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ロシアインターネット投稿で消される元サハリン州知事無念の死

消される訳は?
ロシア側が事実を知っているから

No.50 北方四島返還と元サハリン州知事ファルフトジノフ氏

2017-05-20 20:02:17 | 国際情勢
Историяпротивостояния
Opposinghistory
DieGeschichte der Opposition
対立の歴史


鈴木宗男さん、刑務所から出てやっと普通の民間人として選挙にも出られるようになりましたが、次回の選挙に出て、北方四島の話題をネタに日本の血税を食いものにするのはやめてください。

以前、ご自身でも話されたように、日本には「政治がない」とか、13年3月25日イルクーツクでの森・プーチン会談で一番北方四島が近づいたと思っているようではどうしようもありませんよ。

また、小泉政権になって、「島は離れてしまった」と言っているあなたは、どこにでもいる町内のおじさんレベルの情報分析能力です。そもそも情報収集できてもいません。

ご自分の、まだやりたい利権(工事)への拘りや思い込み話を、国民に向かって堂々と話せる心臓の丈夫な人であることだけは十分に分かりました。

前に、
あなたは「無実なのに“国賊”とされて捕まった・・・」仰っていましたが、私達現地現場にいた人間から見たら、あなたを捕まえた日本の警察こそ正しく、どこから見てもあなたは筋金入りの国賊のおっさんです。

私が間違っていると言うなら、正々堂々と書類・資料・その他もお互いに持って、私に異議を申し立ててください。
それとも、私から逃げ回りながら、日本の皆さんに間違った話を続けるのですか。


あなたの相方の森喜朗さん・プーチンさんの「イルクーツク会談の時が、北方四島が一番日本に近づいた時だ・・・」と話している時点で、あなたが全く事実を把握されていないことが分かります。

あの時点で、プーチンさんは北方四島の権限を持っていませんでした。
あの時の北方四島権利権限は、エリチイン前ロシア大統領からサハリン州のファルフトジノフ知事に移っていたのですから。


何も知らないのにも程がある。

これまでのブログにも書いた通り、エリチイン大統領は、「今のロシアはとても貧しくて、このままではやっていけない」、「ロシア国民の為に、石油・天然ガスから生み出される資金の按分条件を『ロシア国民55%、サハリン市民45%』で了解して欲しい」とサハリン州知事にお願いし、ファルフトジノフ知事もそれで了承していました。

その時に、北方四島の管轄権もファルフトジノフ知事に移管されたのです。
昔ロシアの女帝がアラスカをお金でアメリカに売ったように、ロシア政府に55%の利権を渡すことで、ファルフトジノフ知事は北方四島の権利も得ていたわけです。

サハリン州知事選任についても言及しておきます。
もともと知事選任は大統領からの指名でなされていたのですが、サハリン州は住民の直接選挙制でファルフトジノフ知事は勝手に変えて選ぶことにしていました。
もちろん、この民主的な制度はファルフトジノフ知事の施策として行われたのです。
そして実際に、その選挙では圧倒的な支持を得て、ファルフトジノフ知事が誕生していました。本当に圧倒的な住民からの支持を得ていました。
そんな情報も知らなくて、北方四島に関係する頓珍漢な御高説を並べてはダメです。

また、サハリン州の副知事達がいつもファルフトジノフ知事に注意喚起していたことは、「チェチェンと同じように(殺されないように)気をつけてください」という点でした


しかしながら、プーチンさんグループによって、結果的にファルフトジノフ知事もチェチェン同様の惨劇(暗殺)から逃れることができませんでした。

ファルフトジノフ知事が殺されてから、プーチンさんグループは資源も政治もまたモスクワへ全部持って行きました。
(ファルフトジノフ知事が1年以上かけて綿密にエリチインさんと打合せし、サハリンに関係する大手企業をモスクワから切り離してサハリンに持って来たのですが、ファルフトジノフ知事が殺されてからはプーチンさんにまた全部モスクワに戻されてしまいました)


1999年12月エリチインさんからプーチンさんに交代する前に、エリチインさんはプーチンさんに様々なお願いをしました。
・私を絶対逮捕しない事。
・私のアメリカにいる娘も絶対逮捕しない事。
(なぜならロシアからアメリカに送ったダイヤモンドの件などもあるから)


モスクワのプーチンさんグループに対して、来週中にはある情報を出す予定です。
その内容は、ロシア語と日本語でこのブログに載せます。また消されない限り。

次回は、来週末の予定です。


saharinhiroshi2@yahoo.co.jp

No.49 北方四島返還と元サハリン州知事ファルフトジノフ氏

2017-05-12 18:39:08 | 国際情勢
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対立の歴史


私が前回のブログ(No.48)で、東京オリンピック工事代金の話に唐突に触れましたが、そのこと自体を問題視しているのではなく、その利権構造とサハリン州北方四島の利権工事のそれとが全く同じ構造だからです。
即ち、この北方四島返還後の工事利権構造に関わっている人間と、東京オリンピック工事関連に関わっている人(キーマン)が同じ顔ぶれゆえに言及したのです
皮肉を込めて表現するなら、キーマンたる彼らはとても意志の強い人達です。

暗殺されたサハリン州知事(ファルフトジノフ氏)と私達は、国後島のディーゼル発電のテープカットに鈴木宗男さんをご招待しましたが、鈴木宗男さんにはそのセレモニーに来ていただけませんでした。

