僕にもクリスマスが・・・

ようやく僕にもクリスマスがやってきたような気分。

もしも毎日がクリスマスだったら・・・。

春陽座<瞼の母・かずMAX> 20150826

2015-09-13 16:32:27 | 残しておきたいもの

まずは、顔見世ショーからかずMAXの写真を貼ります。














演目:瞼の母


番場忠太郎:かずま座長
水熊の女将:真緒さん
女将の娘:かなさん
女将の朋輩の夜鷹:新吾先生
水熊の用心棒:心座長
水熊の番頭:まことさん

忠太郎は、五歳の頃に母親と別れ、十二歳の頃に父親とも死に別れる。
天涯孤独の身の上。やくざ稼業をしながら、母親探しの旅に出る。
ある日、母親と同年輩の夜鷹が、ひどい目に遭っている所に通りかかる。
見過ごすわけにはいかない。
夜鷹を介抱し、酒をご馳走てやる。
その夜鷹の話を聞くうち、もしかすると料亭水熊の女将が母親ではないかと思う
忠太郎。
とにかく話をしてみようと、水熊の門をたたく。
門前払いにあうが、ねばって女将と面会がかなう。
女将と話すうちこの人が自分の母親であると確信する。
ようやく巡り会えたと喜ぶ忠太郎だが、それもつかの間
母親は、忠太郎を息子だと認めようとはしない。
よしんば、息子だとしてなんでやくざなんかになって会いに来るのかと女将に言われ、
幼い子がたった一人生きていくのにどうやって生きてゆくのか、
それをやくざなんかになってとはどういうことかと憤慨する忠太郎。
あまりにも冷たい母親に愛想をつかして出ていく忠太郎。

そこへ、娘がかえってくる。玄関で忠太郎とぶつかり荷物を拾ってもらう娘。
母親の様子が変なのと、今で出くわした人を見比べ、自分の兄ではないかと問う娘。
そうだと言う母親、世間体や娘のことを考えて親子名乗りをしなかったと母。
いつも母から聞かされていた兄さんと三人一緒に暮らしたいという娘。
喜ぶ母。二人で忠太郎を探しに行こうと。

忠太郎をただのやくざと思った番頭は気を利かせ、水熊の用心棒に後を追わせる。
刺客に追われ、なぜ自分を狙うのかと問うと、水熊の女将に頼まれたという用心棒。
この上なく悲しく、悔しい忠太郎。
忠太郎が用心棒を仕留めたところに、母親と娘が自分を探しにやってくる。
あわてて物陰に隠れる忠太郎。一刻を争うので、母親の草履が脱げたのもいとわずそのまま行ってしまう母娘。
その様子を陰から見ていた忠太郎。

両の瞼を合わせてみると、優しい母親にいつでも会える、自分にはただそれだけでいいと・・・。
果たして結末は~     


以前、新吾先生の瞼の母を観た時には、こんなくだりだったかな?
劇団によって、親子が会えたりとか、色んな最後になると言うのを聞いたのだが、、
今回は忠太郎が特に人情味溢れているように思った。
やはり、役者さんによって演じ方は色々ということだろうか。
可哀想というより、心温かくなる瞼の母であった。

かずMAX いつもは仕事の為観ることはできないのだが、大体の予想をして休みを入れておいたら
ビンゴ!(笑)
奇跡的に観ることができた。
前から二列目が好きなのだが、夜の部は二列目がとれない。流石、かずMAX。
仕方なく、一列目に。緊張、人生二度目の最前列。
しかし、いいのです一列目が!激しい舞踊で息が上がっている役者さんや、鼓動までも伝わってくる
ようだった。 いつも最前列で観ておられるご贔屓さんに思わず「一列目もいいですね!」と言ってしまった。
「これから病みつきになるかもよ~」と返された。正にその通り。(笑)

送り出しで、心座長に「どんなに激しい踊りでも心座長は息が乱れないんですね。心座長の協力体制凄いです。」
と言ったら、「体力はある方です。自分だけではなくて春陽座全員で頑張ってます。」という答えが返ってきた。
これだから、春陽座ファンはやめられない。



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