タウン情報誌で見つけたんですが、
主に写真をやってる人たち(一般人)が、
空間を使ってアートしてるそうです。
『芸術の秋』ですねぇ。
はい、ヒマなんで行ってみました。
その名も
『バームクーヘン展』。なぜ『バームクーヘン』なのかは聞かない方向で。
てな訳で、会場となる旧日銀(広島支店)へゴー。
入ってみるや、ちょいと解説を受けます。
旧日銀の、使われていない部屋を使っているそうです。
日銀内を回るのに、
こんなオレンジ色の紐があります。
この紐に沿って、進んでください、と。
そして、
こんな風に紐がまとまってる所に、展示があるそうです。
おぉ、なかなかおもしろい試みだ。
これなら広い日銀内でも迷わず進めます。
てな訳で、さっそく『空間アート鑑賞』。
ただの写真展ではなく、空間も使ってアートしているというのが
おもしろい企画ではあったんですが。。。。
サランラップの中に写真があります。う、う~ん。
これが『空間アート』かぁ。。。(汗)
写真自体は。。。。特に意味もないスナップ写真でした。
次の部屋に行ってみると
白い紙には何も描かれていません。
パンフレットを見てみると、
この企画の
期間中に、徐々に描いていくそうです。
はぁはぁ、絵を描いている人も含めた『空間アート』なのですね。
でも、人いないじゃん(汗)てゆーか、
描く前だから、どんな絵かも分からんじゃん。その他、
真っ暗い地下室があったんですが、
鏡にイラストが描かれていたり。
こえーよ(汗)その他にもいろいろあったんですが。。。。
う~~~ん。
なんだかよく分かんねぇなぁ。『これがアートというものだ』と言われればそれまでですが。
写真も空間も、
よく意図が分かりませんでした(汗)
なんだかなぁ。
と思いながら回っていたんですが、
アートよりもある意味
興味深いものが。
金庫だ(汗)そう、ここは旧日銀。
原爆によって今は銀行としては機能していません。
普段は見れない金庫なんかも、見学できるようになってます。
ちなみにさっきの金庫は、日本軍の資金が収められていたそうです。
また、建物自体、古くて貫禄があります。
普段から見学用に、戦前・戦後の写真とかを展示してます。
原爆投下直後の平和公園周辺とか。
いや~、これは
旧日銀見学の方がおもしろいぞ。(主催者に失礼)
と、思っていたんですが
中にはおもしろいと思えるアートも。
広い部屋に、
写真パネルが吊り下げられてるんですが、
それが高さ、奥行き、写真の大きさが微妙に異なっていて
なんとも言えない不思議な空間でした。
写真も、何気ない風景写真なんですが、
アングルやトリミングが凝っていて
不思議と惹きつけられる写真ばかりでした。
かと思えば、
階段を使って写真を見せていたり。
百貨店なんかでよく使われている手法ですが、
写真に使うとは、いいアイディアですね。
坂の高低が、階段の段差で見事に表現されています。
なかなかやるじゃないか、バームクーヘン展。
まぁ、やはり人によるんでしょうね。
(つづく)