ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

湖畔のウォーキング(11月その1)

2020-11-17 | ウォーキング

11月1回目のウォーキングは諏訪市の原田泰治美術館からガラスの里までの湖畔を歩きました。まずは名残の紅葉の桜の木と湖畔です。

 

 

「ニシキギ」や「ドウダンツツジ」の紅葉もまだまだきれいでした。

 

 

まだ咲いていたのは「シオン」「セージ」です。

 

 

「アベリア」はスイカズラ科のツクバネウツギ…公園や道路の植栽によく使われています。まだたくさん花を付けていました。

 

この歩いた道は今年整備されたジョギングロード「さざ波ロード」です。歩きやすい、気持ちの良い空間でした。

 

 

車と自転車と歩行者の道が3本並行して続いています。

 

この日の湖は少し波がありました。ワカサギ釣りのドーム船が出ていました。

 

 

 

ガラスの里まで歩いて往復しました。ガラスの里とその上方は中央道の諏訪湖SAです。

 

湖には水鳥たちがたくさんいました。「オオバン」と「カンムリカイツブリ」です。

 

 

「カルガモ」たちは休憩中…「ホシハジロ」もいました。(ran1005 さんに教えていただきました)

 

 

 

空には「トンビ」が悠々と飛んでいました。

 

「ヤナギ」はこれから色づくところでした。

 

 

諏訪湖は流れ込む川に水門が作られています。そこに描かれているのは湖ゆかりの白鳥や鯉です。

 

 

「コウホネ」と紅葉したきれいな水草です。

 

 

途中には八ヶ岳が見える場所もあります。

 

諏訪湖は「保護水面」となっています。これは水産動物が産卵し、稚魚が生育し、又は水産動植物の種苗が発生するのに適している水面で、その保護培養のために必要な措置を講ずべき水面として指定した区域だそうです。

 

良い天気で気持ちのよい湖畔のウォーキングができました。この日の歩行距離は約5㎞でした…

 

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まだまだ紅葉~もみじ湖~

2020-11-16 | 自然観察

伊那谷の箕輪町にある「もみじ湖」に行ってきました。先日、TVで日本一の紅葉だと言っていたそうですが、県内では話題になっている紅葉の名所です。行ったのは11月10日のことです。行く道筋にもたくさんのモミジが植えられていました。

 

「もみじ湖」に着きました。ここは天竜川水系の沢川にある「箕輪ダム」のダム湖で、その周辺に1万本のモミジが植えられていて「もみじ湖」とも呼ばれています。 洪水調整と上水道用水の役割を担っている大きなダムです。

 

 

 

ダム湖畔の紅葉は盛りを過ぎていましたが、きれいな木々もたくさんあって、ここでも紅葉狩りを楽しめました。

 

 

彩は様々…それぞれの木が美しかったです。

 

 

 

一番上部にある並木道は紅葉が終盤でしたが、散り敷くモミジも趣がありました。

 

 

この日も良い天気…秋の日差しに紅葉が照り輝いていました。紅葉の盛りな場所はみごとでした。

 

 

 

色とりどりの紅葉は見飽きません。

 

 

散り敷く落ち葉のじゅうたんも見事です。

 

向かいの山は「カラマツ」の黄葉の時期でした。

 

 

行きは辰野から伊那方面へ行ってもみじ湖を目指したのですが、帰りは有賀峠越えで諏訪に戻りました。この道は初めてです。細い山道が続いてちょっと心細くもなりましたが、途中には諏訪の高島藩の山番の方の集落もあったそうです。

 

カラマツの黄葉の山の間を行くと諏訪市の後山地区に至ります。ここではしっかり獣害予防の柵を張り巡らしての稲作をしているようです。

 

 

こんな火の見のある集落です。マツタケ山も抱えている地区です。

 

遠くに見えるのは中央アルプスでしょうか…山里の風景が広がっていました。

 

 

この地区には週2回、一日3便のバスが通っているようです。古びたバス停の看板も趣あります。

 

有賀峠を越えたあたりで雪の北アルプスが望めました。蓼科山も…

 

 

諏訪湖を望みながら市街に降りて帰途につきました。途中で見かけた雲…すっぽりと太陽を隠していました。

 

 

おまけはこの日の横河川の桜の紅葉…だいぶ葉が散ってしまっていました。11月7日には地区の役員でここの桜の手入れをしました。私も長い鋸で枝を切ったりとお手伝いした場所です。来年もきれいな桜が咲くことを祈りつつ…

 

 

ここからは諏訪湖の向こうに富士山が望めます。この日見えたのは雲の上の頂上付近だけでしたが…

 

八ヶ岳も望めるいい場所です。

 

紅葉も終盤を迎え、山も雪をかぶって一足一足冬に近づいている日々です…

 