鈴木さんご本人にインヴィテーション・カード(招待状)を出しましたから、鈴木さんもそのことは憶えていると思います。

鈴木さんの話はクリル局長にとって利権工事のおいしい内容でしたから、(クリル局長は嬉しくてたまらなかったようで)黙っていられずに周囲の人達に話していました。

来週の予定ですが、ロシア国内向けに私達が保有している情報の一部を公開します。
日本の利権屋さん達、私達は貴方達と差し違えるくらいの気概で臨みます。


次回は、来週末の予定です。


saharinhiroshi2@yahoo.co.jp

No.48 北方四島返還と元サハリン州知事ファルフトジノフ氏

2017-05-06 19:43:32 | 国際情勢
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     全サハリン州市民にむけての知事と私のテレビ放送での告知

先日、元国会議員の某先生が数年前に刑務所から出て、再び選挙に出ることが出来る日を迎えました。
次期選挙で、その先生がもし選ばれたとすると、また北方四島返還問題を利権の道具として使うことになり、いつまでも問題解決されない状態がずっと続くことでしょう。

本来であれば、収監され社会的な制裁を受けた人は、その間に心を改め真人間の心となって、社会復帰するはずです。
ところが、その先生や周囲から発信される情報に触れて私が感じることは、「この人、怖い物なしというか、ずうずうしいというか、相変わらずだな・・・」ということです。

我々が暗殺されたサハリン州知事から預かっている資料や関連情報を提供しますので、どなたか我々と共に真の北方領土問題解決に取り組んでみませんか。

今年の8月で、サハリン州知事以下州幹部二十名暗殺されて14年になります。
ふり返れば、この14年間は、プーチンさんグループと日本の利権屋さんグループに好きなように振り回されてきた14年間でした。

ところで我々は、次のロシア大統領選挙前に、故ファルフトジノフ知事から預かっている資料等をロシア国民に公表するので、プーチンさんグループにとって次のロシア大統領選は難しい選挙になります。(断言できます)

対抗馬とされているアレキセイ・ナワリヌイ氏は、予備選の人気投票では勝っていましたが、先頃プーチンさんグループの企てによって法的に出馬できなくされてしまいました。

過去、ロシアに於いて、プーチンさんに抗う者は殺されたり、理不尽な理由を捏造されて収監されたりで、いわば力ずくで排除されてきました。
実はロシア国内に限らず、イギリス国内でアレクサンドル・ヴァリテラヴィチ・リトヴィネンコ氏が暗殺されました。(2006年)
このように、ロシア国内はおろか、ロシア国外に追いかけてきて迄暗殺を実行するという徹底ぶりです。

ただ、次回の大統領選挙は今までのように、元KGBグループ「シロビキ」達に逆らう者達を「全員抹殺しろ」と命じにくくなります。

なぜならば、我々が保有する資料や情報をロシア内で公開したら、プーチンさんに「逆らう者」がとてつもない数になるからです。


それから、ロシア以外の国からロシアに対して何等かの指弾・追及の声をあげた場合、ロシア政府は「内政干渉するな」で済ませてきました。

しかし、今回はそうは問屋が卸しません。
今までのように「内政干渉だ」で終わらせようとしても、真実を知ったロシア国民が許さないことは容易に予測でき、事実爆発寸前と言う所まできています。(今は詳しく話せませんが)


私は、親友のサハリン州知事(「初代サハリン大統領」の予定でした)から貴重な資料を預けられていながら、彼の命を守り切ることが出来ませんでした。
が、知事の考えや知事が残してくれた有能な人脈(私の友人達でもあります)を、今度こそこの手で守り通す自信があります。

過去、情報を公開することで知人らの生活や命に危害を加えられる恐れがあったので、喉元まで出かかった話を無理やり飲み込んできました。

しかし、今度は少し事情が異なります。
証拠・証人、実証実物を整理整頓し、効果的な事実公表に踏み切れます。

プーチンさんグループに殺されたファルフトジノフ知事の思いを証明することで、結果として、日本や極東アジアの平和構築、なかんずく日本にとっての四島問題円満解決に向けてその準備が整いつつあります。

そして、利権に溺れたり、自分の名声を求めたりする人達の誤った行動を糺すことになれば・・・と願っています。

これらは決して、憎しみからくる陰口・悪口の類ではありません。
本当の話です。

それにしても安倍総理大臣は、なぜ森喜朗さんのお願いを聞き入れて東京オリンピックの会長職を許可されたのですか。前総理という事でやはり気遣われたのですか?

同じオリンピックの競技種目でも、リオ五輪の予算と比べると、桁違いの東京オリンピック工事代金です。小池百合子東京都知事が、腹を立てるのもわかります

なぜ、唐突に東京オリンピック工事代金の話に触れたかというと、実は、サハリン北方四島の開発に関しても、(同じ顔触れで)公平とは言い難い利益誘導的な動きがあるからです。
ロシア領域内(北方四島)の工事に関連する利権がそれです。

その利権獲得隊の特攻隊長を鈴木宗男さんとしたら、現地ロシア語で契約を進めることが出来る小隊長はさしずめ佐藤優君、両者の後ろには、元日本の総理大臣を務めた森喜朗さんの姿があります。

次回は、来週末の予定です。

saharinhiroshi2@yahoo.co.jp

No.46 北方四島返還と元サハリン州知事ファルフトジノフ氏

2017-04-22 12:21:12 | 国際情勢
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   勲一等旭日大綬章を頂いた(外国の会社組織の会長と私が代表です)

