ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

国宝の縄文土器に出会う~長野県立歴史館~

2021-10-17 | ミュージアム

新装なった「長野県立美術館」に行った帰りに、千曲市の「長野県立歴史館」に立ち寄りました。途中の田園風景…はぜ掛け(はざ掛け)は昔ながらの様子で和みます。

 

「長野県立歴史館」は何度か訪れていますが、今回は「全盛期の縄文土器」の企画展に注目でした。

 

 

縄文土器はどれも気になるのですが、まずは今回展示されている国宝の土器…いずれも十日町市博物館所蔵の4点です。写真撮影可でしたが、厳重にガラスに囲まれていて上手に撮影できませんでした…

「橋状把手付深鉢」です。

 

「火焔型土器」です。

 

「王冠型土器」です。

 

「橋状把手付深鉢」です。

 

重要文化財の縄文土器も4点展示されていました。中でも注目は「釈迦堂遺跡博物館」の「水煙文土器」でした。

 

こちらは「山梨県立考古博物館」の「水煙文系土器」です。

 

これは長岡市に保存されている重要文化財の「火焔土器」です。

 

地元岡谷市の遺跡から出た縄文土器も多数展示されていました。「褶曲文土器」が中心でした。

 

 

 

模様の説明から…

 

複雑な模様が組み合わさった縄文土器の奥深さを知る展示となっていました。この展示を堪能し、外に出ると「森将軍塚古墳」が見えました。博物館のある場所は「科野の里歴史公園」です。そこには縄文時代の住居も復元されています。

 

 

帰りの高速道の途中、姨捨SAに立ち寄りました。ここからは善光寺平が望めます。

 

 

「田毎の月」で有名な姨捨の棚田はしっかり確認できませんでしたが、ここは山に向かって棚田が多い場所です。

 

日帰りで2か所のミュージアム巡りはちょっと忙しかったですが、久しぶりにいい時間が過ごせました…

 

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新装なった長野県立美術館

2021-10-15 | ミュージアム

4月にグランドオープンした「長野県立美術館」!早速新しくなった美術館に行って見たかったのですが、県内でもコロナ感染者が増えている状況で行けませんでした。ここでようやく警報段階も下がったので、長野市まで出かけました。我が家からは約100㎞の地点です。久しぶりの長野市…長野インターで高速を降りて県庁前の通りから善光寺を目指します。まだ並木の木々は紅葉していなかったです。

 

「長野県立美術館」は善光寺のすぐお隣です。建物は宮崎浩氏設計で、ステキな美術館になっていました。

 

 

グランドオープン記念の企画展は「森と水と生きる」でした。「自然と人間」をキーワードに古今東西の作品が、大原美術館やポーラ美術館などの全国の名立たる美術館から集められていました。撮影禁止で作品の写真はありませんが…以前の美術館に比べたら何と明るい、広い空間!気持ちの良い、そして落ち着く空間でじっくり作品を鑑賞することができました。

 

それぞれのテーマごとに集められた作品をじっくり鑑賞して屋上に出てみると、そこは「風テラス」と名付けられた広い空間がありました。周囲の屋根に植栽がされ、隣の善光寺を眺められる素敵な場所でした。

 

 

ここの大きな庇は「佐久桧の大庇」だそうです。

 

この美術館の周辺の城山公園もリニューアルされていました。

 

 

「長野県立美術館」の隣には「東山魁夷館」があります。一昨年にリニューアルした「東山魁夷館」はその時にも見に行きましたが、今回は本館との連絡ブリッジができていました。

 

 

連絡ブリッジのこちらが本館です。

 

このブリッジの下は「水辺テラス」となっていて、ここで中谷芙二子の「霧の彫刻」を見ることができました。新たな美術館で注目の作品!時間確認をしておいて、じっくり鑑賞しました。

 

 

 

 

 

幻想的な霧の作品はあちこちで注目されていますが、実際に見たのは初めて…その作品の中にいて、いい時間が過ごせました。そして、霧が収まった後の光りの動き…これも素敵なものでした。

 

 

そして「東山魁夷館」のテラスでも、水に反射する光が映る光景に注目でした。

 

 

 

東山魁夷館では取材場所と作品のリストが展示されていて、改めて知った「夕明かり」の取材地…これは「七島八島」でした!「緑響く」の「御射鹿池」があまりにも有名ですが、この「夕明かり」も七島八島を彷彿させる素敵な作品です。絵葉書から…

