真理を黙って実行する

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テクトロン トランスの宣伝

2009-05-10 22:07:57 | ツゲ電機・テクトロン
検索結果を見たら、昨日までは「Locations TBA」が一番だったが、今日になったら「テクトロン トランス」が一番になっていた。
「Locations TBA」はバーズのサイトに書いてある文言で、きっとTBAの意味をみんな知りたいんだろう。
まぁそれはどうでもいいが、「テクトロン トランス」が一番になったから、ちっと宣伝しよう。
宣伝しても、宣伝費をもらえるわけではないし、トランス代が安くなる訳でもない。
まあせいぜい遊びに行った時、コーヒーが2杯に増えるだけだろう。
それにしてもツゲ電機=テクトロンは、情報が少なすぎるからねぇ。
せいぜい松本市のサウンドパーツのHPにちょこっと書いてあるだけだからなぁ。
20年ぐらい前はMJに広告を載せていたんだけどなぁ。
で、本題。
ツゲ電機は愛知県名古屋市にあるトランスメーカー。
本業は制御盤用の業務用トランス、オーディオ用トランスと真空管販売は社長の道楽(と言っても、かつてはかなりの売り上げがあったはず)。
注文すれば、アンプも作ってくれるが、それなりの金額は払う覚悟が必要だ。
トランスは全て注文製作。
オヤジに言わせるとPT,OPT,CH全てを一括で注文してほしいそうだ。
理由を問うたら、ケースに中身を入れる時、漏れ磁束(リーケージフラックス)がねじれの関係になるようにするからだそうだ。
物によってはケースの対角で入れることもあるそうだ。
そうすれば、漏れ磁束が平衡になることはないからね。
まぁ言われりゃ納得できるが、何しろ先立つものが無いから困るんだよね。
コアも注文主の指定で決まる。
とても人の良いオヤジ(ウソばっか)なので、「トランスを頼みたい。」と言うと、「ファインメット?コバルトアモルファス?」と返事がくる(まいっちゃうよ)
で、いつも恐る恐る「ハイビーで。」とお願いする
PTはEIコアで作るとのこと。
カットコアだと巻きにくいそうだ。(具体的理由は教えてもらったが、長くなるのでパス)
OPTとCHはカットコア。
OPTの巻き方はノウハウに関わるところなので、詳しくは教えてもらえない。
分割サンドウィッチ巻きになっているらしい。
CHは最低でも20H以上巻けと言う。
去年の夏、M球さんが「400mA10Hで。」と言ったら、「商売だから、巻けと言えば巻くけど、20Hだよ。」と言われちゃったよ。
「巻き線が増えるんだから値段が違うじゃないか?」と言い返すと「10Hでも20Hでも値段は同じだ。」と返事が
まいっちゃうよね、そりゃインダクタンスが多いに越したことないけどさ。
と言うことで、かけ出し素人が反抗しても丸め込まれちゃう

OPTの写真を。
このOPTは6L6AB1PPUL用で、UL巻き線は3次巻き線として別に巻いてある。
御承知のとおり、6L6はEb360V、Esg270Vとプレート電圧とスクリーン電圧が異なるので、別巻き線にしてもらった。
6L6GCならSGの定格が高いから別巻き線にしなくてもいいけど、基準管で設計したので、別巻き線に。
これを巻いてもらった当時はコア材の容量を気にしていなかったので、コア材容量を訊いていない。
大きさからすると200VAぐらいじゃないかと思っている。(訊けば教えてくれるが)

明日はPTの紹介をしよう。
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