日だまりのエクセルと蝉しぐれ

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小星型十二面体と大星型十二面体 ~ パズルのような星型正多面体を編んでみました

2012年04月16日 | ペーパークラフト
エクセルで作り貯めた多面体の展開図(型紙)の中から、「紙の帯で編むタイプ」の小星型十二面体と大星型十二面体をご紹介します。

        小星型十二面体           大星型十二面体

(番号は私が組み合わせ展開図を作る時の目印です)

小星型十二面体(星型小十二面体)は、正十二面体を芯として,それぞれの面に五角錐を貼り付けた形をしています。
大星型十二面体(星型大十二面体)は,正二十面体の各面に三角錐を貼り付けたような形です。

展開図(型紙)です。A4一枚に収めました。
この全く同じ6本の帯から、まるでパズルのように小星型12面体と大星型12面体が作れます。


紙の帯で編む場合には、帯は一周し両端が組しろ2つ分重なるのが原則ですが、今回は組み立てやすさを求めて、組しろは1つ分としました。


菱形を谷折りにして三角形2つにします。それ以外はすべて山折りです。


編むポイント
小星型十二面体…最初に帯5本を使って五角錐を1つ作り、順次帯を足して五角錐(※6角錐にならないように気を付けて)を12個作れば完成です。


大星型十二面体…正二十面体(正三角形20枚)の各面に三角錐を貼り付けたかたちをイメージしながら、最初に帯3本を使って三角錐を1つ作り、順次帯を足して5つの三角錐が集まることに留意して(※4つにならないように)20個の三角錐を作れば完成です。


6本の帯をA4一枚から切り取ったので、思ったより小さくなってしまいました。
小星型十二面体は比較的スムーズに編めたのですが、大星型十二面体はテープのお世話になってしまいました。次に作る時は、もう少し大きな型紙にしたいと思います。

小星型十二面体と大星型十二面体を凧形六十面体、菱形六十面体、菱形九十面体、目印番号の付いた菱形三十面体と一緒にテレビの前に置いてみました。
尖がった印象の小星型十二面体と大星型十二面体も、凧形六十面体や菱形多面体と一緒に並べると、尖がり具合がなんとなくかわいらしく、見飽きることがありません。



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