憔悴報告

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魔王トルネコ

2005年12月29日 | ゲーム
ロープレで一番分かりやすいボスキャラというのは武器商人なんじゃないか。
こないだ『ロード・オブ・ウォー』を観てそう思った。
最近ゲームをあまりやっていないので最新のゲーム事情には疎いが、それでもロープレにおけるボスキャラの創作というのは相当に難しいんじゃないかと。
だってそいつを倒すべき正当な理由がないと根本から破綻しちゃうんだもの。

個人的に、ロープレというジャンル自体がけっこう危機に立たされていると感じるのは気のせいだろうか?
その証拠に、現在ロープレという札のついたゲームのほとんどは、ロープレというより育成ゲームになってしまっているではないか。
いや、別に調査したわけじゃなく、過去の経験と断片的情報によるカンだから偉そうなことは言えないんだけど。

危機に立っているロープレを立て直す(必要があるかどうかは知りませんが)には、とりあえず説得力のある物語が必要で、でロープレというジャンルが「ボスを倒す」という最終目的から逃れられないとしたら、もうボスは武器商人が最適だ。
ていうかそれしかない。
世界に混乱をもたらす元凶との最終決戦。
想像するだけで燃えてくる。
いや、なんかもうすべてのロープレは打倒トルネコを目指すべきなんじゃないかとすら思えてきた。
倒すべきは武器商人というテーマは魅力的過ぎる。
しかもこいつと戦う方法は、こいつが振りかざしている武器という道具でしかありえない。
あまりにも不条理で、不条理であるがゆえに燃えるという完璧な図式。
サイコーだと思うんですけど。

ついでだから言っとくと、最近のロープレでよくある「やり込み要素」を売りにしているもの、ああいうのは邪道だからいいかげん止めた方がいいと思う。
プレイ時間が長ければいいっていうのはあらゆる意味で最悪
ホントに。

業務報告
●久しぶりに『フェノミナ』を観たら、あからさまに猿と虫と女の映画であり、あまりにも『キング・コング』とアイテムがかぶっているのでびびった。
『フェノミナ』と『キング・コング』の対称性を真剣に考えたら、なんだかヤバイとこに行き着くような気がするのは気のせいでしょうか。
●パソコンで「きむじょんいる」を変換したら一発で「金正日」と出ました。
●私生活は年末感ゼロなのに、仕事は年末感しかないという現実。


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