 

新たな美術館を堪能し、遠くから善光寺に手を合わせて長野市を後にしました…

 

 

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横河川上流ウォーキング

2021-10-09 | ウォーキング

先日放送があったNHKの「ブラタモリ諏訪」でタモリさんが訪れた横河川上流へのウォーキングをしました。この放送は糸魚川-静岡構造線と中央構造線が交わる場所に諏訪湖ができ、その北端にある場所で「片岩」が採取されるというものでした。その場所が「横河川」上流でした。ウォーキングでも湧水を汲みにでも良く訪れるこの場所ですが、今回はウォーキングです。コロナの影響で中止されたり、体調不良でお休みしたりでしたので、本当に久しぶりの仲間とのウォーキングでした。出発地は「出早神社」です。境内に咲いていた「十月桜」です。ひっそりと一輪だけ咲いていました。

 

境内には「ヒガンバナ」も咲いていました。こちらも草の中にひっそりと…

 

ここからは富士山が見えるのですが、この日は雲の中でした。南アルプスの「甲斐駒ヶ岳」が見えました。

 

お社も境内もひっそりと静まり返っていました。

 

ここから「横河川」にそった林道を湧水「長命水」まで歩きました。途中で出会った花たちです。秋の花「ノコンギク」と「ナギナタコウジュ」です。

 

 

「ヤマゼリ」も「シデシャジン」も「サラシナショウマ」も夏の名残でしょうか…

 

 

 

「アキノウナギツカミ」は茎や葉に小さなとげがあります。

 

秋になると目立つのは「ノイバラ」の赤い実です。この道中でもたくさん見られました。

 

紅白で咲いていた「イヌタデ」と「ミズヒキ」です。どちらもいい雰囲気で紅白一緒に咲いていました。

 

 

8月の豪雨では市内のあちこちで土石流が起き、犠牲者も出てしまいました。この横河川流域でもその爪痕が残されていました。

 

 

 

川の流れはすでに元通りの流れに戻っていましたが、土石流の起きた所はとりあえず応急処置がされたという感じでした。

 

湧水の「長命水」も上からの土石流におおわれたようですが、復旧されていました。

 

川向こうの岩が気になりました…河原まで下りるのは危険かと道からの写真です。この上は通行止めになっていました。

 

木々も色付き始めている流域でした。

 

ここで出会ったチョウ…「テングチョウ」でしょうか。→これは「イカリモンガ」と、花華さんに教えていただきました。

 

ブッドレアにはヒョウモンチョウがいました…

 

久しぶりのウォーキングでした。この日の歩行距離は5.6㎞、歩数は9460歩でした…

 

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赤ソバ畑~原村風景~

2021-10-04 | 植物

原村で素敵な「赤ソバ」畑に出会いました。原村で白いソバ畑はあちこちで見かけたのですが、赤いソバ畑に出会ったのはこの村では初めてでした。

 

田んぼ一面にちょうどきれいに咲いていました。

 

アップの赤ソバの花もきれいです。

 

何ともすてきな風景に、しばしお花見させてもらいました。

 

こちらはやはり原村のソバ畑…白い花も秋の風情で素敵です。

 

秋の風情と言えば実りの田んぼの風景です。原村は標高が高いためか、他所より稲刈りの時期が遅いようです。

 

一緒に「八ヶ岳」の風景も…ズームラインからですが、この日は曇っていました。

 

別の日の晴れた空の「八ヶ岳」と「蓼科山」です。

 

 

そして原村の我が家の植物たちの風景…どれも9月のものです。斑入りの「ススキ」が大きくなって穂が出ました。

 

よく見たら、花が咲いていました!花は花穂につり下がった状態で、これは雄花だそうです。

 

 

我が家の「シュウメイギク」はひっそりと咲いていました。

 

たくさん咲いていたのは「ツリフネソウ」です。木々の足元一面に咲いていました。

 

 

「イヌタデ(赤まんま)」も咲いていました。赤(ピンク)の花だけでなく、白い花もありました。

 

 

咲き終わった「シオン」の花がらがよく見たら可愛らしかったです。止まっているのは「オツネントンボ」でしょうか…

 

 