「長い物には巻かれろ」ではないですが、モスクワ政府にグルグルに手足を縛られて身動き一つ出来ない現在の日本の政治。

しかも、北方四島への経済協力続行しか選択肢がないという、日本側の情報の無さ。

この現状に鑑みるとき、どれだけ日本の元政治家達が自分の利権・名声だけに走っていたかが分かります。
その結果としての現在の日本なのですから。


我々のメンバーの中には、皇室の親族の方とか、外国の要人らも入らっしゃるので、全ての情報を公表出来ないところが難しく、また、苦しいところです。

      

この新聞記事は、日本の四島に、決定的かつ重要な事が書いてあります。
サハリン州側の考え方針と、プーチンさんロシア側の日本に対しての考え。



この日本工業新聞の記者さん、この文章も暗殺されたサハリン州知事とロシア側の幹部、そして我々だけしか知らない内容の話でした。

なぜ、この情報が記者さんの手元に届くことになったか、ご存知でしょうか。(この理由が、実は重要だったのです)

仮に、証拠があって、その証拠に関連する重要な情報があるのなら、日本国のマスコミとして広く日本国民に公表しましょうよ。

それから、サハリンに一番近い距離にある北海道庁が保有する北方四島問題関連情報は間違った話が多いです。
昔、サハリン関連情報を担当していた北海道庁の桧山さんは、佐藤優君より確実に真実を知っていますから、少しでも北海道と日本の皆さんに教えてあげてください。

ごくごく近い時期に、プーチン大統領政府に対して、「暗殺された知事から私が預かっている重要書類・ビデオ・その他さまざまなエビデンスを返す条件で、私と☓☓〇〇しない」という交渉をロシア政権幹部を通してしようと思っています。

とはいえ、深入りし過ぎると、(ファルフトジノフ知事に続いて)私自身が二回目の暗殺計画の標的にされる可能性があります。

しかし、ここまで資料・情報を保有している以上、その情報を最大限に有効活用し、日本国民に、ひいては国政を司る方々にこの国日本をよりよくしていただく方が重要なので、覚悟を決めて良からぬ輩たちと差し違えるくらいの覚悟をもって臨むつもりです。



次回は、来週末の予定です。

saharinhiroshi2@yahoo.o.jp






No.45 北方四島返還と元サハリン州知事ファルフトジノフ氏

2017-04-15 18:48:41 | 国際情勢
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対立の歴史


ロシアは、「領土問題は存在しない」と日本側に言い切るまでになりました。

「サハリン州知事が事故死」と、ロシアの言うままに配信した大手通信社や、それを無批判に日本国民に流した日本の各マスメディアの責任は重いです。

結果として、捏造された情報がさも真実のように既成事実化し、その偽情報のレール上を走らされているのが今の日本なのです。

外務省ロシア課の北方四島(サハリン州)に対する開発援助しても、実は、サハリン州知事と我々が久保田鉄工さんにお願いして大型プラント請負(パイプライン工事)の話が具体的に進んでいました。
久保田鉄工さんは、工場内のラインを変えてまで取り組む草案を我々に提示されていました。

外務省さんにしたら、こんなことも面白くなかったのかもしれませんね。何故なら、自分達の面子が北方四島問題解決より優先していたのか、それとも立場上の問題でも存在していたのか、上記の大型プラント請負の話にあとから首を突っ込み、進展していた話を前に進めなくしてきましたよね、久保田鉄工さんからも聞いています。


そして外務省さん、今になって、モスクワ政府に「領土問題は存在しない」とまで言われてしまうに至ったわけです。
外務省の仕事は「日本の国益を守護するための外交交渉の砦」ではないのですか。


また、売国奴と称しても過言でない昔の国会議員の大先生達、深く反省なさってください。

最近書店に行くと、北方四島関連の本を、またよく見かけるようになりました。

「講釈師、見てきたような嘘を言い」という諺があります。
各新聞社やテレビ局の委員、大学の教授等、様々な立場の方々が「現場での真実」も知らないのに、好き勝手なコメントを呈されていますが、そこには何一つ真実は存在していません。
これでは、怪しい発信元からの伝言ゲームの発表会みたいなもので、まさに、「見てきたような嘘」のオンパレードです。


北方四島問題解決に関するコメントを社会に広く流布させるのであれば、せめてプーチン大統領のロシア国のレターヘッド付き(自筆サイン入り)の書類の一つでも添付して論評されては如何ですか。

ついでにもう一つ、暗殺されたサハリン州知事ファルフトジノフ氏のレターヘッド付き自筆サイン書類を付けてあれば価値のあるコメントになりますよ。

つまり、「ちゃんとしたエビデンスを添付しながら、自信を持って出版したらどうですか?間違いなく、日本社会や国政を司る方々が注目してくれますよ」ということです。

私達は、プーチン氏やファルフトジノフ氏のレターヘッド付き自筆のサイン入り書類や、故ファルフトジノフ州知事から直々に渡された重要書類・機密情報を幾種類も厳重に保管しています。

何とかしてこれらの重要情報を適切なタイミングで公開(もしくは、効率的に活用)し、日本の北方四島問題への取り組むべき方向を、正しい方向に修正していきたいと本気で思っています。

