日本のピッチャーいいなあ
ほぼ全員すごいじゃん
ダルビッシュは3失点だけど
あの人はあのくらいでへこたれるようなメンタルじゃないから大丈夫
村上くんにまた一安打出ていい感じ
これが得点につながるようになればさらに自信も得られよう
失礼は承知の上で
打線も村上くんが復活するまで充分待てる頼もしさだから
ゆっくり戻って来てほしい
栗山監督のことだからきっと4番は変えないだろう
なんなら最後まで打てなくたって大丈夫
そのくらいの心持ちで
思い詰めすぎて胃を痛めたりしなくていいんだからね
題名のない音楽会といえば
書きそびれたけど先週の坂本龍一回もよかった
正直食わず嫌いだったんだけど
刺さったのはandata
ノイズを楽器として美しい旋律にそのまま重ねた曲
水没してゆく教会
フリードリヒの廃墟のような
一種頽廃的な美
私はミソフォニアなので
日常のなんでもない音が死ぬほど不快な刺激になってしまい
逆にブラウンノイズで身を守っている
何が雑音で何が音楽なのか
日頃うっすら抱いていた疑問そのもの
それが急に可聴化されて
一瞬本当にわからなくなった
価値観をごちゃまぜにひっくり返されたような
不思議な酩酊感に陥った
そんな曲をライブでどうパフォーマンスするかという試みも興味深かった
ノイズをどう演奏するか
なんて普段はありえない悩みだよなあ
やりようはいろいろあったろうが
結局ヴァイオリンで弾いちゃうという力技もよかった
わざわざ楽器でノイズを表現するんだ
何その倒錯感
ますます価値観が混沌としてきて
めっちゃ面白い
なんだか勝手に少し慰められた
何が雑音で何が音楽なんだろね
藤田真央くんはどクラシックの人かと勝手に思ってたが
意外に小曽根真さんと仲良しなのね
父と息子というより
ちょっと面白いことを教えてくれる親戚のおじさん感
もっとも小曽根さんこそどジャズの人かと思いきや
ちょくちょくクラシックのシーンでもお見かけする方ではある
小曽根さんがめっちゃニコニコ笑いかけて
最初は控えめだった真央くんがつられてどんどん笑顔になっていくの
微笑ましすぎて見ているこっちもほっこりしちゃう
あんな不思議なモーツァルト聴いたことない
私が弾いたことあるくらい超初歩的なピアノソナタだけど
あんな斬新な響きになるんだ
ラフマニノフの2番もさ
あんなピアノと遊び音と戯れるような演奏見たことない
ラフマニノフに怒られない程度に壊そう
とかいうパワーワードも振るってる
音が立体的になって
この感覚をクラシックの演奏で活かせそう
という真央くんの感想も興味深かった
願ったら何でも叶えてくれる番組だから
ってサラッとすごいこと言ってたのもじわるけど
あのうれしそうなゆるふわ笑顔と
コラボで得たものを積極的に本業に還元していく姿勢を見せられたら
また叶えてあげたくなっちゃうよね
出光の力で
最後は小曽根さんのオリジナル曲
クラップや足踏みが一瞬出てきてびっくり
オベレクという言葉は初めて聞いたが
ポーランド舞曲ということでマズルカの仲間なのね
調べてあー!って声が出そうになっちゃった
ショパンがいっぱい作ってたやつ
曲はどジャズなんだけどこんなところで繋がりが
というかもう無理にジャンル分けする必要はないのかもしれない
みんなでカプースチンとかローゼンブラットを聴こう
まあ私はジャンル分けされてた方が安心するタイプなのであるが
カプースチンといえば以前の特集回で
あなたはクラシックなのかジャズなのかと聞かれて
即興に興味ないからクラシックだよと答えたエピソードがあったが
その理屈でいくと
楽しそうに即興弾いてた真央くんはジャズの人になってしまう
やばい、とられる
だめー
連れて行かないでー
クラシックに返してー
などと妄想して遊ぶのもそれはそれで楽しい