sachiclinic's blog

すこやかな毎日を迎える日のために

アトピーフォーラム2007 in 豊富

2007-10-11 07:40:38 | サロンド・アト
かぐや姫です 10月6日~8日の3日間、北海道豊富温泉の川島旅館で行われたアトピーフォーラム2007 in 豊富 に参加しました。仕事や飛行機の事情で7日の午後からでしたが参加しました。

なぜ、北海道の最北の小さな温泉街で?羽田空港から1日1便だけ直行の飛行機が飛ぶ稚内空港から車で約1時間と言う不便な場所で?とかいろいろ考えながら現地に到着。でも、百聞は一見にしかず。行ってみて、なぜ豊富温泉なのかが理解できました

豊富温泉は、JR豊富駅から南東へ6kmのところに10軒の温泉が立ち並ぶ、日本最北の温泉郷。石油発掘が行われていた大正15年5月、地下960mの地点で天然ガスと温泉が噴出したことがきっかけで誕生した道内でも歴史ある温泉で、最近は、乾癬やアトピーの湯治場として道内外から多くの豊富温泉ファンが訪れているとか。

温泉水の色は黒っぽく独特の濁りがあり、入ると肌にぬるっとした感触。あがった後でべとつくかなぁ・・・と思いながらも、洗い流さずにあがってみました。でも、ぜんぜんべとつかずお肌がしっとり。ただし、弱い石油臭はしますが ひざ裏に湿疹が出ていたので、どうなるか楽しみにしながら、初日はホテルの温泉に夜2回、朝1回入浴。朝食後、湯治専用浴槽を設けている町営の日帰り入浴施設「ふれあいセンター」で入浴。お風呂場は長時間入浴可能な低めの温度設定がしてある湯治専用と一般向けの2箇所あり、もちろん私は湯治専用へ。浴室内にはボトルに入った源泉が置いてあり、試しに足の湿疹に塗ってあがりました。乾燥した肌には、ぬるっとした成分が保湿効果があって良いみたい 結果は、塗って2日目にはかさぶたになり、ぽろぽろと落屑しました。豊富温泉パワーはすごいかも

湯治専用浴場のもう一つの魅力は、長時間入浴しながら 居合わせた人ととのおしゃべり。いろいろな症状を持った人・いろいろな治療や経過を経験した人の話を聞くことで情報収集ができたり、自分のことを話すことで心は癒されます。同じ苦しみを持つ人と時間を共有できることはとても貴重な湯治効果だと思います。

豊富温泉周辺は、新鮮な空気を吸いながら緑の中をゆったりとした散策したり、夏はサロベツカントリークラブでのゴルフ、冬は歩いていける目の前にあるパウダースノーの豊富温泉スキー場でゲレンデスキーやスノーボードが楽しめます。今回は、紅葉の始まりの季節で、赤い蔦や黄色い木々の葉と常緑樹の緑がきれいでした。

私達は、豊富ホテルに宿泊しましたが、会場となった川島旅館はご家族で切り盛りされているアットホームな旅館です。豊富温泉と共に人々を癒してきた歴史ある旅館でもあります。長期の湯治が目的ならば、家にいながら湯治ができるという雰囲気でおすすめです。 ここで製造・販売されている白いプリンが美味でした ごちそう様でした

湯治客用自炊型宿泊所「湯快宿」は、低料金で利用できる自炊方の宿泊所。ふれあいセンターの湯治客用浴場を利用しながら温泉湯治に努める湯治客は全国各地から訪れています。効果的な温泉の利用方法は湯快宿の管理人さんの岡部伸雄さんが親切に指導してくださるので安心して利用できます。

温泉・環境・人に癒され心も体も温かくなる豊富温泉でフォーラムは行われたのです。フォーラムのご報告は次回から。
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