ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

バラの季節~さかき千曲川バラ公園~

2023-06-18 | 植物

6月はバラの季節…たくさんのバラが咲いている「さかき千曲川バラ公園」に行ってきました。行きは和田峠越え、上田市経由でした。和田トンネルを越えたところに咲いていたトチノキの花…たくさん咲いていて見事でした。

     

     

 

途中の長和町の道の駅の直売場「マルシェ黒曜」で産直野菜などあれこれ買い込み、平井寺トンネルを抜けて上田市に入りました。トンネルを抜けると塩田平で、ここは「信州の鎌倉」とも呼ばれています。田園風景が広がる中に鎌倉時代から室町時代にかけて造られた国宝や重要文化財などが建造物があることからそう呼ばれています。

     

     

 

千曲川を渡った川沿いに「さかき千曲川バラ公園」があります。

     

     

 

たくさんのバラが植栽されているこの公園、今までも何度か立ち寄っていて、昨秋は剪定されているバラの花をいただきました。この日は少し花盛りが過ぎていましたが、見事な花がたくさん咲いていて楽しめました。

     

  

  

     

 

素敵なバラがたくさんあったのですが、写真に残せたものを色別にまとめてみました。多かったピンク系のバラです。

     

  

     

 

色合いが微妙に違うピンク~オレンジ系の花にも注目でした。

  

  

オレンジ系の花も素敵でした。最近増えている花色の気がします。温かみのある優しい色合いが素敵でした。

     

  

      

 

ブルー系の花も昔は無かった色…なかなかおしゃれな色合いです。

  

 

赤系の花も白系の花も沢山あったのですが、この一枚づつだけ…縁取りのあるピンクのバラも珍しかったです。

  

     

 

蔓バラたちもたくさんあって見事に花を咲かせていました。最後にここから見えるしなの鉄道の線路を列車が走っていきました。バラと列車の風景です。

     

 

たくさんのバラに出会えていい時間が過ごせたバラ公園でした…この後、長野まで足を延ばしました。続きます…

 

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初夏の七島八島

2023-06-16 | 自然観察

「霧ヶ峰高原」のロックガーデンの花を見た後、「七島八島湿原」へ向かいました。「霧ヶ峰高原」は日本のグライダー発祥の地で、緩やかな傾斜と諏訪湖からの上昇気流を利用して飛びます。

     

 

途中の藪の中に見え隠れする「ワラビ」…ここではこれからが「ワラビ」の旬の様子で、少し摘んできました。

  

 

高原は未だ枯草色…ところどころに芽吹きの木とコナシの花が咲いていました。

    

 

七島八島の湿原もまだ枯草色でした。前日の雨でいつもはない池塘ができているとビジターセンターの方にお聞きして見てみました。

  

     

  

 

芽吹き始めた木々と「コナシ」の花、そして独特の形をした「コバイケイソウ」の芽吹きです。

     

     

 

「レンゲツツジ」はまだ蕾のものが多かったです。

  

 

似た黄色の花ですが、「アカギキンポウゲ」(艶のある花弁)と「ミツバツチグリ」(三つ葉)と「キジムシロ」です。

     

     

     

 

このスミレは「サクラスミレ」だそうです。「アマドコロ」と「オオヤマフスマ」も咲いていました。

     

  

 

嬉しかったのは「ミヤマザクラ」が咲いていたことです。

     

 

ここのビジターセンターに立ち寄ってみました。この地にゆかりの「新田次郎」の直筆原稿がさりげなく展示されていましたが、光が差し込みそうな窓際に置かれていて気になりました。近くにはこの地がモデルになった「あざみの歌」の歌碑もありました。

  

 

高原はこれから芽吹きの時でしたが、気持ちの良い風が渡って初夏の雰囲気がし始めていました。

  

 

この日の「諏訪湖」は前日の大雨の影響でしょうか、大きな川が流れ込む上諏訪から南西にかけて濁った茶色の湖面になっていました。

     

