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「つくる会」の教科書採択に反対する杉並・親の会

子どもたちを戦争に向かわせる「つくる会」教科書の採択撤回!使用を中止させよう!

弾劾!横浜市と大田区で育鵬社(歴史・公民)採択

2011年08月05日 | 教科書
 8月4日、横浜市と大田区(内定、採択は8月5日)で、育鵬社の歴史・公民が採択されました。許せません。横浜では、中田前市長の任命した4人の教育委員が、育鵬社に賛成したそうです。杉並で、採択させないたたかいを強めましょう。そして、教育編成権は、学校にあるのですから、教育労働者の団結が崩せなかったら、戦争教育はできません。団結を強めましょう。

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011080502000034.html

歴史・公民教科書 横浜市 つくる会系採択
2011年8月5日 東京新聞 朝刊

 横浜市教育委員会は四日、定例会を開き、すべての市立中学校で来春から四年間使う歴史と公民の教科書として、「新しい歴史教科書をつくる会」元メンバーらが執筆した育鵬社(東京)の教科書を採択した。

 横浜市によると、使用生徒数は全国最多で、歴史、公民とも四年間で十万人以上の中学生に配布される。同社の教科書には、市民団体が「戦前日本の植民地支配を美化する内容だ」として、採択に反対する約十一万人分の署名を市教委に提出していた。

 市教委の委員六人は、中学校の十五科目の教科書を記名投票で採択。歴史教科書は四人が育鵬社版を推し、多数決で決定した。中学三年生の公民の教科書も、四人が育鵬社版に投票し採択した。

 同市の中学歴史教科書は、二〇〇九年度の前回採択時に、市内八区で「つくる会」主導の自由社版を全国で初めて採択。その直後、区ごとに教科書を採択していた方法を、手続きの煩雑さや、市内での転出入で教科書が変わることを理由に変更。今回は全十八区一括で採択した。

 育鵬社版に投票した市教委の今田忠彦委員長は「内容に歴史の臨場感があり、温かみがある。東京裁判なども多面的にバランス良く書かれている」と説明した。

 一方、市民団体「横浜教科書採択連絡会」事務局の佐藤満喜子さんは「子どもにとって、適切な内容なのかという議論より、賛成した委員の政治的信条を優先させている」と話した。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20110805/CK2011080502000022.html

中田前市長時代 任命の委員 4人とも賛成 横浜・育鵬社版採択
2011年8月5日東京新聞 朝刊

教科書採択後、会見する今田委員長(左)と山田教育長=横浜市役所で


 横浜市立中学校で二〇一二年度から使用する歴史と公民の教科書は四日、「戦争を美化している」などの批判が出ていた育鵬社版に決まった。市の教育委員六人のうち、中田宏前市長の時代に任命された四人全員が、同社版に投票した。同社版を推した委員からは、従来の教科書で学んだ若者の意識を批判するような発言も出た。 (荒井六貴)

 ■ 「置き土産」説
 育鵬社版に賛成したのは、元市総務局長の今田忠彦委員長(67)と、国士舘大客員教授の小浜逸郎(64)、会社顧問の野木秀子(62)、元市立中学校長の中里順子(63)の三委員。いずれも中田前市長時代に任命された。

 中田前市長は、歴史認識をめぐり、育鵬社版と同様の批判がある自由社版の教科書を作った「新しい歴史教科書をつくる会」を支援していた時期もあった。そのため、二〇〇九年八月に市内八区で自由社版が採択された際は、直前に辞任した中田前市長の「置き土産」との見方もあった。

 ただ、林文子市長に任命され、採択では別の教科書を推した教育長の山田巧委員(60)は会見で「市長がだれかは関係ない」と、こうした見方を否定。今田委員長も、山田氏の考えに同意した。

 ■ 若者論
 「二十代の若者と話す機会があるが、日本に対して誇りを持っていない。教育の大切さを痛感した」(中里委員)、「今の学生は公民的な感覚が低い。自由権を『遊ぶ自由』と言った学生もいた。自分の身の回りしか関心がない」(小浜委員)。

 この日の市教委では、歴史と公民の教科書をめぐる議論とともに、一部委員が現代の若者批判を展開。育鵬社版を使った教育で、若者の意識が変化することへの期待を示した。

 一方で、同社版を推さなかったNPO理事長の奥山千鶴子委員(48)は「若者が覇気がないなどと言われるのは、経済的なことも影響があると思う。歴史だけではなく、若者をきちんと育てる全体的な取り組みが必要」と反論した。

 山田委員も「歴史教科書で、若者の人生観が規定されるとは思わない」と、同調した。

 こうした議論を傍聴していた横浜国立大四年の兵庫貴宏さん(23)は「中学の教科書に何が書いてあったかは覚えてないし、そんなに影響があるとは思えない。若者からみて、大人もどうしようもないと、思うこともある」と、委員らの若者論に疑問を投げかけていた。

http://sankei.jp.msn.com/life/news/110805/edc11080502070000-n1.htm
東京都大田区が育鵬社の歴史、公民教科書を採択 
2011.8.5 02:07 サンケイ
 東京都大田区教育員会は4日、平成24年度から中学校の歴史と公民で使用する教科書として、教科書改善の会(屋山太郎代表世話人)のメンバーが執筆した育鵬社の教科書を採択した。

 東京23区では現在、杉並区が扶桑社の教科書を使用しているが、育鵬社になってからの採択は初めて。来年度は28校で約1万人が学ぶ。



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