台湾国際放送の運営母体・中央放送局の主催により毎年行われてきた、中国語・台湾語のスピーチコンテストの第6回大会が8日に開幕しました。
台湾在住外国人を大賞としたこのコンテスト、今年も世界41カ国から170人を超すエントリーがあり、子供から大人まで実に幅広い参加者が顔をそろえました。
今年のスピーチテーマは、「地球を救う大作戦」。地球規模での環境問題に関心が集まっている今、中央放送局でも今年を「環境保護促進年」としています。
8日に行われた予選では、外国人の視点から見た台湾の環境保護に対する意見や評価、また世界各国のエコへの取り組みなどが紹介され、非常に意義深い大会となりました。
予選参加者は、3分間の制限時間内に、中国語か台湾語で、自分の思いを表現します。メモや原稿を見てはいけませんが、小道具などのグッズ使用はOK。
文法や発音などの基本要素以外に、自分の意見をきちんと伝えられているか、内容構成や論旨、オリジナリティーやパフォーマンス能力などが、厳しくチェックされます。
台湾の大学院で勉強中というポーランド出身のアンナさん
ずば抜けた語学力に加え、
歌やダンスを取り混ぜた高いパフォーマンスで注目を浴びた
台湾でアーティストとして活動中のトルコ出身・カロヴァさん
体中にゴミをぶら下げ、
「重い、臭い、苦しい!地球はもっと苦しんでる!」と
こちらはドイツとナイジェリアの留学生コンビ
ゴミ袋で作った服をまとい、コント風にスピーチ
日本勢だって負けていません
台湾で教師をしている有松さん、
「マイお箸を持ち歩きましょう、使わない時は髪飾りにできます」
と実演して見せ大うけ
中央放送局の中国語番組・台湾語番組のパーソナリティーが審査を担当
耳を澄まし、厳しい目で全体をチェック
厳正な審査の結果、170人以上のエントリーの中から上位30組が、決勝進出を果たしました。
決勝戦は5月22日(土)午後1時から、台北県淡水にある淡水河濱公園のスケート場で行われます(MRT淡水線・淡水駅すぐそば)。
また今大会では、審査員以外からの一般投票も受け付けています。
決勝進出を決めた30組の予選スピーチの模様は、5月12日(月)以降ネット上で公開され、一般投票により1位に選ばれた参加者には別途、一般投票賞が授与されます。
みなさまもぜひ、日本から投票に参加してみてください!(華)
予選スピーチの模様はこちら
使用言語:中国語・英語
参加者の顔写真をクリックするとWMPで予選スピーチの模様を確認できます。
投票する場合は、顔写真上の丸ボタンを選択してから、画面下にある「請填寫個人資料」というタブをクリックしてください。
お名前、Eメールアドレス、お電話番号(ハイフンなし、半角)をご入力いただくと、投票完了となります。
決勝への切符を手にし喜ぶ参加者たち
どしどしご参加ください!
http://www.rti.com.tw/ajax/Activity2010Ajax/Foreigner2010Vote.aspx