秋の花「リンドウ」も咲き出していました。

 

ちいさな花壇では「コルチカム」が花盛りでした。

 

山野草園で買ってきた赤い「ダイモンジソウ(大文字草)」…今年は一回り小さくなってしまいましたが、花は咲いていました。

 

今年はたくさん花が咲いた「ヤマボウシ」…たくさん実がついて赤くなっていました。

 

元気に水甕の中で大きくなった金魚…もう少し寒くなったら家に連れ帰る予定です。

 

実はこの家で大問題発生!高いところですので実害はないかもしれませんが、ちょっと怖い「スズメバチ」の巣です。2階の軒下に大きな巣ができていてビックリでした…

 

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9月の日々の一コマ

2021-10-01 | 日常のあれこれ

9月は夏の疲れが出たのか、特に前半は病院通いばかりの日々でした。あれこれ検査もし、特に問題がなくホッとしましたし、涼しくなって後半は元気になりました。ご飯が食べられない時に夫が作ってくれた「やたら」…夏野菜と味噌漬けを細かく刻んで混ぜた信州北部の郷土料理です。さっぱりとご飯がいただけました。

 

「福神漬け」も作ってくれました。これはダイコン、キュウリ、レンコン、ニンジン、ナス、ミョウガなどを煮たてた漬けだれに何回か漬けて作るようです。これはたくさん作って冷凍保存してくれています。

 

夫が作ってくれたのはコーンスープ…これはミキサーにかけてから裏ごしをして舌触りも良くするという念の入れよう!とっても美味しいものです。たくさん作って冷凍してくれています。同様にカボチャでも作ってくれ、これらは母も喜んで食べてくれています。

夏にした保存食作りもここで記録しておきます。毎年畑で作るラッキョウ…「ラッキョウ漬け」を作りました。これらは私の仕事です。

 

「ショウガ仕事」もしました。今年は2㎏のショウガを使い、1㎏は「しょうがシロップ」を作り、その後で「しょうがの佃煮」を作りました。1㎏は甘酢漬けにしましたが、薄切り、千切り、固まり(乱切り)の3種類を作りました。ミョウガも甘酢漬けにしました。ここにあるのはミョウガとショウガ薄切りとシロップです。

 

「梅仕事」は今年はだいぶ省略してしましました。実家の小梅の木を伐採するというので最後の実を収穫して「小梅のカリカリ漬け」にしました。保存袋で冷蔵庫保存で作ったら、とってもカリカリの美味しい梅漬けができました。

 

「発酵黒ニンニク」は去年、専用の炊飯器を買ってから作り始めました。今年も上手にできて、いただいています。においもなく、甘みがあって美味しいです。ニンニクも自家栽培のものです。来年は今年の倍以上作ろうと、100個のニンニクの球根を植えました…

 

9月の下旬になって実家の山に「マツタケ」が出てきました。冬の間に何回か通って手入れをした山です。去年よりは少ないですが、こうして採れたので、ホイル焼きやお吸い物、松茸ご飯にしていただきました。

 

 

 

9月は敬老の日があって、母のところにプレゼントが届きました。子ども(母にとっては孫)達からです。花は日比谷花壇から…厳重に包装されてきれいなまま届きました。

 

 

 

なんと「なだ万」の美味しいスイーツ、ごまプリンなどが添えられていて母にとっては嬉しいプレゼントでした。

 

金沢の老舗のお菓子も届きました。金沢と言えば「金箔」の生産日本一…このカステラにも豪華に金箔が貼られていて驚きでした。お菓子の器の絵は手書きで、九谷焼の絵師さんが書いたものだそうです。

 

 

富山の娘からはコストコ商品も送られてきました。荷物の中に入っていたこのスナック菓子、美大とコラボしたデザインのようです。ちなみに「湖池屋」は諏訪から出た企業さんです…

 

入笠山へ行った日、娘宅に寄りました。まだ外食は控えていて、茅野の人気お総菜屋さんの品々を娘が買ってきてくれて、ランチとお茶をしました。いつも眺めの良い娘宅のリビングです。

 

いつも何でも作ってしまう娘婿さん…今度はすてきなスロープができていました。上に見えるのは手作りのカーポートです。

 

充分高齢者の私ですが、超高齢者の母と共に、健康で日々穏やかに暮らしたいと思っているところです…

 

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