 

久しぶりの「霧ヶ峰高原」は初夏の装いに移り変わる時期の花々に出会える場所でした。車での移動が主でしたのでこの日の歩数は3472歩でした…

 

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花盛りのコナシとロックガーデン

2023-06-14 | 自然観察

冬に出かけただけで春になって足を運んでなかった「霧ヶ峰高原」に行ってきました。見逃してしまった花たちもあるこの時期ですが、気になっていた高原の様子を見てきました。今回は国道20号線で上諏訪に向かいました。久しぶりに通った下諏訪町の国道沿い…シャッターの閉まったお店にはこんな絵が描かれています。「万治の石仏」と「御柱祭」の様子です。

  

 

諏訪市角間新田を上って「霧ヶ峰高原」に向かいました。この日は大雨の降った次の日…被害のないことを確認して出かけたのですが、大雨の影響で道が川状態になっていました。

  

 

山麓の林間では「レンゲツツジ」が咲き始めていました。「ミズキ」の白い花も沢山咲いていました。見事に咲くはずの「ツルアジサイ」の花には少し早すぎました。

      

  

 

高原の少し手前に「コナシ(ズミ)」の木がたくさんある場所があります。ちょうどその白い花がみごとに咲いていました。

     

  

     

  

  

     

 

霧ヶ峰のスキー場もすっかり夏模様でした。前日の雨の名残の水たまりに青空が映り込んでいました。

  

 

この後、台東区の施設にあるロックガーデンを見学しました。春のシラネアオイの群生を見たかったのですが今年は時期を逃してしまい、たくさん咲くタマザキサクラソウも終わっていました、今は夏の花への移行期でしょうか、静かなロックガーデンでした。早くに咲き出していた「コマクサ」に出会いました。

     

  

 

たくさん咲いていたのは「ムラサキウンラン(ソナリア・アルピナ)」です。

  

 

同じ紫色の「クワガタソウ」もたくさん咲いていました。

  

 

地を覆うように咲いていた「アンドロサケ・ヘドラエアンサ」…高山に咲く花でサクラソウの仲間のようです。「イブキジャコウソウ」も広がって咲いていました。もう一つ広がって咲いていたのは「アフリカンデージー」でしょうか、可愛らしい花でした。

     

  

 

「オダマキ」が咲き、ちいさな「マイヅルソウ」も花をつけ、「スズラン」も群生していました。「シャクナゲ」と「シャガ」の花も見られました。

  

  

  

 

これは「ハコネツリガネドウダン」だそうです。「ハクサンフウロ」も咲き始めていました。

  

 

最後にこの日のロックガーデンの様子です。利用客がいないのか静かな庭でした。

     

 

花盛りの「コナシ(ズミ)」に出会い、ロックガーデンに花を堪能し、この後は七島八島に向かいました。続きます…

 

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初夏の山の家

2023-06-12 | 自然観察

なかなか足を運べなくて、しかも長期滞在ができないでいましたが、初夏の風景に出会ったので記録しておきます。まずはここへ行く道すがらに出会った風景です。5月初めには諏訪湖畔でツツジが咲き、田園地帯では代掻きの最中ですが、サギを見かけました。

  

 

諏訪大社の杜では「ヤマフジ」が花盛りで「八ヶ岳」も初夏の装いになってきました。

  

 

原村では田植えが他の地域より遅い気がします。5月に入って代掻きが始まり、田植えは中旬から下旬にかけて行われていました。田の畔に一面に咲いていたのは「ハルザキヤマガラシ」でしょうか。

  

 

ここで咲いた花たち…水仙やクリスマスローズの季節が終わりましたが、遅咲きの水仙2種が咲きました。今更の感じですが…

  

 

「サクラソウ」も季節外れの感がありますが、5月になって咲いたものです。ピンクと白があります。サクラソウに似た「シコクカッコソウ」はその領域を広げていて、他の花たちが心配なほどです。

