ポングリびっくりチンドンポン遊記

●絵描、裁縫、木工、廃材アーティスト、楽器弾き。

かっぱちゃん

2008年10月13日 17時09分56秒 | ポングリの日常
同じバスケのチームに「カッパちゃん」と呼ばれるモノノケがいる。

懸命なブログ読者ならたまに、文の最後に「カッパちゃん」の文字があるのを覚
えているだろう。
彼は優秀なPONG屋ぶろぐの読者で、僕の誕生日なんかをブログで見てお祝い
の言葉をくれるような男。

数年前、僕が関西交際空港からタイランドに一人で旅立つ際、金属探知機を過ぎ
た瞬間、肩を叩かれ「どこ行くん?」と声をかけてきた。

ビックリした。

やはりモノノケの類である。

最近仕事で妖怪やモノノケの絵を描かなければ行けないので水木しげる先生の本
で勉強中。
(モノノケと妖怪の違いがイマイチ分からない。)

一説によると、その昔、日本列島の先住系の民族の事を朝廷側が殺される側の事を指したんじゃないかと言われているらしいです。

例えば、アイヌの事を鬼と言ったり。

水の民を河童。山の民を大入道。

そう考えたら面白いし、アメリカ人に発見された時、未確認の人を食べる怪物だと
恐れられ、無差別に殺害されていたと言う「ゴリラ」もモノノケの一種のように捉える事が出来る。

モノノケや妖怪は創作されるものじゃないと言う絵描きが昔いたらしいが、あえてぼくは、「PONGモノノケ辞典」みたいな物を描きたいと思った。

当初の設定ではポングは「ゴリラの妖精」と創作したキャラクターだったが、実はゴリラのモノノケだったのかもしれない。

ああ、どうでもいい事に魂を注ぐって気持ちいい。おもしろい。