徒然の徒然なるがままに…

最近はバイクネタが多いですが、漫画やアニメは昔から好きだし、美味しいものはもっと好きです。

7月4日に生まれて

2006-07-04 23:57:43 | オーディオ・ビジュアル
今日は7月4日です。
1776年7月4日はアメリカ合衆国の独立記念日です。
1946年7月4日は映画「7月4日に生まれて」の原作者ロン・コービックの誕生日です。

ベトナム戦争を題材にした映画は沢山あります。
そのうち何本かは私も観ました。
1989年に発表された「7月4日に生まれて」もベトナム戦争を題材とした映画です。

戦場ではなく、主人公ロン・コービックの“心”を舞台にしたこの映画を初めて観た時、私は考えさせられました。

国を愛し、国を信じ、国のためにベトナムの戦場へ行った彼だが、心と身体に深い傷を負い帰還する。そして見たものは?
何のために、誰のためにベトナムに行ったのか?
何が正しく?何が悪いのか?
国を愛するとは?
戦争をするのに理屈や名目をたてますが、結局は人殺しなのです。

60年前の大平洋戦争も
40年前のベトナム戦争も
3年前のイラク戦争も
その他のどの戦争も
国のため、平和のためと言っているが、やっていることは人殺しなのです。

私は反戦運動家でも、思想家でもありませんが、戦争だけはどんな理由があっても行ってはいけないです。
傷付くのは倒れた相手だけでなく、自分自身や周囲の人々も同じように傷付くのです。

日本人には馴染みのない7月4日ですが、私はこの日になると「7月4日に生まれて」を思い出し、戦争が生み出す“モノ”について考えさせられます。


7月4日に生まれて スペシャルエディション

ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

このアイテムの詳細を見る