次回は、来週末に。

saharinhiroshi2@yahoo.co.jp

No.44 北方四島返還と元サハリン州知事ファルフトジノフ氏

2017-04-08 14:09:32 | 国際情勢
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毎週一回、ロシアと日本の「北方四島の事実、本物の資料」など少しずつこのブログで公表してきました。
今回で44回目になります。


最近では、専門家・マスメディアの方もこのブログをご覧いただいているようです。
また、投稿ごとにその内容は異なるのですが、ご興味のある回の情報は閲覧者が多いことも分かります。


これまでアップしてきたことでもあるのですが、このブログで紹介してきた資料・写真・名刺は全て本物で、それぞれ事実確認できるものばかりです。
(※未公表の情報も沢山あります。例えば国外の資料は然るべきタイミングでご覧いただくために、ごく一部しか公表していません)


そもそもスタートが誤りでした。
今の日本国民もロシア国民と同じように、ある思惑を持った一部の為政者によってスタート時点で騙され、誤ったレールの上を走らされています。
過ちに気付いても、加速度がついて走っている以上、簡単に修正出来ない・・・、それが今の日本であり、ロシアなのです。
私達と篤志を秘めた一部のロシア人は、正しいレールの上を両国に走ってもらうべく本当に命がけの毎日です。

私は、これまでの人生で、多くの方に助けられ、また、迷惑もかけてきました。
それだけに、今度は私が過去に受けてきた恩に報いる番だと本気で思っています。


命をかけてでも・・・とは大袈裟に映るかもしれませんが、あと一歩で北方領土問題の円満解決に手が届くところまで行きながら、欲に駆られた連中は力づくで(暗殺という卑劣な手段で)私の親友、故ファルフトジノフ州知事から様々な権利を奪いました。
結果として北方四島の元島民の切実な願いやサハリン市民の幸せを蔑ろにした人間らと対峙するには、「命がけ」でなければできません。


ところで、私達が「証拠」を持っている以上、モスクワの権力者は私達が邪魔になってくるはずです。

今は然程目障りでなくとも、その邪魔な度合いは、私が保有している数々の極秘データが社会に広まるにしたがって高まることになるからです。


現在、私は国際弁護士事務所と相談し、北方四島問題解決に明確に資する資料を適切なタイミングで公表する為の準備に入る予定です。

ただ、私達が一番公表したい情報は、ある事情があって今すぐ一気にオープンに出来ないところが心苦しい点です。

なぜならば、万一、モスクワの為政者らにとって不都合な情報が公表されたら、すぐにそのロシア人幹部を特定されてしまうので(その情報発信源が誰か明らかになってしまうと)、その情報源を消す、即ち、暗殺される可能性があるからです。


今の大ロシア帝国の数々の暗殺がわかってしまいます。


我々は、志半ばで、(悪の矢によって)倒れるわけにはいかないのです。

「暗殺なんて・・・」と訝るのは、平和な感覚の日本人くらいです。
皆さんにはとても理解できないでしょうが、本当に暗殺されるリスクがあるのです。


次回は、15日(土)か16日(日)の予定です。

saharinhiroshi2@yahoo.co.jp


No.43 北方四島返還と元サハリン州知事ファルフトジノフ氏

2017-04-01 18:46:30 | 国際情勢
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対立の歴史


大手通信社(共同通信社)さん、或いは、その配信を右から左に流すだけの日本のマスメディア各社は、どれほど日本にとって重大な事件であったのか、その意味が分かっていないと思います。

ロシアのプーチングループの「サハリン州知事、飛行機事故で死亡」という偽情報を無批判に流布した罪は大きいと思います。

プーチンさん側にしたら暗殺を「事故死」と広く認識させるために、「日本の通信社をうまく利用できた」ということです。

通信社の人達は、モスクワ政府が発表する情報が信用できるものと思っているのか、面倒くさいからそのまま流しておけばいい・・・というような感じなのでしょう。「モスクワ政府のスポークスマンがこのように発表したという事実を伝えただけだ」という逃げ道もありますし。


しかしながら、その結果、北方領土問題解決へのレールを間違ってしまい、本来進むべきであった方向と異なる道を歩んでいるのが今の日本です。

つい先日も、ウクライナで暗殺されたロシア下院のボロネンコ氏が街中で堂々とボディーガードの横で殺されました。

「意にそぐわぬ奴は消す」・・・本当に怖い国です。そしてこれが現実なのです。

サハリン州知事の死亡はロシアの国としてはとても大きな影響があり、「実は暗殺された」という真相が公表されたら今のプーチン政権はぶっ飛びます。


それにしても、少しでも情報に疑義があれば、「調査なり取材なりをして広く事実を社会に伝えるのがマスメディアの社会的な使命」という認識は、私の勝手な思い込みだったようです。
モスクワ政府のプレス通りの「死亡事故」で配信してしまえば、その情報に触れる多くの人達はそれを信用してしまいます。


こんな調子で無批判記事の垂れ流しが続けば、モスクワ政府の言いたい放題で、むしろ、マスメディアは犯罪者のお先棒を担ぐような存在でしかないように思います。
ジョークではなく、真面目にそう思います。


現在も通信社の後処理(情報の検証)もされず、ファルフトジノフ州知事飛行機事故死で、真実に蓋をしたまま物事が、進められています。

ところで、小渕総理大臣の時、永田町の影の総理大臣と言われていた末次一郎事務所で、サハリン州の事やモスクワの動き等、末次先生からの様々な質問もありました。
もちろん、北方四島問題についても聞かれました。


