僕にもクリスマスが・・・

ようやく僕にもクリスマスがやってきたような気分。

もしも毎日がクリスマスだったら・・・。

澤村かずま座長 ゲスト出演 新生真芸座 @京橋羅い舞座 20170413

2017-04-14 18:57:45 | 残しておきたいもの




演目:三代の盃

仁侠もの。主人公の長吉(かずま座長)は組の為刑務所にはいっていた。
出所後、組に挨拶に行く前に実家に立ち寄る。
父は死に、病床の母と妹に事情を聞く。
自分は組の為刑務所に入るが、後の家族の面倒は必ず見てくれるという親分との約束。
全くのでたらめであった。怒る長吉。
「親分に挨拶に行ってくる」と家を出る。
「お前だけが頼りなんだから、くれぐれも無茶はしないでおくれ」
という母の言葉を背中に。
以前の組は今では須崎商事という名になり、組長(哀川座長)は社長という名になっていた。
時代の移り変わり。
弟分にもバカにされる始末。
組長との話し合い、話が違うという長吉。
いろいろと会社が大変な時期だったため、長吉の家族のことは頭になかったと組長。
出所後に組長の娘と結婚させ組の後を継がせるという約束も守られなかった。
「小遣いをやるから遊びに行ってこい」という組長の財布を突き返す長吉。
「自分に刃向かうとは何事か」と怒る組長。破門、絶縁を言い渡される。
四面楚歌。組を追い出された長吉のとった行動とは・・・


主人公、長吉の悔しさ哀れさがひしひしと伝わってくる。
破門、絶縁を言い渡され、組を追われて考える
長吉の煙草を燻らせるシーンは本当に胸を打つ。
「我は木偶なり、使われて踊るなり」という台詞は心に沁みた。

送り出しで、かずま座長に煙草のシーンの感想をぽつり。
大袈裟にするか何気なく喫うか迷って、何気なくのほうを選んだとのこと。
何気なくだったからより一層哀愁を感じたと私。

以前にも新吾先生オリジナルの”竜二”というお芝居で、
煙草を喫われるシーンがあった。これも素晴らしかった。
かずま座長の煙草のシーンに哀愁とダンディズムを感じるのは
私だけではありません!
三代の盃は、 座長も大好きなお芝居だとか。
本当に素晴らしいお芝居を魅せていただき、ありがとうございました。





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