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ホテルニューオータニ東京 アーケード階
『 粒金ホワイティー by jewelwhity 』 店長ブログ

古代オリエント博物館

2008年04月05日 | 店長 プライベート記

先日 公休日を利用して 古代ガラスを展示中の ”古代オリエント博物館” 体験してきました。Photo

  • 池袋サンシャインシティーの 一番奥の文化会館 7F
  • 池袋駅から 人をかわしながらの20分弱の道行き
  •  春休みなんだ~ 

本日の収穫

同じ時期(5~6世紀)に 同じ工房で作られたと思われる カットガラス碗 ”白瑠璃碗” の その後。

  • 西アジアで 長く土中に埋蔵され 風化した金銀色の被膜におおわれ、古物の美しさを見せている。 『銀化』 が見られる。 (展示品)
  • かたや シルクロードをへて わが日本にもたらされ 東大寺正倉院に収められた 白瑠璃碗。 ”櫃 ひつ”に 大切に保管されていたため、 製作された時の風合いをそのままに残している。 正倉院ガラスといわれている。(写真のみ)

ガラスの銀化 

金属のサビのように 時代を経てガラスの表面も変化し、真珠貝色に輝くものを 特に銀化と呼んでいる。 これは 土中の水分(空中で雨・露などにぬれてもできる)などにより、表面に雲母状に珪酸のそうができ、これが光を乱反射させ、金色や銀色に輝いて見せるのである。 使われていた当時のガラス器には 見られないものであった。  

実は ”円筒印章” を目的に出かけたので チョットがっかりしました・・・・ガラスに彫られた印章が数点、展示中・・・・ 『平山郁夫とシルクロードのガラス展』 が終了後 円筒印章が 展示されるようです。 

事前に その日の展示内容をご確認の上、 03-3989-3491 足を運ばれる事をお勧めいたします。  受付の若い女性が とても親切でした