共同通信の配信記事によれば、暗殺されたファルフトジノフ州知事は日本への領土返還反対派とか、強硬派という表現でレッテルを貼られていました。
実際はどうかと言えば、そんな単純な人物像ではありませんでした。
ファルフトジノフ州知事が私にいつも言っていた事は、「ヒロシ、四島で生まれて育った子供たちもいるんだ・・・」と。

そして、ここからが知事の言葉の本音です。
まず始めに、北方四島には、日本人も一緒にとりあえず暮らそう。
そして次に考えよう・・・・。

エリチイン大統領とも色々な約束が・・・・。

ロシアの大統領がプーチン氏になると複雑な問題が沢山噴出してくる(私はその問題というか、情報を聞いています)


次にもう一つの本音は、サハリン大統領選挙のこと。

例えば忠臣蔵の大石内蔵助良雄ではないけれど、知事はモスクワに悟られないように、まして外国にも絶対に情報(本音)が漏れないように、サハリン「独立」が完成するまで自らの言動に相当に気をつけていました。

一方、モスクワのプーチン政権は、自分達に逆らう者はあえて何気なく、誰が殺したかわかるように堂々と暗殺していました。

そんな為政者のやり方に、ロシア国内の首長や行政官、もちろん市民も恐怖を感じていました。

サハリン州知事は本当の仲間さえも欺き、然るべき時期が来たら行動する(独立)準備をしていました。本当に慎重にサハリン独立に向けて水面下で様々な準備をしていたのです。

そんなサハリン行政府内の仲間達にすら告げることが出来ない情報を、なぜ私が知ることになったのかといえば、もともと旧知の間柄だったというだけでなく、州知事にとって私が外国人(日本人)であることが大きな要因であったと思っています。

ヤルタ会談での日露不可侵条約破棄の合意からの大きな流れの中で、その流れに抗する手段として取り得る最善の方法で北方領土問題を円満に解決することが出来ると信じた私は、人生を賭して「日本のために、とりわけ元島民の方々のためにも頑張ろう」と心に決め、その気持ちは今もなお保ち続けています。


これまでのブログに掲載していることですが、ファルフトジノフ州知事に対してプーチン大統領から「お願いとして、自分の好きなロシアの大臣をやってほしい」と甘言を並べてアプローチしてきました。
簡単に言えば、プーチンさんはファルフトジノフ州知事を自分達の仲間に取り込もうとしたのです。

ファルフトジノフ州知事の答えは「No!」でした。

私が持っている(契約書)書類などご覧いただいたら理解できると思うのですが、ファルフトジノフ州知事が存命の頃、戦略的に少しずつ知事から流されていた情報を得ていたサハリンでお金を持った若者達は、「今、安い北方四島の土地を買って日本人が必ず島に入って来るので、高く売れる」と、ちょっとしたブームになっていました。

私がある時、数名の日本人と一緒に北方四島の国後島へ行き、町内の図面などを持って日本に帰ってきたメンバーの一人から、「日本外務省さんにそれをあげたら、とても喜んでいた」と報告を受けました。
また、ジョークでロシア人達は、「朝一番で日本に宣戦布告をして、夕方に負けたと言って、日本の島になってくれればいいのにな・・・」とも言っていましたが今の北方四島の島民はそんなジョーク一つ言える環境に置かれていません。
寧ろ逆です、というか、プーチングループの情報操作によって強硬意見ばかりです。
「我々の島が何もしなくても、日本が勝手に協力をしてくれるので、とても良くなる。日本に何もやる必要も無い。そうしてくれたのはプーチン大統領」とプーチンさんは、またここでも大人気です。


一方、日本では元島民達の願いである北方四島問題解決の道は半ば閉ざされているといっても過言ではありません。

「返還!返還!」と叫びながら、その実、自分達で絶対返還されないような状態を作っていっている・・・といった方が正しいかもしれません。
一部の利権屋さんや関係するゼネコンのみが、協力者という形で仕事(利益)を得るだけで、根本的な問題解決には至りません。
口利き屋さんというか、政治的な関係者もそれで利益を得ることが中心で、領土返還は、実は二の次、三の次というのが実態です。


共同通信社さん、私が今思っていることを言わせてもらいます。
もとを辿れば、モスクワの発表である「サハリン州知事と幹部含め20名飛行機事故で死亡」という情報を丸のみにして、広く配信してしまった記者さん、ここまで日本を全く違った方向に動かせてしまった自覚はありますか。


私の苛立ち、隔靴掻痒の思いは、「確かな資料を持っている我々よりも大手通信社の方を国民は信用する」という現実です。
サハリン州知事達の事故現場に、誰か一人でも自分の目で確認した人はいますか。
日本国民が関心を持っている北方四島を管轄していたサハリン州知事が暗殺されたのですよ。


今回、暗殺されたファルフトジノフ州知事の側近、それに私も、まだ生きています。つまり、情報をまだまだ公表できるのです。

もともと「事故死」という間違ったニュースが出るまで日本の我々の所にもそれなりの立場の人達、組織の人、皆さん連絡が取れたし、「情報が欲しい」と足しげく私のところに来られていました。
しかし、共同通信社の誤報発表があってからは、彼らの行動が変わりました。

