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広島に『ブースカ』出現

2006-11-23 14:26:37 | だいありー
さて、牡蠣の日イベントが終了。

まだ昼過ぎです。

解散するには早いです。


て事で、『ブースカ展』に行きました。



『ブースカ』と言っても、ウルト○マンに出てくる人気の怪獣じゃありません。

えぇ、俺『ウルトラ○ンマニア』じゃないです。



では、何かとたずねたら

ブースカ = 広島在住のイラストレーターさんなのです。



とある地元ローカル番組で知りました。

中国新聞ではコラムもされてるそうです。



そのブースカさんが、広島のセレブ達が住む
アーバンビューグランドタワー、そこに隣接するフリースペース
『ギャラリーG』で個展を出すんだそうです。



て事で、『ブースカ個展』へゴー。


とは言いつつ、俺それほど『アート大好き人間』という訳じゃありません。

美術館なんかも滅多に行かないし。



じゃあ、そんな俺が、なぜわざわざ個展まで行く気になったかと言うと
イラストのタッチが良いというのはもちろん、
その他にも、一風変わったイラストを描かれてるのです。


と言うのも、個人依頼のイラストも受け付けてます。



例えば、




こんな昔のモノクロ写真。


これを元にトレースして、依頼者にどんな色だったかを確認。


そこにイメージを膨らまして





こんなポップなカラーイラストに仕上げてくれるのです。




依頼者にしてみれば、昔の記憶が、こんな斬新なイラストになって
鮮明に生き返って来る訳です。


そんなスタイルがとてもいいなぁ、と思いまして。




イラストは他にも





左から、右へ。



家族の思い出ですね。


とてもいいです。

ほのぼのします。





はたまた、家族で旅行に行くと、誰かがカメラマンにならないといけない。

=(イコール)家族全員が揃った写真がない。



そこで、






何枚かのスナップ写真を組み合わせて






家族一緒のイラストを描いてくれたり。




そんな注文まで、受けてくれるのです。


そこがイラストのいい所ですよね。

臨機応変に対応できるというか。



これが合成写真だと、

『偽造』て感じがしますもんね(汗)



でも、イラストだと、『記念』的な想いまで出来てきます。




いやぁ、いいですね。



イラストは他にもいろいろありました。


ブースカさん自身の、子供の頃の写真とか(兄弟で写った)。

これがまたいい。


元の写真に、基本的に忠実にイラスト化してます。

ですが、ちょっとした『工夫』がありまして。



元の写真では、ご兄弟のそばに、TVがありました。


そこで、イラストでは、TVの画面

写真を撮ってるご両親の姿が、反射して映ってるのです。




家族のあったかみが感じられるイラストです。


これもイラストならではの『工夫』ですよね。





いや~、どれもいいなぁ~。


と思ってギャラリーをウロウロしていると

声をかけてきた御仁が。



「いかがですか?(イラスト)」



ブースカさん本人です。(汗)





確かに個展ですから、本人がいるのは当たり前。



でも、こういう個展って、初めて来たんですけど

主催してる本人から声かけられるとは思いませんでした。(汗)




もう、俺の中では、ブースカさんはTVにも出た事ある有名人。


そんな人がいきなり声かけられたんですもの。




俺、ちょっと軽いパニックです。(汗)



「あぁ、どれもすごい、いいですよねぇ!とても味があって!(冷汗)」


「ありがとうございます。こちらへは何で知ったんですか?」


「あぁ!ニュースで見て!(冷汗)

 いやぁ~、どのイラストも、

 元の写真がすごくいい感じになってていいですねぇ!(冷汗)」







ダメだ。。。


感想の内容が『小学生レベル』です。



テンパッてるの、まる出しです。(涙)




違う!!

俺の心の中ではもっとはじけ出すようなエナジーがあふれているんだ!!(涙)





芸能人に出会った時のような変な緊張感しか出ませんでした。





あぶない、あぶない。



もうちょっとで『サイン』をおねだりする所だった。。。(頼んでもいいかもしれんけど)




しかし、もっと心の準備をしていたら、製作秘話とか
他のエピソードとか聞けたかもなぁ。



残念。。。。



会話が終わった後、


ちょっとヘコんでました、俺(涙)





とは言いつつ、ちょっとした『話し』が聞けて良かったです。




と言うのは、『喪中ハガキ』の事。




展示の中に、喪中ハガキがあったんですよ。

イラスト付きの。




実はこれは、ブースカさんの奥さんからのご依頼で。


奥さんのお父さんが、他界された時のものだったそうです。




喪中ハガキって、どれもモノクロで味気ないものですよね。



奥さんによると、人が一人亡くなったのに、

そんな味気ないハガキでお知らせしたくない、と。




確かにそうですよね。

ただの文字だけだと、『業務的』な感じがします。



でも、これが『写真』だと、生々しい。



そこで、イラスト




故人と面識があった人だと、

故人のイラストを見ながらいろいろ思い出してくれそうです。




あったかみも出てて、いいなぁと思いました。






いや~、それにしても、どのイラストもポップでほのぼのしてて、いい感じです。



こんなイラストレーターさんが広島にもいるんですね。



なんだかそれだけで嬉しくなってしまいました。


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