僕にもクリスマスが・・・

ようやく僕にもクリスマスがやってきたような気分。

もしも毎日がクリスマスだったら・・・。

小林劇団 @梅田呉服座

2014-06-22 15:16:54 | 日記

初めてみる小林劇団、直球勝負。
真剣なお芝居、お上手です。
真座長の芝居の上手さに圧倒された。
それに、初代座長の怖い親分の芝居があまりにも真に迫って
恐ろしかった!下駄を脱ぐという行為だけで、こんなにも
怒りを表現できるものかと感心した。
劇団員は本当に少ないようだが、一生懸命、心をこめて
演じていられるのがよくわかった。

ラストショーのアジアの海賊、呉服座の舞台の下から
出てこられて、びっくりした。

送り出しで真座長にそのことを話したら、
「ただただ、楽しんでいただこうと色々考えてます」とのこと。

本拠地は広島だそうだ。
この劇団も素敵だな~と思った。
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小林劇団 @梅田呉服座 20140620

2014-06-22 14:03:50 | 残しておきたいもの
 演目:三浦屋孫次郎

 ストーリー:ヤクザ同士の抗争劇
       7年前に恩を受けたことのある親分と       
       今現在世話になっている親分の仲が悪い、
       むしろ敵対視している。
       現在世話になっている親分に呼びつけられ、
       7年前に恩を受けた親分の首を取ってこいと命じられる
       恩をとるか義理をとるか、苦悩の末、義理をとる孫次郎。
       というのは、孫次郎には病弱の母と目の悪い妹がいる。
       誰のおかげで、今の生活が成り立っているのかと問われれば、
       今世話になっている親分の言うことを聞かないわけにはいかない。
       恩を受けた親分を闇討ちせよと。
       その話を受けたものの、7年前の旅の途中に病弱な母と妹を
       助けてくれたやさしい親分を切ることはできない。
       そこで、闇討ち現場の孫次郎は優しい親分にわざと切られようとする。
       そうこうするうち、見届け人が後ろから優しい親分を切ってしまう。
       怒った孫次郎は、見届け人を切って追い返す。
       虫の息の優しい親分は、孫次郎だとわかると咎めもせず、お母さんは
       元気か?と問うくらい心に余裕のある人物。
       その親分が、「自分はもう駄目だお前の手で首を落としてくれ、
       そして、今の親分のところへ持っていき、義理を果たしたなら
       その首を、一家の元へ届けてはくれないか」と頼む。
       嫌がる孫次郎だが、たっての頼みと考えなおし首を落とす。
       その首を今の親分の元へ、義理は果たした。
       しかし、その首に痰を吐きかける情けない親分。
       人間として、あってはならない行為をした親分にあいそをつかす
       孫次郎。別れを告げ、その首を貰い受け優しい親分の葬儀に
       持っていく。
       門前払いされるところ、礼儀を尽くす孫次郎の態度に、優しい親分
       の身内の態度も次第に軟化する。親分闇討ちの際、母は自殺、妹は
       母のもとに行きたいと言ったので手にかけた。
       事の顛末を聞かされたおかみさんが、「よくぞ首を届けてくれた」
       といい、その傍らで、息をひきとる孫次郎。
       実は、着物で隠れてはいたが割腹自殺を図っていた。
       おかみさん「約束通り、お母さんと妹さんは必ず弔って
       やるからね」という悲しい話。
       
       
      
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