昨日の朝日新聞日曜版、別紙『GLOBE』の記事に深津絵里さんの記事が掲載されていました。
記事より
『この人の周りには透明な空間がある。しゃべっているときも、食事をしているときも、その空間はずっと消えない。人との距離の保ち方に、心地よさと、凛としたたくましさがある。共演者がセリフをトチりそうになったら、わかりやすいところに飛んでくれる。お芝居は熱いのに、冷静沈着。感情が過多にならない、珍しい女優さん。なにごとにも入り込みすぎない絶妙な距離感は、芝居全体を見渡す力にも通じる』
他の記事でも『とにかく、どんな仕事にも丁寧に全力で力を出し切る。』とのこと。
深津絵里さんの透明感、凛とした美しさは、もちろん肌の美しさや華奢なラインといった外見的なものもあるけれど、年を経て尚、輝き続けているのは内面を磨き続けているからなんですよね。
デビュー当時13歳のアイドル路線からの変更、自分の適正を冷静に見つめ1つ1つの仕事を丁寧に、努力を怠らずコツコツと積み上げていく。人に流されず自分の信念を持ち、それに従って邁進する。
人の顔色を読みながら会話したり行動を起こしがちな私は、ちょっとしたことで気持ちがザワザワしたり凹んだりしがちです。努力と今までの経験から裏打ちされる凛とした姿勢、まだまだ修行の身だけれど、少しずつでも彼女のような透明感のある素敵な女性に近づきたいな...と考えさせられました。
年を経るごとに、自我が強くなり『濃ゆ～い』人格になりがちですが、深津絵里さんのように人との距離感が上手に保てる素敵な女性になるべく、日々の生活を丁寧に生きていきたいな。
