スキヤキ、フジヤマ、サムライ、ゲイシャ…。
外国人が日本に対するイメージである。
15年前に知り合った外人さんも、来日するまで街にはサムライ姿の日本人がいると思ってたそうだ。
映画は戦前戦後の京都の町を舞台にしているが、その面影はどこにも無い。
たまに出てくる寺がそれらしく感じられるが、ただそれだけで、日本の風情さえも感じられない。
音楽は巨匠ジョン・ウィリアムズをメインに、世界的チェロ奏者であるヨーヨー・マが加わり、美しい曲を奏でている。
太鼓や尺八等も随所に使用されているが、良くも悪くもジョン・ウィリアムズらしい曲で、何一つ日本的なリズムが伝わらない。
さらに、この二人の曲を聞きながら見ると、京都風に作られた町並みがどうしても中国の町並みにしか見えないのは、私の気のせいか。
主演のチャン・ツィイーは、デビュー作『初恋のきた道』での田舎の純朴な娘から一転して、妖艶な「さゆり」を演じたが、やはり芸者にはなれていない。
ミシェル・ヨーやコン・リーといった工藤夕貴以外のアジア系の女優は「さゆり」とは違った艶がる。
桃井かおりは“置き屋のババア”を怪演(?)で、この人にはピッタリだが、渡辺謙や役所広司については。まぁ誰でもいいって感じ( ̄ε ̄;)
他には知る人ぞ知る、ケリー・ヒロユキ・タガワや先月亡くなったマコ岩松氏も出演してる(マニアックかな?)。
それに、元力士の舞の海が出てたのはワロタ。
それにしても、いくらアメリカ映画とは言え、日本を舞台にした芸者の話しなのに、なぜ主役クラスの芸者が外人ばかりなのか?
欧米人からみれば日本人も、中国人も同じアジア系ではあるが、日本の礼儀作法や“和”の心は日本人にしか分らない。
一部を除きそのほとんどが、日本の歴史も文化もまともに知らない俳優とスタッフにより製作されたこの映画。
日本を知らない多くの外国人に、さらに誤解を招きそうになる日本を紹介してしまった。
最後に、
アメリカでの配給がコロンビア映画(SONY系)なら、日本のDVD発売はソニーピクチャーズからにして欲しかった。
昔から松竹ホームビデオの画質って評判良く無い。
せっかくアカデミー賞3部門受賞(撮影、美術、衣装デザイン)したのに、発色が悪く艶が無いし、黒色は沈み過ぎてベタベタ。
アカデミー賞受賞が意味無いじゃん。
外国人が日本に対するイメージである。
15年前に知り合った外人さんも、来日するまで街にはサムライ姿の日本人がいると思ってたそうだ。
映画は戦前戦後の京都の町を舞台にしているが、その面影はどこにも無い。
たまに出てくる寺がそれらしく感じられるが、ただそれだけで、日本の風情さえも感じられない。
音楽は巨匠ジョン・ウィリアムズをメインに、世界的チェロ奏者であるヨーヨー・マが加わり、美しい曲を奏でている。
太鼓や尺八等も随所に使用されているが、良くも悪くもジョン・ウィリアムズらしい曲で、何一つ日本的なリズムが伝わらない。
さらに、この二人の曲を聞きながら見ると、京都風に作られた町並みがどうしても中国の町並みにしか見えないのは、私の気のせいか。
主演のチャン・ツィイーは、デビュー作『初恋のきた道』での田舎の純朴な娘から一転して、妖艶な「さゆり」を演じたが、やはり芸者にはなれていない。
ミシェル・ヨーやコン・リーといった工藤夕貴以外のアジア系の女優は「さゆり」とは違った艶がる。
桃井かおりは“置き屋のババア”を怪演(?)で、この人にはピッタリだが、渡辺謙や役所広司については。まぁ誰でもいいって感じ( ̄ε ̄;)
他には知る人ぞ知る、ケリー・ヒロユキ・タガワや先月亡くなったマコ岩松氏も出演してる(マニアックかな?)。
それに、元力士の舞の海が出てたのはワロタ。
それにしても、いくらアメリカ映画とは言え、日本を舞台にした芸者の話しなのに、なぜ主役クラスの芸者が外人ばかりなのか?
欧米人からみれば日本人も、中国人も同じアジア系ではあるが、日本の礼儀作法や“和”の心は日本人にしか分らない。
一部を除きそのほとんどが、日本の歴史も文化もまともに知らない俳優とスタッフにより製作されたこの映画。
日本を知らない多くの外国人に、さらに誤解を招きそうになる日本を紹介してしまった。
最後に、
アメリカでの配給がコロンビア映画(SONY系)なら、日本のDVD発売はソニーピクチャーズからにして欲しかった。
昔から松竹ホームビデオの画質って評判良く無い。
せっかくアカデミー賞3部門受賞(撮影、美術、衣装デザイン)したのに、発色が悪く艶が無いし、黒色は沈み過ぎてベタベタ。
アカデミー賞受賞が意味無いじゃん。
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