今日は訓練校のクラスの人たちと「お別れ会」。
15人ぐらい集まりました。
別れを惜しむがごとく飲みます。
しかしまさか。。。。
この楽し、名残惜しいお別れ会が。。。
あんな「ドロ試合」になると誰が予想できたでしょう。。。
今思えば兆候はありました。
それは一次会の時。
15人、仲間内で和気あいあいと飲んでる最中。
りょうとは離れた所で飲んでいたはずのSさん(40歳、二児のパパ)が
りょうの横に来ました。
Sさんはりょうと同じ班で、班の「まとめ役」といった感じ。
すごく気が利く柔らかい人。
礼儀正しく、まとめるのがうまくて、りょうも尊敬しています。
我がクラスの中でも大変信頼されている人です。
そのSさんがりょうの横に来て、一言。
「助けてやぁ~(涙)」
「ど、どしたんすか??(汗)」
「Hさん、絶好調・・・(涙)」
「あ、やっぱり(涙)」
りょう・Sさんと同じ班で、Hさん(45歳、男性)て方がいまして。
普段からちょっと「絡みづらい」人でして。
要は、「空気の読めない人」。
「グループ学習」とかになると人の意見の批判ばかり。
さらに飲みの席になると、絡む、絡む(涙)
飲みの席では批判はしないんですが(たまにするけど)
場の空気も読まず、言いたい放題。
自然と避けられる人なのです。
それが今回は
「絶好調」(Sさん談)
か、関わりたくねぇ~・・・(涙)
Sさんはすっごく人のいい方で、一人でHさんを相手してるのです。
ゴメンなさい、Sさん。。。。
でも俺も、もう一人の「空気の読めない」S.Hさんを相手してるんです(涙)
説明しますと、S.Hさんは「マシンガントーク」を武器にする「空気の読めない人」。
つまり人の話しを聞かず、
聞き取るのがやっとの早口でしゃべるだけしゃべって
自己完結する人なんです。
しかもそれを「自覚している」からタチが悪い(涙)
自覚してるなら直す努力をしようよ(涙)
そしてすごいですよ。
このS.Hさんも同じ班なんです(涙)
グループ学習の時なんか、
よくSさん、りょう、Nさん(同じ班の人)で嘆いていました。
「まとまらねぇ。。。(涙)」と。
よく半年もったな、この班で。。。と思います。
そして一次会が終わり、二次会のボーリングへ。
ここからがりょうの「悪夢」の始まりです。
「絡み酒」Hさんのターゲットになっちゃいました(涙)
事あるごとにりょうの所に来て、絡む、絡む。
しかも同じ内容を、ずーーーーーーっと(涙)
いや、「批判・批難」とかじゃないからまだいいんですが、
ボーリングの間中、「ターゲットオン」です。
さりげなく他の人に話しを振ろうもんなら
「ええから、聞けやぁ~~~えwstrdytfvygbくh」
もう、助けて。。。(涙)
話しをそらそうとしても、
りょうの服の衿をつかんで引っ張り、無理やりありがた~いお話しを。
いやぁ、いつにも増して「絶好調」(涙)
Hさん「暴走モード」ですよ。
二次会もやっと終わり、やっと「悪夢」から開放されるかと思いきや。。。
三次会、突入。
いやぁぁあああ(涙)
もう、帰らせて(涙)
三次会はカラオケ。
Hさん、絶好調です。
絶好調で、歌ってます。
何の歌か、歌手すら知りません。
やはり年代が違うからでしょう。
けっこーカラオケ好きのようです。
マイク持って離しません。
でもまさか。。。
爆風スランプの「ランナー」歌うとは思いませんでした。
まぁギリ「若者」の頃の歌だったんでしょう。
さて、カラオケ歌ってると、のどが渇いてきます。
すると飲み物が欲しくなるわけで。
「飲み放題にするか、否か」という話しになりまして。
りょうがフロントまで行って、確認しました。
すると「飲み放題のメニュー表」をもらいました。
飲み放題にもコースがあって、酒の種類もコースによって限られる。
それに応じて、値段も変わってくる。
まぁ皆さん一次会でだいぶ飲んでたんで、
「各自オーダーでいいだろう」という話しに。
「じゃあ、その旨カウンターまで伝えてきます」
と、席を立とうとすると、
服をつかまれます(涙)
「飲み放題にすりゃぁええじゃないか」
「いや、僕に言われても・・・」
「ホレ」(5千円)
「いや、だから今皆の総意で決まったじゃないですか。
皆さんを説得してくださいよ」
なかば振り払うように部屋を出ました(涙)
Hさんはまだまだ飲みたいようです。
でもその場にいた全員「もう飲ませたらダメだ」みたいなムードです。
まぁ楽しく飲めるんならいいんですけどねぇ。。。(涙)
カウンターにメニュー表を返し、部屋に戻ろうかとすると(ホントは戻りたくない)
2階でHさん、発見。
2階にはドリンクのカウンターがありまして。
そうです。
Hさん、ドリンクカウンターで直に酒をオーダー。
やめてぇ~(涙)
それ以上、飲ませると「スーパーサ○ヤ人」になっちゃうよ!!(涙)
誰も止められなくなるよぉ~(もう既に誰も止められない)
部屋に戻ろうとすると、Sさん発見。
Hさんの悪行三昧に、話しに花が咲きます(咲くのかよ)
どうやらSさん、明日仕事らしいのです。
りょうも限界寸前。彼女のアパートに入れてもらえる門限寸前です。
そこで
「・・・・抜けちゃいましょうか?」
「抜け忍作戦」です。
まだカバンは部屋の中。
Hさんも部屋に戻っちゃいました。
二人いっぺんに抜けると目立ちます。
Sさんとアイコンタクトでチャンスをうかがいます。
部屋内はほどよく盛り上がってます。
そして次の曲が流れ始めました。
倖田來未「キューティハニー」
この曲をなんと、我がクラスでも物静かな印象のYさん(一児のパパ、35歳)が歌います。
りょうとは面識があまりなかっただけで、もともとノリのいい人だったのでしょう。
「ハニ~~~フラッシュ!!!」(振り付き)
部屋内のテンションは最高潮!