大手マスメディア情報を日本政府は重きを置くようになり、一民間会社の素人達の意見には聞き耳すら立ててもらえない状況です。

ただ、間違っている情報の方が政府としても都合がいいみたいですね。

我々のような民間人が北方四島を管轄するロシアサハリン州の政府の中心部に入り権利・権限を持ってしまった事が面白くなかったのでしょう。
私は政治の世界は知りませんが、「(政治の)プロのメンツを潰された」
という気持ちにさせてしまったのかもしれません。
しかし、思わぬ立ち位置の置かされた私達にとっても、そのこと自体は自分達の意図や企みでなった訳でもありません。
気づいたらその位置にいただけです。

何故に、私がロシアの自宅の地下で殺されかけるほどの危険な目に遭っていながら(日本の新聞にも掲載)、こうして真実を明るみにし続けるか・・・といえば、理由はたった一つです。

近い将来の北方四島問題解決に向けて、今こそが重要なターニングポイントであると思っているからです。



次回は、8日(土)か9日(日)の予定です。


saharinhiroshi2@yahoo.co.jp










No.42 北方四島返還と元サハリン州知事ファルフトジノフ氏

2017-03-25 19:39:52 | 国際情勢
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大手通信社、共同通信社さんが、モスクワ・プーチングループの作戦に乗せられ、「サハリン州知事が飛行機事故で死亡」という記事を配信しました。

<ファルフトジノフ知事の事故死を告げる共同通信の記事>
サハリン州知事が事故死 墜落ヘリ発見、20人死亡
【モスクワ23日共同】
ロシア極東サハリン州のファルフトジノフ知事らを乗せたヘリコプターがカムチャツカ半島で20日に消息を絶った事故で、非常事態省は23日、墜落したヘリコプターを発見、知事を含む20人の搭乗員全員が死亡したと発表した。 墜落場所はペトロパブロフスクカムチャツキーの南西約100キロの山中で、爆発や火災が起きた形跡はなく、事故原因は不明。プーチン大統領は事故調査委員会の設置を命じた。
サハリン州は北方領土を管轄しており、ファルフトジノフ知事は領土返還反対の対日強硬派。一方で日本や欧米の資本を積極的に導入し、石油や天然ガスの開発を進めていた。 知事の死亡に伴い、マラホフ第1副知事が知事代行に就任した。
2003/08/23 15:03 【共同通信】


実際には暗殺であり、利権に目が眩んだ殺人であるにもかかわらず、「事故死」として一刻も早く終結をさせたいプーチングループと、そんな恣意的な情報を無批判に垂れ流す通信社のせいで、本来、世界中で騒がれるような事件が闇に葬られてしまいました。
その影響は、特に日本の北方領土問題解決に直結するにもかかわらず・・・です。


地元サハリン州(クリル現場)に記者の方達の確認もできない、もちろん一般の人も現場確認できない事は、わかっての暗殺です。

しかし、あのタイミングのモスクワ政府の「事故死」という発表を疑う事もなく配信させたことは、日本の人達全員に「事故死」と思いこますのには大成功でした
現在も、まったくモスクワのずる賢い作戦には、とても日本人は勝てません。悔しいですが、彼らの方が数段やり手です。

また、どさくさに紛れて、ずっと前の日露会談の昔話に又戻し、相乗りしようとしている輩(日本人)は、約三名位います。
本当に困ったものです。


日本は、完璧に真実とは程遠い情報を思いこまされているわけですから、北方領土問題ひとつとってもマイナスからのスタートです。

サハリン知事が暗殺された後のプーチンさん達の動きの速さ。
大国ロシア大統領が「一州」の知事の死を予言していたかのごとく、すぐサハリンにやって来ました。
そして、サハリン市庁舎前のレーニン広場でプーチンさんも演説で、ぽろりと「これからは、自分がサハリンの面倒を見る」と言い放っていました。


サハリン州知事が前エリチイン大統領とサハリン資源配当分45%を持って、もうすぐ、ロシアの一部で無くなる(「独立」を意味します)という情報を、プーチンさんは知っていたのでしょう。

日本など、ロシアから見て海外への「事故死情報」はそれなりに成功はしましたが、サハリンの市民らは「誰が暗殺を指示したのか」が薄々わかっていました。
だからこそ、プーチンさんは州議会にもよらずに直接モスクワへ戻ったのです。


プーチンさんは、暗殺されたファルフトジノフ州知事の親友でもあった第一副知事マラホフさんに対して、恐怖を背景に後任知事をやらせました。
そして、書類整理と引き継ぎをさせ、その整理が終わったらすぐにクビにして
、自分達(モスクワ)の何でも言う事を聞く、オハの市長を次のサハリン州知事にしました。色々の事実の裏話がありますよ。(自分達の安全の為)


オハの市長は、サハリンの大地震の時の市長で、プーチンさんといろんな政治的な取引をしました。
彼は、プーチンさんに歯向かって毎日ドキドキして生きるよりも、プーチンさんに抱き付いたわけです。


しかし、そのオハの市長がサハリン州知事になったのちの姿は酷いものでした。調子に乗って、たくさんの賄賂をもらい、それが公になって結局は州知事をクビになったのです。

ところで、ロシアでは「街の中のお墓づくり」は法律で禁止されています。
しかし、殺されたファルフトジノフ州知事達のお墓は街の中にあります。


これが何を意味しているか…ですが、カリスマ知事として州民から圧倒的支持を受けていたファルフトジノフ州知事のお墓を法律に則って処分してしまうと、我慢を重ねていたサハリン市民もさすがに堪忍袋の緒が切れ、大騒ぎとなってしまうリスクをプーチンさんが感じていたということです。
なので、街の中にお墓を造っても問題無しとしたのです。


