復活!やまがたの四季と暮らし

東北地方を転勤し現在は仙台勤務の週末山形県人。
前タイトル名「山形弁で青森暮らし」から継続のブログです。

青森ねぶた祭り三日目・続き

2009年08月05日 20時01分24秒 | 祭り・イベント
ねぶたは裏側にも顔があります。

小ぶりですけど、各台特徴があってねぶた師の好みが出ているような感じがします。

小屋の中のねぶたはじっくり見ることはできますが、裏や横には周れずどうしても
平面的な印象ですが、特に道幅が広い四号線を練り歩くねぶたは、グルグル周ったり
桟敷席に近づいたり、上下に傾けたりして、立体感のある奥行きや大きさがよく解り
迫力があります。



裏側






廻してます。

























青森山田学園が戻ってきました。
これが通過すると一周して終了となります。
丁度タイムアウトの九時ピッタリ、進行が上手い。
二時間跳ね続けてヘロヘロなんでしょうが、若い高校生は最後までテンション高い。


桟敷席目の前まで近づいて跳ねてくれます。
観覧者の気持ち解ってますね。


チョッとヘロヘロ


花笠もしっかり被り、これが跳人の正装だそうできまりがあるようです。


桟敷席に多いじいちゃんばあちゃんは、孫でも見てる感じで手を振りますから、
答えるように孫も振り振り!



最後にねぶたの顔アップ










最後の集団、囃し方が通過していきます。
通過すると道路上、特に交差点には一斉に警察官(機動隊)と警備員がごそっと出てきて
交通開放の準備。瞬く間に祭りの雰囲気が一変していきました。
ねぶたもサクサクと最寄の交差点からそれてアスパムに帰っていきます。(囃子ながら)
防刃(防弾)チョッキを着用した機動隊員が多いのは、もちろん雑踏警備や交通誘導も
あるんでしょうが、一頃大騒ぎしたカラス跳人対策なんでしょうか。
ちなみに二日間見た感じでは、全然そんな黒っぽいものは見かけませんでした。


たぶん青森ねぶたはこれが最後ですかね。
ただ最終日の花火は海上運航と合わせ是非見たいですが。

青森ねぶたの初めて見た印象は、規模が大きいからこそなんでしょうが、
一見自由に跳ね回ってねぶたが出陣してるようでも、きっちり統率された進行でした。
なんといっても、幹線道路の国道四号と駅前から伸びる市内中心道路を広範囲に通行止め
しているのに、観覧エリアと出陣エリアをしっかり分け、多人数の参加者が一斉に動き
始めて時間通りに始まって時間通りに終了させる運行テクニックに感心します。
終了したねぶたも整然と小屋まで帰っていくし。
一つのグループ単位の中でも、先行方、跳人、ねぶた運行、囃子方とそれぞれ指揮する
合図者がいて、全体の動きの中で状況判断により自由にパフォーマンスを行うやり方。
一斉スタートでも、一箇所にじっくり座って全部見れる周回コースになっているのもいい。
他にも跳人をロープで囲み安全確保(危害防止)する警護係りもいっぱいいて、
多人数が一斉に跳ね囃し立てる様子は、見ているほうも壮観であり安心感がありました。


四日目の今日も、先ほど7時10分に開始の花火の音が聞こえてきましたから、今頃は
跳ねてる真っ最中でしょうか。


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