PRESSな時間

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2014-05-11 22:02:01 | 社会

5/11「究極の選択」
今日ネットニュースで「東電と国が福島1原子炉1-3号機について
「格納容器に穴を開け、その中に重機を使用して燃料を取り出す」
と言う案を考えていると発表した。
友人のツイッタ-によると
その方法はスリーマイル原発事故と同じ様な発想でやるのではないかと言う意見があって
浅はかな私はつい「フーーン」と納得してしまった。
しかし、
ツイキャスラジオでこの事を離しているうちに
いくつかの疑問が出て来た。
それは
1そもそも燃料が格納容器内に存在していると言う確証はない(これも友人の指摘)
2重機を搬入、そして、起動させるには余りにも高線量である。
3取り出した燃料をどのようにしてキャスクに格納するのか
と言った問題が次々にわき出して来た。
先ず1であるが
溶融した燃料が本当に格納容器内にあるかどうかと言う問題は
東電の松本純一氏が「格納容器内にはない」と発言している(これも友人のコメント)
ので、
このシナリオはこの時点で却下と言う事になる。
小出裕章氏も「燃料が格納容器内に留まっているという事はなく、むしろ、あちこちに散乱してしている」と
発言している。
次に2、3についても
燃料棒の取り出しをしなければ始まらない話である、
2号機の燃料棒など取り出し時期は
「不明」のはずである。
そんな事を考えれば
この発想自体「出来ない」と言うのが普通である。
しかし、東電や国
そして、今回大マスコミたる「毎日新聞」が
ごもっともらしくこのような記事を掲げたと言うこと自体、
マスコミが原発事故に関して
もっともらしい東大の「御用学者」に如何にもこの事が「可能」で或るかの様な発言をしている事(させている?)で
いかにマスコミが原発事故に関して
「不勉強」
であるかと言う事が露呈してしてしまった。
と言うのが私の感想である。
しかし、これだけがはっきりしている事は
この事業が「実験」である限り
私達の税金が絶え間なく注がれ
更に電気料金が「実験」の為に使われると言う事実だけはしっかりと覚えておく必要があるのではないかと思っている。
「「冷やすのか」「取り出すのか」と言う
究極の選択は本来なら私達にあるのだが
この国はその選択すら出来ない「不自由さ」を抱えていると言う事を
今一度確認したいと思っている。

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