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まだ紅葉~出早神社~

2020-11-15 | 自然観察

まだ紅葉が続きます…「出早神社」は地元では紅葉の名所として有名です。近いのでいつでも見に行ける気がしていたら、もう紅葉も終盤と聞いて、慌てて見に行ってきました。11月8日のことです。まずはここの「十月桜」…今年もきれいに咲いていました。

 

 

そして紅葉がたくさん…終盤ではありますが、見ごろの木もたくさんあって見ごたえありました。

 

先日、牛伏川でカエデの種類を教えていただいたので、それに沿って確認してみました。ここでは種類を一覧にしてありました。赤丸がここにあるカエデだそうですが、全部は確認できませんでした…

 

まずは「イロハモミジ」です。色鮮やかに紅葉していました。

 

 

 

園芸種の「ノムラモミジ」は色鮮やかでした。

 

「ハウチワカエデ」の色合いも素敵でした。

 

 

「ホソカエデ」と「カジカエデ」です。

 

 

「オニイタヤ」の色付き具合も素敵でした。

 

「コミネカエデ」と「カラコギカエデ」です。

 

 

「ウリカエデ」と「ウリハダカエデ」はその樹皮が瓜のようだということですが、ウリハダカエデの葉の方が亀裂が目立ちます。

 

 

良い天気の日で、秋の日差しに紅葉がとっても綺麗でした。

 

 

 

神社の脇を流れる横河川にも紅葉が映えていました。

 

 

黄葉も素敵な感じでしたし、同じ木で二色の色合いのものもありました。

 

 

落ち葉のじゅうたんもそれぞれの色合いです。

 

 

周りは華やかな紅葉ですが、お社はいつものように落ち着いた佇まいでした。

 

この神社への道も紅葉の並木です…

 

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牛伏川紅葉観察会

2020-11-11 | 自然観察

牛伏川では毎年春夏秋と年3回の観察会をしていましたが、今年はコロナ禍で春の観察会ができませんでした。その代わりに追加でこの晩秋に紅葉観察会を行いました。集合場所の連岳橋付近の紅葉です。

 

観察会ですので、まずはモミジについてのレクチャーを受けながらの観察です。紅葉と言えば「カエデ」…カエデは葉の形がカエルの手に似ている(かえるで)からきているそうです。モミジは木々の葉が色変わりする、秋に葉が色づくことを意味する言葉(もみづ)からきているそうです。カエデ属が紅葉する木の代表ということでカエデ属をモミジというようになったそうです。

カエデ属の中のまずは「イロハモミジ」(似呂波紅葉)…葉が7つに裂けていてイロハニホヘトと数えたことから名がついたそうです。赤、黄、オレンジに色付きます。

 

「オオモミジ」(大紅葉)はイロハモミジに似ていますが、葉が大きいです。赤、黄、オレンジに色付きます。

 

 

「ヤマモミジ」(山紅葉)はイロハモミジとオオモミジの中間くらいの大きさで葉のギザギザが荒いそうです。赤、黄、オレンジに色付きます。

 

「フカギレオオモミジ」(深切大紅葉)は葉の切れ込みが深いです。

 

「トウカエデ」(唐楓)は中国原産で葉は3裂、赤~黄色になります。

 

 

「コハウチワカエデ」(小羽団扇楓)はハウチワカエデの小型です。天狗の羽団扇のように丸くて切れ込みが多いです。

 

「エンコウカエデ」(猿猴楓)はイタヤカエデの仲間で葉柄が長いのが特徴です。

 

「カラコギカエデ」(鹿子木楓)は赤~オレンジに紅葉します。

 

ここにはカエデばかりでなく、他にも紅葉しているものがありました。鮮やかな黄色は「ダンコウバイ」です。黄色の「恐竜の足跡」がたくさん散っていました。

 

 

「コナラ」と「オオナラ」(ミズナラ)の違いはその葉の大きさによるのですが、「ミズナラ」は標高に高い所に育つようです。葉柄の長いのがコナラです。まずは「コナラ」です。

 

これは「ミズナラ」の実生から育った小さな木です。

 

大きなハチの巣があってビックリでした!アシナガバチの巣でしょうか→これはスズメバチの巣でした。訂正します。近づかないようにして写真だけ撮りました。

 

 

「ブナ」(橅)は大きな木になります。ここでもこの木は広場のシンボルツリーです。

 

 

足元の「ドウダンツツジ」がきれいに紅葉していました。

 

「ホオノキ」(朴の木)は木も葉もとっても大きいです。木曽地方ではこの葉に包んだ朴葉餅が有名です。→これも訂正です!この葉はトチの木でした…トチノキの葉は葉柄がなく集まっていますが、ホウノキはそれぞれ葉柄がついて集まっています。

 

 

野生の桑の木もありました。野生の蚕(天蚕)はナラの木の葉を食べるそうですが…

 

