良平通信 <GOOD FLAT COMMUNICATION>

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ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人

2010-12-01 22:30:35 | 映画
映画の日だったので映画の日だったので「ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人」を観てきた。http://www.herbanddorothy.com/jp/悪く云うつもりはないが、ほとんどビョーキなのよね。コレクターってさ。集めずにいられないという。
結局、何を対象にその抑えがたい衝動(愛とも、情熱とも云う)を注ぎこむのかってコトで。
ある人はフィギュアだったり、またある人はマンガだったり、オモチャだったりする訳だ。
このジーさんとバーさんはそれがたまたま「現代アート」という、割と、世間一般的に敷居が高いと思われているモノだったんですね。ま、そこを強調する必要はそんなにないんだけどね。
ただ、映像資料も関係者もふんだんにあるし、いるので、映画として面白いカタチにしやすい。
だってほら、アートって高いでしょ。しかも現代アートって意味不明でしょ。
そうなんだけど、このジーさんとバーさんはホントにセンスのいい天性の目利きだったのね。
金持ちじゃなく、ただアートが好きな一般人というのがいってのが、オドロキよね。
(正直、俺は彼らが集めた作品の多くはどこがいいんだかさっぱりわからんが。)

ちなみに監督は日本人の女性です。

なんつっても、基本、これはカワイイ、素敵なカップルのお話ですね。
趣味の合うツレアイがいて、お互いすごく幸せで、ラッキーでしたね。
妬けるなぁ。コノコノって映画ですからね。ふはは。
だから、集める対象はアートではなくても、この映画は出来る。
これだけの愛と情熱を、
これだけ長く持ち続ける事のできる、
これだけ可愛らしいカップルがいれば。

そう考えはじめたら、ドキュメンタリーにして面白くない人間なんていないなぁ。
全ては撮り方と見せ方次第だ。