三太郎一家・福猫はどの子!PART7(完結編)

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外猫さんの最後をどう看取るか 1

2018-12-07 13:49:22 | 保護ねこを看取るとき
猛暑だったこの夏、お庭で暮らす外猫3匹に関する、飼い方の相談を受けました。
1匹は慢性鼻炎。一匹はヨダレがでて痩せている。鼻炎の猫はママ猫で、
あとの2匹は息子達。とても仲良しなのです。いつも一緒。ママ猫は触れますが、
息子達は触れない。鼻炎の子とヨダレの猫には、ご飯に抗生物質を混ぜて
与えていいるとのこと。私は、口内の炎症に効果のある「熊笹エキス」を薦めました。
飼い主さんはすぐ購入され、毎日朝晩ご飯に混ぜたところ、効果がでて食欲は回復し、
ヨダレも止まり元気に暮らしてました。でも時々、急に食欲が落ちることがあり、
飼い主さんは、この先どうすれば良いのか心配をされています。

広い庭に、10年以上暮らしている親子猫。
軒下には、猫ハウスが作ってありました。
今は亡き、お母様が可愛がっておられたそうです。


猫小屋を福田のアドバイスで、冬用にリニューアル。
上の箱(福田作製)の中には、円形のペット用電気ホットマットと
カマクラ型の猫ベッド。実はこれは、猫が弱って治療が必要になった時の
捕獲用の箱です。家に入れて治療と決まった時には、穴をふさぎ保護します。
下の小屋には、四角で大きなペット用電気ホットマットを敷き、
その上にカマクラ型の猫ベッド。寒くなったら、小屋全体を毛布か断熱材で包む予定。
かなり暖かだと思います。猫達、時々散歩に行くくらいで、ほとんどここで寝ているそうです。


ママ猫は人慣れしており、家の中を出入りするとのことで、
息子達にも家の中が好きになるように、廊下にホカペを敷いてもらいました。
ここでご飯を食べたり、寝たりする時間を増やしていくのです。

Before


after
3匹は、ここでブラッシングをネダルくらい人慣れしてきたそうです。
少しずつ、家の中での暮らしに慣らしていきます。
病気が進行して、外での暮らしができなくなった時のためです。
いきなり捕獲して、いきなりケージに閉じ込めたら、
外猫にとっては、それだけで大きなストレスとなります。
恐怖を与えると、それまで築いた信頼関係もなくなりますから。


ごく最近、ヨダレのでていた猫の食欲が、かなり落ちきたそうです。これからどうするかは、
飼い主さんに決めていただきます。外で看取るのか、中に入れて最後を看るのか。
私は、そのお手伝いをしていきます。こういう相談は過去、多くありました。
保護目的で家に入れる手伝いや捕獲は喜んで、やらせていただいています。
一匹でも多くハッピーねこちゃんを増やすことが、私の活動目的だから。

実際、他所で使用している外猫さんの猫ハウスの見本を二つ。
定期的な配食を行い、こんなお家を庭の隅にでも作ってあげれば、
外猫はウロウロしません。地域猫活動には必需品です。








🐱ご支援のお願いをしております。猫たちの主食はロイカナのカリカリです。
カリカリだけで毎月120キロ(約10万円)を消費しています。
安価で購入できる店から購入するので、なんとか私の力で買えるのですが、
猫たちの平均年齢が上がり、口内の炎症でウエットしか食べない猫が増えてきました。
ウエット代が、かなり大きな金額となっております。
皆様からのご支援の品を送っていただけると助かります。
アマゾンより、他店が安い場合があります。1円でも安い物を探していただきたくお願いいたします。


Amazon 欲しいものリスト

http://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/2NH321O3R5DZM

リストは随時更新いたします。


ご支援のお願い(はっぴーねこちゃんHP)
https://www.happynekochan-towa.com/%E3%81%94%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%81%AE%E3%81%8A%E9%A1%98%E3%81%84/




















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