「栂池自然園」には四季折々、たくさんの花が咲きますが、この日に出会った花たちを記録しておきます。
まず注目したのは雨上がりの「サンカヨウ」の花…今年、その花が雨に濡れると透明になることを知りました。そして今回、その透明感ある花に出会うことができました!
沢山咲いていたのは「チングルマ」…湿原のあちらこちらで群生していました。
この花も雨に濡れると半透明に変化するようです。
栂池自然園は広く、標高差もあるので同じ花でも蕾から咲き終わりまでを観察できます。「チングルマ」の綿毛になったものもありました。
綺麗な色で咲いていたのは「ベニバナイチゴ」です。あでやかな色合いが素敵でした。
花の後も注目して見てきました。
ピンクの色がきれいな「コイワカガミ」…この花も湿原に彩を添えていました。
この湿原で目立った木は「ナナカマド」…ちょうど白いきれいな花を咲かせていました。
白い花が咲いていた木は「オオカメノキ」もです…
ところどころに「ムラサキヤシオツツジ」も咲いていました。
白い花で目立ったのは「キヌガサソウ」です。残雪の所にも出ていましたが、あちこちで群生していて見事でした。この花も雨に当たると半透明になるようです。
そして花の終わりにはピンクに色付くようです。
白い花はこれも…「イワイチョウ」です。葉がイチョウのようだということですが、あまり似ていません…
小さな白い花では「マイズルソウ」…この花も群生していました。
たくさん咲いていたのは「ミツバオウレン」…小さな花ですが、とっても可憐な花姿です。
これも小さな花…「ツマトリソウ」です。
「コバイケイソウ」はこれから咲くところでした。大きな花で蕾も存在感があります。
「モミジカラマツ」も咲き初めでした。蕾も可愛らしかったです。
黄色の花が目立っていたのは「シナノキンバイ」…この花も湿原に群生していました。
黄色の花では、この「ミヤマキンポウゲ」もたくさん咲いていました。
これからたくさん咲くであろう「ニッコウキスゲ」…咲き出していました。
名残の花では「シラネアオイ」に出会えました。まだきれいに咲いていました。
これも名残の「ショウジョウバカマ」です。
「ヒロハユキザサ」は花が終わったところでしょうか。
この「ミネカエデ」は花が咲くところでしょうか…
地味な花ですが、「スダヤクシュ」が咲いていました。
この蕾は「オノエリンドウ」でしょうか…
「ヤグルマソウ」は自然園の中では葉のみ…ロープウェイの駅近くで花を見ました。
「タニウツギ」はちょうど花盛りでした。
久しぶりに山の気分を味わい、山の花にも出会えた一日でした。出会った花がたくさんで、まとまりがつきませんでしたが…