  

       

 

こちらは「ハルオコシ」…「アネモネ・ネモローサ、八重咲イチリンソウ」とも呼ばれています。山野草店で購入した苗です。

  

 

白い花では「バイカイカリソウ」と「シロバナエンレイソウ」です。それに昨秋に富士見の方の庭から頂いてきたこの花…名前を失念してしまいした。

  

     

 

こちらも白い花ですが樹木…「ウワミズザクラ」です。たくさん花を付けました。

  

 

樹木の花では地味ですが「ハナイカダ」と「山椒」それに「ポポー」の花と、身近でよく見るのに我が家では花も実も見たことが無かった「アケビ」です。「アケビ」の花が見られたので実も付くと良いのですが…

  

  

 

下旬には「レンゲツツジ」も咲きました。

     

 

足元の花では「スパニッシュブルーベル」、そして「アジュガ」、それに「ムラサキケマン」と「アミガサダケ」です。

  

     

  

 

「フキノトウ」が綿毛になり「ホスタ」の芽吹きが見られるようになって、季節の変化を感じました。

    

 

木々が芽吹いて若葉が生い茂るようになると、中々野鳥の姿を見ることが出来ません。それでも見かけることが出来たのは「キビタキ」⇒「ジョウビタキ」です。懸命に餌をさがしているようでした。

  

 

嬉しかったのは庭の木に掛けた巣箱をシジュウカラが使ってくれて子育てをしてくれていたことです。毎日観察できないし時々見かけるだけですが、餌を巣箱に運ぶ親鳥の様子と巣箱からかすかに聞こえるひな鳥の声が確認できました。

   

 

餌をくわえて巣箱に入る親鳥の姿です。

     

     

 

巣箱から出てくるところと巣箱の出口で雛を外へ誘い出しているようにも見える親鳥です。最後の写真はもしかして巣立ったひな鳥でしょうか(ひどい写真ですが右下にいる鳥)…

  

     

 

昨年も巣箱を使った形跡があったので、今年も使ってくれて嬉しかったです。シジュウカラの声は昨日行った時も庭で良く聞こえていました…

 

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初夏の庭の花たち

2023-06-11 | 植物

狭い庭でも5月は次々と花が咲きました。今年は地元の山野草の研究をされた方の息子さんとお近づきさせていただいて、早春の「セツブンソウ」や「カタクリ」の群生を見せていただきましたが、その方が下さった「トキソウ」と「ウチョウラン」が咲きました。「トキソウ」はその鴇色の花が美しいです。「ウチョウラン」はとても小さな花です。

     

     

     

 

山野草で咲いたのは「シコタンソウ」…これも小さな花ですが、よく見るとなかなか可愛らしいステキな花です。

  

     

 

小さな庭の大きな存在は「ボタン」の花…ピンクの花が先に咲き、その後白い花が咲きました。

     

     

 

その後、狭い庭の空間をほぼ埋め尽くして咲き出したのは「アネモネ・カナデンシス」…その合間と鉢植えで花が咲いています。

  

 

「オダマキ」も咲きました。このミヤマオダマキの色合いがとっても素敵です。色合いの違うオダマキも咲きました。

     

     

 

「クレマチス」も咲きました。白とピンクの花…それに立花性の「クレマチス インテグリフォリア」です。

     

    

     

 

「チョウジソウ」がその爽やかな色合いで咲き、「ゲラニウム マクロリズム」も咲きました。

     

     

 

季節はどんどん進んで「オキナグサ」が綿毛になり、「シラン」が咲き進んできました。夏の庭に涼やかな印象の「ホスタ」たちもその葉を伸ばしてきました。

  

     

 

畑花壇の写真が撮れませんでしたが、季節が進んで変化していく我が家の狭庭辺…その初夏の一コマでした。

 

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