復活!やまがたの四季と暮らし

東北地方を転勤し現在は仙台勤務の週末山形県人。
前タイトル名「山形弁で青森暮らし」から継続のブログです。

100均の無洗米を炊く

2007年07月15日 20時58分16秒 | 登山
昨年の海の日を含んだ3連休も大雨で山行を中止してましたが、
今年も残念ながらだめでした。
(海の日は素直に海行きを計画した方がいいんでしょうか)

山小屋泊まり(又はテント泊まり)で快適に泊る為の大きな要素は
いかに美味しい食事の用意が出来るかです。
その中でも、米の炊き方は基本中の基本。
水加減の失敗や、焼け焦げ御飯は最悪です。

ということで、
今日は雨で出かける予定も中止、やること無いんで
久しぶりにコッフェルを使って御飯炊いてみました。
(忘れないように練習も兼ねて)

使用するお米は、100円ショップで売っている無洗米。
山では無洗米がありがたい。
ついでに100均の無洗米がどんなもんか検証してみました。
300g入りで当然100円。
おにぎり約8個分、お茶碗約5杯分と書いてます。
原料の産地表示は複数原料米、国内産100%となってます。
(100円ですから、ブランド米は期待できません)


洗わずそのまま袋から
コッフェルの大きさに合わせ、目分量で半分の150g程度入れます。


水の量は、袋には米300gに水400㏄と書いてます。
山には計量カップは持ってかないので、ペットボトルを利用して
適当に水を入れます。
自分的には多少多めに入れるようにしてます。
かき混ぜたら、すぐに炊かないで20~30分位置いとくのが
コツでしょうか。
20分置いといて水に馴染んでます。


いよいよ着火。
火加減は最初から最小弱火。
写真は写りやすいように多少火力を強くしましたが、
炎がやっと上がる程度で十分です。


沸騰してきて蒸気が上がってきますが、吹きこぼれに注意して
そのまま見てます。
蒸気が上がらなくなったら、蓋を素早く開けて数粒取って味見します。
めっこ御飯(やまがたでは、水が少なく芯がある御飯をこう呼びます)
でないか確認して、大丈夫ならすぐ蓋をしてプツプツ音が止んだら
火を止めます。
何時までも火を点けていると焼け焦げるんで、遅くても焦げた匂いが
してきたら、すぐ火を止める。
そのまま10分位ほっときます。

久しぶりでしたが上手く炊けました。
腕は鈍っていないみたいです。


味は、100均の無洗米でも十分美味しい。
150gで御飯茶碗2杯たっぷりありますが、自分的に山の夕飯1回分で
丁度いいみたい。
(昼は行動食程度しか取らないので、朝夕はしっかり食べます)

山での朝飯だったら、この御飯にお好みのフリカケとインスタントスープ(又は味噌汁)が定番。
これで20㎏近い荷物を背って山道10㎞は歩くわけで、エネルギーあるもんです。
お茶なしのお茶付けかけて食べてみました。

結論は、100均の無洗米は有り。
味も悪くないし、アルファー米よりは炊き立てだから断然旨い。
1袋持って行けば、十分一泊山小屋泊まりに対応できる。

ちなみに、炊飯中は席を離れてはいけません。
バーナーの前に座り込んで、じっとコッフェルを見つめ込んで1日の行動を
振り返るのもいいでしょう。
結構あっという間に炊けますし、思わぬ事故防止の為もありますが、
意外と有意義な時間を過ごせます。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
やってますねー (nabe)
2007-07-20 17:14:18
飯盒で米炊くのとか楽しそうですね。
鍋炊飯は僕も大得意です。
何せ毎年キャンプで子どもたちに指導していますから。(^o^)


返信する
子供達に尊敬されますね! (わんこ)
2007-07-20 20:48:56
子供の頃、よくキャンプ行きました。
やっぱりキャンプでの楽しみは食事造り。
飯盒炊飯をよくやりましたが、大概黒こげご飯。
nabeさんのようなキャンプリーダーは居ませんでしたから、
自己流で薪を勢いよく焚くのが一番とばかり毎回真っ黒け。しかもめっこご飯。
でも今ではいい思い出だし、楽しかったなー!
大人数で鍋を使った炊飯、美味しそうです。
nabeさんはそんな思い出を子供達に与えてるんですな。
ダッチオーブンなんかも使ってるんでしょうか?
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。