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「つくる会」の教科書採択に反対する杉並・親の会

子どもたちを戦争に向かわせる「つくる会」教科書の採択撤回!使用を中止させよう!

大田区の採択に抗議のたたかいが始まっています。

2011年08月06日 | 教科書
 昨日、杉並・親の会の事務所に大田区の教育委員会を傍聴されたKさんからお電話をいただきました。「とにかく残念。申し訳ない。」と繰り返された後、「大田区の工場の写真が取り上げられていてよい。とか、何か事前の申し合わせでもあったかのような会議。教科書会社の名前も記号で言うのでよくわからなかった。おかしいと図書館に行って調べたら育鵬社だった」と報告してくださいました。
 東京新聞に採択に抗議が始まったと報道されています。
 杉並のたたかいを爆発させて、「使わせない」団結をつくっていきましょう。


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http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20110806/CK2011080602000043.html

「つくる会」系教科書 教組など採択に抗議 大田区
2011年8月6日 東京新聞

 来春から中学校で使う社会の歴史、公民の教科書に「新しい歴史教科書をつくる会」系の育鵬社版採択を内定していた大田区教育委員会は五日、臨時会で議決し正式採択した。戦争を美化しているなどとして、教職員の組合などから反発する声が挙がっている。 (松村裕子)

 育鵬社版は、「つくる会」元メンバーらが執筆。区内ではこれまで「つくる会」系の教科書を採択したことはない。

 歴史は一、二年、公民は三年用で、二十八の区立中の計一万人余が使う。

 臨時会終了後、委員の一人で、育鵬社版を推した清水繁教育長は「使いやすく、生徒の読もうという意欲がわきやすいかで判断した。歴史観や愛国心の観点から選んだわけではない。議会など外部からの圧力はなかった」と説明。「(育鵬社版は)歴史観が偏っているとは思わない。(『つくる会』系の教科書を既に使っている)他の自治体で学力低下などの問題は見られない。記述が足りなければ、教員が適正に指導すればいい」と述べた。

 都教職員組合大田支部や共産党大田地区委員会、地元の弁護士らは同日、育鵬社版は「侵略戦争を美化している」「原子力発電を推進の立場で書いている」として、同区教委に抗議文を提出した。

 社会の教科書は四日に審議済みで内定しており、議決時に意見を述べる委員はなかった。

 審議では、歴史に関しては、六人の委員中、桜井光政委員長以外が「大田区ゆかりの人物が取り上げられ、生徒が興味をもつ」などとして育鵬社版を推薦。公民は、桜井委員長ら二人以外が「『家族と私』『地域社会と私』『国家と私』『世界と私』の内容に優れている」などとして、育鵬社版を推した。


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