河津町へ

名人戦の担当記者でもある、
囲碁ライターの内藤由起子さんから、
一冊の本をいただきました。






木谷一門は、近代囲碁界の礎。
木谷門下の方々の、それぞれの
エピソードが面白い。

僕も知らなかった意外な話も多く、
大棋士の修業時代の逸話なども勉強になり、
あっという間に、読み終えました。

何より、木谷先生と奥様の凄さ、大きさに感銘。
囲碁の内弟子だけでなく、花嫁修業や
見ず知らずの人まで、多い時には
３０人以上、住み込んでいたとか。

今では、考えられない状況ですが、
木谷門下のエネルギーは、
そこから生まれているのですね。

欲しいものは何でも手に入る、豊かな現在ですが、
逆に失ったものも、多いように感じました。


今日、静岡県河津町に移動して
明日から名人戦第６局。

悔いの残らない碁が打てるよう、
必死に頑張ります！！！