※差し替え
 この欄に書いてあった件は、今の最も重要なサハリン州知事暗殺、
 日本の北方四島返還から少し外れるので、別の機会に出します。


ロシアからウクライナに移ったボロネンコフ氏(下院)は、街の中、ボデーガードの横で堂々と暗殺されました。
「殺しましたよ」と、言わんばかりに、知事の時と同様にモスクワ恐怖のプーチン政権。

私達は暗殺された知事から預かった資料など持って、なぜここまで続けているかは、今の北方領土問題の解決に向けて、重要な要素になるからです。



次回は、4月1日(土)か2日(日)の予定です。

saharinhiroshi2@yahoo.co.jp












No.41 北方四島返還と元サハリン州知事ファルフトジノフ氏

2017-03-18 17:20:49 | 国際情勢
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対立の歴史


前にもブログで出したように、サハリン州知事がプーチンさんの指令で、暗殺される前の事です。
サハリンの石油・天然ガスの基地の一部を、日本の北海道石狩に持って来る予定の為に、石狩市の田岡市長と石狩庁舎で話し合い(私と田岡市長と浅井氏の三人) をしました


     

なぜサハリン知事は、「石狩に石油・天然ガスの基地を」と、考えたか。

今のロシアの中で、ある程度の施設を作ってしまうと、エリチイン大統領から次のプーチン大統領に変わった時、色々の約束が守られない、せっかくエリチイン大統領とは争いも無く無血で、サハリン州とも何事もなく、約束の資源の配当はロシアモスクワが55%、対サハリン州は少し少なめの45%で少し引いて終わっていた。

エリチインさんとの話し合いを、元KGB大佐プーチンさんになれば、次に何をやってくるのか、仕掛けてくるのかわからない、いきなり全資源・全権限をたった一つの行動で戻す。「暗殺にでました」


その他にも知事は、サハリン州市民の財産(資源)、お金は今まで既存のロシアの銀行に入れるのは危ないので、(株)日本サハリン州経済開発促進協会の外国名のままで(もともとサハリン州政府がネーミングして作った会社、代表は私ヒロシ)、日本・韓国・シンガポール・香港に銀行の口座を作れと指示を三名にされた

プーチン氏がサハリン州知事の、暗殺命令を出さなければ、今頃日本もエネルギーはすぐ近くで済んでいました。(サハリン知事の考え)
後はクリルの島で、人が住んでいない深いトンネルを掘ってある島もあるので、日本の産業廃棄物など、引き受けてもいいと言っていました。

北方四島の件は、前に外務省さんに数回ファックスを送った時に、もう少し耳を傾けてくれていれば、もうとっくにロシアの人と元島民(日本人)一緒に住んで漁業など、拿捕もされずやっています。(そのように書いたファックスを送っています)
(一時ロシアの若い人たちが、知事の動きで近いうち日本人が北方四島に入ってくるから、島の土地を今安いときに買って、値段が上がったら日本人に高く売るというブームもありました)

大手通信社が、ロシアモスクワ政府の話を信用し、丸のみして、事実を確認しないで間違った情報を配信してしまい、日本国内の新聞社各紙・各メディアにロシアモスクワが、都合のいいように発表した「サハリン州知事、飛行機事故死」で、終わらせようとする意図の発表です。
※裏を返せば、サハリン州知事がそれだけ重要人物とは、日本側は思ってもいませんでした。

もう今さら仕方がないが、偉ぶった日本の利権屋の先生達が真面目に北方四島返還を見ていたら、間違いなく数年前から日本人とロシア人は一緒に暮らしています。
日本から経済協力を、暗殺を指示したボスに「お願いします、お願いします」と頭を下げ、自分自身(日本)で、北方四島返還を遅らせている。
何故なら今度は北方四島の住民から「プーチン、バンザイ」で又人気に協力して、日本からますます遠ざかる北方四島です。
影の総理大臣と言われていた末次一郎さんが知ったら激怒すると思います。

北方四島も、エリチイン大統領からサハリン州知事に秘密時に、一部資源と交換されていた事をまったく気付かれなく、日本は前からの継続でモスクワばかりを見ていました。
日本の外務省も、まったく気づいていませんでした。


現地でおきた、現場の事は、サハリン州市民に聞けばすぐわかります。
サハリン市民は、伝言ゲームが本当に好きな民族です。
まず情報は早いです。

サハリン知事の死亡は事故では無く、暗殺です、普通に市民は知っています。
前後の護衛のヘリを入れて、三機のヘリでした
現地に着いて、一号機、三号機のヘリの操縦士に、「知事の乗った二号機はどうした」と聞いたら、前後のヘリの操縦士は次期サハリン大統領の護衛ヘリなのに、「全く知らない、わからない」と、そんな馬鹿な護衛のヘリがどこにいますか。


ブログNo.40でお知らせした、自由民主党副幹事長伊藤よしたかさんは、安倍総理大臣が鈴木宗男さんと元閣僚の人達の、今は昔話で通用しない意見を参考にして行動しているのがとても残念です。
結果的に彼らが狙っていたとおりになりました。(経済協力)
今はプーチンさんと彼らの勝ちです。必ず途中で壊れますが。
近いうちに元島民の方も、もっと本当の事がわかってくると思います。

