今年も地区の運動会がやってきた。
運動会大好き野郎(当日のテンションにも寄るが)のぱんさー。
さあて、今年の運動会こそ・・・・
休もう。
昨日まで半死人だったんだし。ウチで大人しくぷにケット新刊仕上げたり、「あにゃまる探偵キルミンずう」とか「新必殺仕置人」見ながらゴロゴロする。
どうせ、ギャラが出るわけでもないんだし。
運動会といえば童謡やアニソンの替え歌の寒い応援歌。
小学校の頃、桃太郎の替え歌でこんなのがあった。
運動会 運動会
元気いっぱい赤組が
力の限り頑張るぞ。
それ進め それ進め
一度に攻めて 攻めまくり
潰してしまえ白組を
この歌がなんか嫌いだった。
先生方め、常日頃から「他人の痛みを解るヒトになれ」とか
言ってやがるくせに、何だこの歌は!?
一度に攻めて攻めまくられて潰された白組の組員?たちはどうなる?
命からがら山中に落ち延びた白組たちは常に赤組の追撃に怯えながら生き続けるのだろうか?
その後、心優しい麓の村人達に匿われ、百姓として第2の人生を歩む決心をする白組残党たち。
白組の青年、信男は村の娘、トメ子と夫婦になる。
信男にとってこの村での、トメ子との日々は「初めて」の連続だった。
これまで自分が物心付いた時から赤組打倒のため学んできた綱引きも、騎馬戦も、パン食い競争も必要ない。
日々の仕事は過酷だが、暖かく包んでくれるトメ子の笑顔があればやり遂げられる。
このまま赤組への恨みも忘れ、百姓として生きよう。
トメ子と、生まれてくる子供達と共に・・・・
ある日、信男は休みを貰い、トメ子と共に宮参りに行く。
道中、得体の知れぬ不安に襲われ村に戻った信男とトメ子が見たものは阿鼻叫喚の地獄だった。
無残に焼き払われた村、虫けらのように惨殺された村人達。
これが・・・これが赤組のやり方なのか!!
白組を匿った罪で何の罪もない村人達まで・・・
許さん!!奴らは・・・赤組は鬼じゃ!!
あれから一年。再び運動会の日が訪れた。
赤組の大軍勢の前に立ちはだかる信男。
その背後には過去に赤組に潰され地獄を見せられながらも泥水を啜り生き延び、諸国から信男の下に集った「青組」「緑組」「ピンク組」の残党達、その数12000。
赤組「なんじゃ、おのれら!?」
信男「我等は・・・・無色・・・そう・・・
クリアー組じゃ!!」
バッ!!
信男「宣誓ーっ!!我々、選手一堂は、スポーツマンシップに則り、
正々堂々、赤組に天誅を下す事を誓います!!」
決戦の火蓋が今、斬って落とされる。
つづく(嘘)
運動会大好き野郎(当日のテンションにも寄るが)のぱんさー。
さあて、今年の運動会こそ・・・・
休もう。
昨日まで半死人だったんだし。ウチで大人しくぷにケット新刊仕上げたり、「あにゃまる探偵キルミンずう」とか「新必殺仕置人」見ながらゴロゴロする。
どうせ、ギャラが出るわけでもないんだし。
運動会といえば童謡やアニソンの替え歌の寒い応援歌。
小学校の頃、桃太郎の替え歌でこんなのがあった。
運動会 運動会
元気いっぱい赤組が
力の限り頑張るぞ。
それ進め それ進め
一度に攻めて 攻めまくり
潰してしまえ白組を
この歌がなんか嫌いだった。
先生方め、常日頃から「他人の痛みを解るヒトになれ」とか
言ってやがるくせに、何だこの歌は!?
一度に攻めて攻めまくられて潰された白組の組員?たちはどうなる?
命からがら山中に落ち延びた白組たちは常に赤組の追撃に怯えながら生き続けるのだろうか?
その後、心優しい麓の村人達に匿われ、百姓として第2の人生を歩む決心をする白組残党たち。
白組の青年、信男は村の娘、トメ子と夫婦になる。
信男にとってこの村での、トメ子との日々は「初めて」の連続だった。
これまで自分が物心付いた時から赤組打倒のため学んできた綱引きも、騎馬戦も、パン食い競争も必要ない。
日々の仕事は過酷だが、暖かく包んでくれるトメ子の笑顔があればやり遂げられる。
このまま赤組への恨みも忘れ、百姓として生きよう。
トメ子と、生まれてくる子供達と共に・・・・
ある日、信男は休みを貰い、トメ子と共に宮参りに行く。
道中、得体の知れぬ不安に襲われ村に戻った信男とトメ子が見たものは阿鼻叫喚の地獄だった。
無残に焼き払われた村、虫けらのように惨殺された村人達。
これが・・・これが赤組のやり方なのか!!
白組を匿った罪で何の罪もない村人達まで・・・
許さん!!奴らは・・・赤組は鬼じゃ!!
あれから一年。再び運動会の日が訪れた。
赤組の大軍勢の前に立ちはだかる信男。
その背後には過去に赤組に潰され地獄を見せられながらも泥水を啜り生き延び、諸国から信男の下に集った「青組」「緑組」「ピンク組」の残党達、その数12000。
赤組「なんじゃ、おのれら!?」
信男「我等は・・・・無色・・・そう・・・
クリアー組じゃ!!」
バッ!!
信男「宣誓ーっ!!我々、選手一堂は、スポーツマンシップに則り、
正々堂々、赤組に天誅を下す事を誓います!!」
決戦の火蓋が今、斬って落とされる。
つづく(嘘)