印度嫁入り日記

徒然なるままに日々をレポートします

諦めない女

2023-12-18 | デリーでの日々2023
ピンポーンと呼び鈴
ドアを開けると見知らぬインド人女性。

昨日会った
お友達のお宅のメイドさんやったかなぁ?

と思って一応話を聞いてみることにしたけど

お友達のメイドさんではなさそうなので
帰ってもらうモード

「ヒンディー語ワカラン」
「知ラン」 
「要ラン」

否定の3段活用で撃退。

しばらくしてまたピンポーン
宅配かと思って開けたら

また同じ人が来て
「ヒンディー語書いたら分かります??」と
聞いてきた。

ヒンディー語話せない人が
読めることってある????

無理くない?

結局何の用事か聞いたら

「お掃除とかお料理とかー」と
言うてきた。

要はお仕事をしたいという売り込み。


ヒンディー語わからん攻撃で
諦めて帰る人が多い中
どうしたらコミュケーションとれるのか
考えて戻ってきたのは評価しよう。

新しく引っ越して来た人の家は
団地内で働いているメイドさんたちの間で
噂され
仕事を取りにたくさんの人が面接に来ることは
団地内ではよくあることだ。

ただ我が家は
もう5年目なんだよね〜。

新しく引っ越して来たのは
うちのお向かいさんなんだわ。

諦めの悪いうっかりさんだったようだ。

残念〜



お掃除さんやお料理さんを雇うのは
団地内ではごく一般的。

日本と比べて
砂埃で汚れやすかったり
お惣菜など手軽で便利なものが少ない中
助かることも多いけど

逆に
無断欠勤やら
賃上げ交渉やら
長期休暇申請やら
給料の前払い交渉やら
治療費負担やら
雇用主としての
めんどくさいマネジメント業務が発生する。

その他にも
口答えとかサボりぐせとか、 
態度が悪いとか
盗難などが発生しないように
ナメられないような
マネジメント力が必要になる。

お金を払ってまで
赤の他人の貧困層の人を
家に入れて働かせるリスクと労力の
割に合うのか

マダムの力量とニーズ
メイドさんの質と予算によるとは思うけど
メイドさんがいるから
マダムがみんな楽してるという訳でもないんだよね。

ということで
我が家はコロナ以降、再雇用なし。
ストレス負荷のないお料理さんだけ
来てもらってます。











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