猫むっちゃんと私

捨て猫むっちゃんが09年4月8日に産んだ7匹の子猫の里親探しで始めたブログですが、、

思い出

2010年06月04日 | 家族1
今日は猫の話ではありません。
ブログってエッセイか手紙のようなものだと思うので、
ここは猫に関する話だけがいいんだろうな~と思うのですが、
 又ブログは、自分の心覚えにすごく便利なので、これからは自分のための日々の記録として、
内容はあまりこだわらずに、色々なことを書いていこうかな~と思っています。
 
むっちゃんの応援をしてくださった方々、ありがとうございました。
 むっちゃんは、いまだ不思議猫ですが、1年前にくらべるとずっと心が通じてる気がします。
 この家で、満足して暮らしてくてれるみたいですのでご安心ください。
猫のことも書いていきますので、たまにはお付き合いを、、





この所はほぼ毎日、父の病室に通っています。
個室なので、ゆっくり過ごせ思い出話をして、父を笑わせたりしています。

いくつか気に入りの話があって、
例えばひとつは、

私と妹がどちらも3歳くらい頃に、ボートレースに連れて行き、
「券買ってくるから、ここで待っときや」と言って、場所を離れると、
妹は何メートルか行った所で、ワーッっと泣いて追いかけてきたが
私のほうは、振り向くと違う方向へ走って行くところで、あわてて追いかけた、、、と。
 そんな風なので、何度も私を迷子にしては、警官詰め所に迎えに行き、
そのたびにパンなど頂いて食べていて「あんた、もう帰りなさい」と怒られたのだって。

そんなようなエピソードが色々あって、こんなことがあったよね~と話しては久々に思い出に浸っています。

 昔のことを思い出して、不思議だな、、と思う話があり、

母が言っていたことですが
 妹が赤ちゃんで練炭の掘りこたつに、裾長のベビー服を着せて入れて洗濯物を干してたら
まだ小さかった私が母の所に来て「アイちゃんがもえてるよ」ってのんびり言ったそうです。
 慌てて見に行くと、ベビー服のすそに火が移り、燃えかけていたのだって。
掘りこたつの中など、そんな小さい子がそのタイミングでめくって見るだろうかと、


もう1つは、
母と妹がフェリーに乗って、あけた窓の桟に妹が手を載せて海を見ていて
ふと手をひっこめた瞬間に、上から窓がすごい勢いで落ちてきたそうです。
 一瞬の差で、手が挟まれていれば、大変なことになったに違いなく、
母は胸を撫で下ろした、、ということです。

 
落ち込んで病室へもあまり行けない母に、その話をして言いました。
 きっと守られていたんやで、そういう守りがあるということは、
現世だけじゃない、次の世界もあるということでしょう?
 きっとそこでは、先に行った人とも再会できる。
現世から去ることは、別れで悲しいけれど、守ってくれてた人とも会えるし
 悪いことじゃない、当然のことなんじゃない?  と。

母は「そうやな」と言っていましたが。。。



父は今は、ウトウトしてる事もあるけれど、話しかけると反応するし、
昨日のことは覚えてないようだけれど、今のことは分かるみたい。
 頭も胸も、どこも痛いところはないようです。
リハビリの方たちも、話が出来るように、座る姿勢が出来るようにと、
早くから一生懸命にしてくださって、看護師さんも先生もあたたかく、
 ありがたく、感謝の気持ちでいっぱいです。
 
若くて心残りをしたまま逝かなければいけない人もいるし、
別れを惜しむ間もなく、不慮の事故で逝く人もいるし、
人生において、耐え難いほどの悲しみを経験する人もいる、

私たち家族には、そのようなことがなく、平穏に暮らさせて頂いてきたのです。
 こんなに幸せなことがあるでしょうか、、

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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凄い家族ですよ~ (keiko)
2011-01-28 19:50:50
過去ブログ読ませていただいてます。
今日で4-5日?くらいです。
思い出話~~いいですね~
まだ自分が幼いときのエピソードなど。
なんか人事のようにきいてたり~~
くすっと笑えたり。。。
でも笑えないこともあるんですね~~
私にも妹がいます。なんでも私の真似ばっかり!
言ったこともすることも~~もーそれがいやでいやでしょうがなかったな~~(笑)
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Unknown (ルコママ)
2011-01-29 21:14:46
keikoさま
家族は大切ですね。
たくさんの思い出も。。
  妹は、年齢がいくにつれて、大切な存在になりますね。
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