面があった。
しかし、
政府との折衝にはかなり詳しい科学的物証が無いと成り立たないと言う側面もある。
残念だが、このまま、ガレキ焼却によって健康被害が出たとしても
多分、
それが「ガレキ焼却が原因」だと言う根拠での損害賠償は
受けられないのではないかと思う。
これは憶測なのだが、
国や地方はそれを待っている様な気がしてならない。
たとえ,障害が起きたとしても
それが
「当たり前」
になるのを待っている様な気がしてならない。
科学的根拠は統計があり、それで初めて根拠を持つ。
今回の問題である「ガレキ焼却問題」の科学的根拠の一つは焼却場の焼却灰やフィルターの汚染濃度だと思う。
その点を問うた所
答えとして
「焼却物を測定させない」と言う事だった。
これでは市民の側の科学的根拠は証明出来ない。
つまり,土台が無いのだ。
まず、市民団体には早急にその土台作りから始めてほしいし、
行政側には科学的根拠ではなく
実態に即した対応をお願いしたいと思う。


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1 コメント

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121115 自由報道協会主催 がれきの広域処理と現地焼却の即時中止を求める記者会見 (tossact)
2012-11-15 23:19:35
見に来たついでに参照URLをペタリ。
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