Yさん、振り付きで踊ります、歌います!
そこで「オーラ」を消したSさんが、さりげなさ度100%で部屋を脱出!!
「抜け忍」成功です!!!
あまりの仕事の良さに、りょうは絶句。
Yさんの歌よりも、Sさんの「抜け具合」に拍手を送りたい。
すごいよ、Sさん。
ホントに「忍(しのび)」になれるよ。
そして1分とたたず、りょうの携帯が鳴ります。
「着信 Sさん」
キターーッ!!
Sさんならやってくれると思ってました!!
「電話を口実に抜け出せ作戦」 カラオケ飲み会Version
いまだハイテンションな室内。
バッグを手に取ります。
おねがい~♪おねがい~♪ 振り向かないで~♪ Hさん(涙)
脱出、成功!!
Sさんと顔を合わせ、『やったな、俺たち。。』と達成感に近いアイコンタクト。
足早にカラオケ屋を出ます。
するとそこで、我がクラスの「宴会部長」Mくんと遭遇。
二次会のボーリングが終わって早めに帰る、という方を送ってたのです。
「どうしたんすか??」
「帰る・・・」
ゴメンよ、Mくん。
もう限界だよ(涙)
カラオケ代をMくんに払って、カラオケ屋を後にします。
いやぁ、最後の最後で「忘れられない飲み会」になりました。
もう、「最初で最後」にして欲しいです(涙)
やるならHさん抜きでやろうね。
後日談。
Mくんの話しによると、カラオケが終わるにつれて続々と「抜け忍」登場。
Hさんのテンションは「頂点」を超え、カラオケ室内のソファで泥酔状態。
豪快に寝てたそうです。
カラオケが終わり、放っておく訳にもいかないので
「キューティハニー」YさんとMくんで送ることに。
Hさんの家は市内から遠いので、市内のホテルを取っていたようです。
「ホテルどこですか?」
「う~ん・・・○○○」
Yさん、Mくんで肩を貸して、強制連行(訂正:送り出し)。
ホテルに着きます。
フロントに掛け合ってみると。
「う~ん、予約は入ってないですねぇ」
Mくん『マジかよっ!?』
「市内でホテル取るとしたら、この中のどれかですね」
市内のホテルの一覧表を渡されます。
Mくん、一件一件に電話をかけます。
「すいません、Hという名前で今日予約取ってませんか?」
その間、Hさん泥酔で熟睡。
しかし該当するホテルは一つもなく、
仕方ないので宿泊に空きのあるホテルまで行ってみる事に。
そしてホテルを出る瞬間。
「悪夢」が始まります。
「おぐaqw/lrofjあw:ぐぼぉ」
Hさん、リバース(涙)
Mくんによると「歩きゲ○」だったそうです。
M「大丈夫すか??」
Mくんが顔をうかがった瞬間。
「おぐaqw/lrofjあw:ぐぼぉ」
再びリバース(涙)
Mくん、服がゲ○まみれに。
M「ああぁーーーー!!!」
Mくんが服を拭いている間、Hさんは花壇で横になって寝てたそうです。
Mくんは殺意を抑えながら、Yさんと一緒にHさんを連行。
ホテルに付いて、チェックイン。
部屋に置いて帰ったそうです。
Mくんが帰宅したのは深夜4時半。(早朝?)
いやぁ、Hさん、「伝説の男」になりました。
途中で抜けてごめんよ、Mくん。
でも後日談、おもしろかったです(涙)
カラオケの翌々日、HさんからMくんに「ごめん電話」があったそうで。
「ごめんなぁ~。覚えてないんよぉ~」と。
あれだけの事があったのに覚えてないとは(笑)
以下、Mくんからりょうへのメールより抜粋。
「いや、まじハンパじゃねぇ~よ(怒)と思いながら『大丈夫すよ♪』と言った自分に今、乾杯してます」
アンタ「漢(おとこ)」だ。