これは「エゾエノキ」(蝦夷榎)…オオムラサキの食草となります。ここでオオムラサキにに出会った時のことを思い出しました。

 

 

これは「ミズキ」(水木)…もうすっかり葉が落ちていました。樹液が多くて、特に春先に枝を折ると水のように滴り落ちるほどだそうです。

 

「オニグルミ」(鬼胡桃)も葉を落としていました。その葉が落ちた後を見てみると…なんと、「羊の顔」が浮かび上がっていました!本当にそれらしくてビックリでした。

 

 

晩秋ですので、実りの時期…まずは木々の実から、「コブシ」の実です。

 

これは「ズミ」(コナシ)です。この花が咲く時期も素敵です。

 

「ミツバウツギ」(三葉空木)の種はハート形…色合いも可愛らしいです。

 

可愛らしい色合いの実は「マユミ」(真弓)この実がはじけて中から紅い種が出ます。

 

「サンショウ」(山椒)の実も可愛い色合いです。この実ははじけて黒い種が出ます。

 

その他の植物の実もありました。「ナンテンハギ」(南天萩)はさやになっていました。

 

「ナルコユリ」(鳴子百合)の実は黒です。

 

「ヒヨドリジョウゴ」(鵯上戸)の朱色の実はとってもきれいです。

 

「チヂミザサ」(縮笹)の穂はいわゆるくっつき虫です。粘着性のある種はどこにでも良く付きます。

 

「ウバユリ」(姥百合)はもう種を飛ばしていました。

 

咲いている花はほとんどありませんでした。名残の「ノハラアザミ」と「ノコンギク」です。

 

 

山も色とりどり…きれいな紅葉を見せてくれていました。

 

 

階段工の上流まで行きました。こわごわ渡っていた「四つん這い橋」が立派な橋に付け替えられていました。もう四つん這いにならなくても大丈夫ですが、橋の立て札はそのまま…

 

 

「フランス式階段工」付近の木々はもう葉を落としてしまっていて紅葉はあまり見られませんが、晩秋の風景です。

 

 

駐車場のある蓮岳橋に戻りました。蓮岳橋からの眺めは秋の雰囲気で良かったです。

 

 

駐車場付近には「イロハモミジ」が何本かあって、ちょうど見ごろの時期…彩り豊かな紅葉でした。

 

 

 

 

散り敷く落ち葉のじゅうたん…これもまた見ごたえありました。

 

 

カエデについて学び、晩秋の木々の様子を観察し、きれいな紅葉を堪能して充実の観察会でした…

 

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秋の慈雲寺

2020-11-08 | ドライブと散策

この日はまず、東俣川の上流にある湧き水の場所に、水くみに行きました。この渓流も紅葉の時期でした。

 

 

 

ここから冬季閉鎖になる前の七島八島線で霧ヶ峰まで行こうとしたのですが、なんと冬季閉鎖の前に工事のために閉鎖になっていました!工事終了後はそのまま冬季閉鎖となるとの看板が…残念ながらこの道を通っての七島八島行は来年にお預けです。仕方がないので、他の道を通って下諏訪へ行きました。途中で見た光景…使われなくなった棚田がススキにおおわれていました。

 

「水月園」に出ました。春の桜の名所「水月園」は高台にあるので、諏訪湖が見えます。桜の木が紅葉してきれいでした。

 

 

返り咲きのツツジがたくさん咲いて驚きでした。

 

 

この水月園を下った所、諏訪大社の秋宮と春宮の間に「慈雲寺」があります。慈雲寺は臨済宗妙心寺派の寺院です。全国に慈雲寺はいくつかあって、山梨の慈雲寺の桜は見に行ったことがあります。

 

ここの苔むした参道はいつ来ても素敵です。この日は良い天気で苔の上に木洩れ日が素敵でした。

 

 

山門も立派な造りです。

 

 

山門の前にはこんな石仏がたくさん並んでいます。

 

 

脇にある枝折戸…風情ある佇まいです。

 

参道の竹垣も趣あるものでした。

 

山門を入ると樹齢400年とも言われる、立派な「天桂の松」があります。その枝ぶりは素晴らしいものです。

 

大きな本堂も立派です。屋根の上には「武田菱」と「梶の葉」が…このお寺は1300年にできましたが、戦国時代、武田信玄により整備され、寺紋は「武田菱」となっています。「梶の葉」は諏訪藩の家紋です。

 

 

 

本堂の上には青空が広がって木々の紅葉が映えていました。

 

 

みごとな石庭もあります。奈良石の手彫りの石灯篭もあります。

 

 

 

本堂裏の池泉庭園は武田信玄の命とも言われているそうです。ちょうど紅葉がきれいでした。

 

 

 

ガラス窓に映る庭も素敵でした。

 

展示されていた一枚板の銅板でできた屋根飾りも見事でした。

 

ゆったりした時間の流れる境内で良い時間が過ごせました…

 

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