イーハトーブ国王の巡回

国王自ら王国内の野草や動物などの健全性を調べた記録である。度々記録に出てくるテニスは王国の国技であることを申し添える。

スイレン属の水生植物の総称 スイレン

2015-09-23 21:12:20 | 趣味・特技
スイレン科(Nymphaeaceae); スイレン属(Nymphaea)
和名: スイレン( 睡蓮)

 スイレンとハスは全く違う植物らしい。花はよく似ているが、葉はハスのように水面から大きく立ち上がることは無く、水面上に広がる。葉は円形から広楕円形で、中心に葉柄が付くが葉には深い切れ込みが入る。ハスには切れ込みが無い。また、ハスの葉には撥水性があるが、スイレンには無い。
日本にはヒツジグサ(未草)の1種類のみ自生する。しかし、一般的なスイレンは、いくつかの野生種を交配、品種改良した園芸種であり、様々な品種が存在する。
 今まであちこちで見たのはハスが多かったが、スイレンには花巻市高松と宮城県大衡村の万葉クリエートパークで花が咲いているのに出会った。


どぜう庵のため池にたくさんスイレンが咲いていた。(花巻市高松、2013年6月7日)



同上



万葉クリエートパークでもスイレンに出会った。(宮城県大衡村万葉クリエートパーク、2014年8月29日)



同上


リンゴの爽やかな香りのする キバラヘリカメムシ

2015-09-23 10:11:58 | 趣味・特技
ヘリカメムシ科(Coreidae); ヘリカメムシ亜科(Coreinae); キバラヘリカメムシ(Plinachtus bicoloripes)
学名:Plinachtus bicoloripes
和名: キバラヘリカメムシ

 花巻市広域公園のテニスコートで休憩していると、テニスコート脇のニシキギについていたカメムシを朕のテニス仲間が捕まえて持ってきた。「エエ〜〜へっぴり虫〜〜」と逃げ回っていたが、このカメムシはリンゴの香りがするのだという。勇気を出して嗅いでみた。アラ不思議。何とも爽やかなリンゴの香りがするではないか。ビックリ!このカメムシはキバラヘリカメムシというのだそうだ。知らないだけで、身近な自然は驚異に満ちているのだ!
 どうもカメムシ類ををへっぴり虫の一言でかたずけるのには問題があるようだ。
 さて、キバラヘリカメムシはマユミやニシキギなどにつくカメムシなそうだ。背中は黒っぽいが、羽根の脇から黄色と黒の縞々模様のお腹がはみ出している。足の付け根は赤く、次に白くなり、更にその先は黒くなる。触角の先端は赤い。お腹は黄色い。かなり派手な配色だ。


テニスコート脇のニシキギに付いていたキバラヘリカメムシ。羽根の脇から黄色と黒の縞々模様のお腹がはみ出ている。(花巻市広域公園、2015年9月22日)



同上



同上。お腹は黄色い。(同上)