先日書店で、とても偉い肩書のついた方達の北方四島の本を見ました。
ある事無い事無責任に、さも本当に知っているかのように書く、問題に直接関わっている元島民、本人たちがどれくらい悔しい、悲しい思いをしているのか本当にわかりますか。

本当を伝えるのがマスコミ、真実を伝えるのがメディア。
惑わされない目で本物の、書類・契約書・実物を見て、真実を見る気持ちを持ってください。


次回は、25日(土)か26日(日)の予定です。


saharinhiroshi2@yahoo.co.jp


No.38 北方四島返還と元サハリン州知事ファルフトジノフ氏

2017-02-25 10:40:26 | 国際情勢
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対立の歴史


手嶋龍一さんは、日本のジャーナリストの中ではとても信頼がある方だと思っています。

      
           暗殺された州知事と私(ヒロシ)

北方四島問題で、私達のように日本国籍の人間でありながら、サハリン州知事と行動を共にし、北方四島問題に対するロシアの基本方針等を知っている者にとって、数年前に鈴木宗男氏グループの、佐藤優君が著した北方四島の本は誠に残念な内容でした。

手嶋さんほど信頼のあるジャーナリストの人であれば、浦島太郎さん達と表現してもいい鈴木・佐藤の御両人に、間違った北方四島情報を思い込まされるのは、まずいと思います。
この鈴木宗男氏グループの目的は、少し違うところにあるように思いますから。


ジャーナリストであるならば、取材によって得た情報のエビデンスを検証したうえで、評価を下すべきではないでしょうか。
極力、資料・契約書・画像・動画…等と、話を照らし合わせながら、この人たちの見解を評価すべきです。
一つ例えを挙げるならば、この浦島太郎さん達の話は相当時代(年式)がずれていることがあります。



      

また、プーチンさん達の会話をよく聞いてよく考えれば、毎回内容がずれていることに気づくと思います。
ロシア国内の政敵を始末して、その後、独自の辻褄を合わせたうえでのプーチンさんの話です。
「いつも答えを見てから・・・」、つまり、プーチンさんはカンニングをしているのと変わらないのです。


鈴木宗男氏、佐藤優君、プラス数名の人達は、どうしてもプーチンさんが君臨している時に、日本に協力させないと困るメンバーです。

ロシア語の通訳をしていた(鈴木氏直属の部下だった)佐藤君、最近は政府からも、もちろん、元外務省さんからも、声がかかりませんね。

自分を目立たせる天才の鈴木さんでも、佐藤優君をマスコミに売り込む作戦はあの時のようにうまくいっていませんね。
佐藤君が、プーチンさんグループの今後の方針・目的等を伝えるお先棒の担ぎ役を、自ら積極的にやろうとしているのかどうかは分かりませんが、彼には、日本国内には、北方四島問題に関連させてお金儲け(外国で)ばかりの作戦を練っている輩が数人いることをお知らせしておきます。
その輩たちはロシア人でもないのに、日本国内で莫大な利益を得る算段のようです。


      

我々は、サハリン州政府の中にいたので、反対側から日本の動きがよく見えました。
安倍首相も、今はロシアに関する正しい情報が手元に届かず、プーチンさん側の代弁者の話を丸聞きの選択肢しかない状況にあります。


手嶋龍一さん、私達は、フェイスブックなども消されて使えません。

暗殺されたファルフトジノフ知事から預かったりしている資料・契約書・画像・動画などお見せしますので、日本国民、元島民の人達を救ってやって頂けませんか。

私達は、このブログくらいしか情報発信手段を持っていません。
ですから、発信力の大きいポジションにいる人達が、誤った情報を発信している姿を見ても、私達は「それ、違いますよ!」という反論すらしにくい環境に置かれているのです。


テレビなどのメディアを通じて、鈴木宗男さんが、ガーガーと話している時、「あなたの話は、間違っていますよ」と、反論も、その説明もできない、コメンテーターやジャーナリストの人ばかりです。
裏返せば、そのようなコメンテーターやジャーナリストは本当の事を知らない、伝言ゲーム屋さんでしかありません。


また、モスクワでは今でも現職の新聞記者・マスコミ・プーチングループの政敵・その他の暗殺された人達がたくさんいます。
その暗殺した犯人達を捕まえたポーズは見せるが、実は、誰も何一つ終結させていません。
これが、今のロシアプーチングループのやり方であり、モスクワのやり方です。
誰もが「何の目的でそんな残酷なことをするのか。結局、誰が犯人か」が、分かるような暗殺であっても、誰も言葉を口に出来ないようにしています


一事が万事、恐怖でロシア国民をコントロールしている、プーチン元KGBメンバーグループなのです。
だから、誰もプーチンさんを指弾できないでいるのです。


性善説的というか、日本の道徳観で彼らを評価してしまうと、我が国にとって取り返しのつかない汚点を残してしまいます。

      

現在、モスクワ政府の中にいる昔の同僚達のニュアンスに言及します。
前に私も書いていると思いますが、近い将来にプーチン政権グループの中から、何等かの動きがあると思われます。


プーチングループも、自分達の思うようにいかないなら「殺してしまえ」では、さすがに口を閉ざしてきたロシア国民も「もう許せない」と反旗を翻す事態になるかもしれない・・・との読みがあるからです。
換言すれば、「紳士的な国になろうとしている」ということなのです。


次回は、3月4日か5日の予定です。

saharinhiroshi2@yahoo.co.jp